社長=お金持ち? マッチングアプリで出会った社長たち!
今では独身女子の多くが利用するマッチングアプリ。あなたにとって必須条件は何かしら?
今回は“社長”限定にマッチングを行った2人のアラサー婚活女子を紹介!
「ケチくさい年商10億男」サキさん(仮名)31歳の婚活
大手マッチングアプリで活動中のOLサキさん。彼女の出会った年商10億男の社長。実は“1人お見合いパーティ”をするケチくさ男だった!
「“年商10億の会社をやっています”という自己紹介文にまんまと乗せられた1人です。このプロフィールを見れば必然的に高収入男だと思うじゃないですか。嘘か本当かやや謎でしたが、アプローチしてみました。
彼は女性会員から相当数の“いいね”をもらっていたので、私も負けじとメッセージを送信。すると意外にもすんなり『一度お茶でもしましょうか?』って返事が来たんです! これは千載一遇のチャンス! と思ってOKしました。
当日は打合せがあるということで新宿でざっくり4時あたりにというもの。次に来た彼からのメッセージは『駅前にあるコーヒーショップに入ってて!』というもの。早速入店してコーヒー一杯を注文。
すると写真よりずいぶん太っている彼似の男性がテーブルで女性と会話をしていたんです。違うよねぇ〜と思いつつ1人で待っていると『サキさん?』、例の彼似の男性が声を掛けてきました。それは正真正銘10億男!
すると悪びれることもなく『さっきの女の子もマッチングの子。俺時間あんまりないから順番にお茶してるんだよね』と言われました。この後もアプリで知り合った子とお茶の予定が入っていると話され、1人お見合いパーティーを開催中の模様。てっきりこれから食事に連れて行ってくれると思ったのにショック!
私は帰ろうかと思いましたが、年商10億男をじっくり観察してやろうという気持ちになってお茶をしました。色々と目につくところはありましたが、中でも最悪だったのが『それもう飲まない? もらっていい? のど渇いちゃって』と私の残ったコーヒーを催促したことでした。そういえばこの人何も飲んでない!
自分の分のコーヒー1杯も注文せず、アプリの女の子たちと会うなんて信じらなれない! そう無性に腹が立って、残りのコーヒーを彼の前で飲み干してやりました! こういうケチくさいことするから年商が高くても独り身なのなんでしょうね」(サキさん)
「不倫強要社長」ユウナさん(仮名)32歳の婚活
ルックスがめちゃくちゃタイプの男性をマッチングアプリで見つけたユウナさん。その上彼は社長ということもあり高収入も期待できそう。けれど蓋を開ければ不倫強要男だった!?
「最初は彼からのアプローチでメッセージのやり取りが始まりました。プロフィールの写真も私のストライクど真ん中だったし、趣味とかも合いそう。それに年齢も近いので結婚にも前向きなのかな? と思ってました。
何度かメッセージをして実際に会うと想像よりスタイルが良くってちょっぴりドキドキしたのを覚えています。その日は遅い時間からの食事で、少し酔ったこともあって彼はすぐタクシーを呼んでくれました。それがすっごくスマートでますます惹かれるじゃないですか。
ちょうどタクシーが都内の高級外資系ホテルが多いエリアを通っている最中に“ユウナちゃんはこのホテル行ったことがある? 今日空いていたら泊まろうか?”それは超高級外資系ホテルで、宿泊はもちろんレストランでも入ったことがないホテルでした。
初めてのデートだったし断らないと! と思いつつ、口から出た言葉が『泊まってみたい〜♡』でした(笑)。酔っていたこともあって、私はそのホテルに彼と一泊。翌朝ルームサービスを頼んで優雅に朝食♪ チェックアウトまでには出なくちゃ! と急ごうとしたら“時間を過ぎると思ったからもうフロントにレイトチェックアウトって連絡してあるよ”と。彼のスマートな言動に私はフォーリンラブw。
彼は、“今日は午後から仕事なんだよね”と言いながら帰る支度をしていたのですが、そのとき衝撃的なことを言われたんです。“夕方は娘を迎えに行くけどその後だったらまた会えるよ、どう?”と。
最初ポカーンでしたね。娘? ムスメ?…… 子供!!?? 既婚者!!!???
一気に目が覚めて彼に問いただすと『あれ? 言ってなかった? 結婚してるし娘も2人。でも俺と付き合ってくれるんだよね?』
聞いてない、聞いてない!! 不倫なんて絶対ダメ!! と、常々思っていた私はものすごくショックで何も言い返せませんでした。
“いいじゃん。バレることないって。絶対大丈夫だから!”と、根拠のないことを自信たっぷりにいう彼の隣で私は大慌てで身支度!
『許せない!』と、一言告げて私はホテルを後にしました。スマートで外見もタイプな社長さんですが、不倫はしたくありません」(ユウナさん)
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マッチングアプリでは細かいスペックを見ることができるかもしれませんが、その人の本質を見抜くには相当難しいかもしれませんね。実際に会ってわかる事、惹かれる部分に拒絶する部分。どうやら彼女たちにとって“社長”というスペックは拒絶ワードになったようです。
TOP画像/(c)Shutterstock.com
OLライター タケ子
恋愛コラムや指南書を読み漁り、婚活の糧にしているOLライター。スイーツや食にも興味あり♪
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