卓上でも邪魔にならない! サーモスの新商品「ステンレスポット」
ここ最近のリモートワーク中の飲みものといえば、あたたかいお茶をマグカップなどで飲むのがお決まり。でも飲み切ったらまたお湯を沸かし、茶葉を入れ替え、急須に注いで…… と繰り返す作業がとにかく面倒でした。
かといって冷たい飲みものでは体が冷えてしまうし、ステンレスポットは嵩張るから置きたくない。そのため面倒ながらも、飲み物を入れに何度もキッチンとデスクを行ったり来たり。
そんななか見つけたのが、サーモスから新たに登場したこちらのステンレスポット!
▲サーモス ステンレスポット(TTD-1000)/¥5,500
ステンレスポットといえば、取っ手付きのぽってりしたフォルムのものが一般的。だからこそ大容量で安定感もあるのだと思いますが、前述のとおりデスクに置きづらいところが難点。
でも、こちらのステンレスポットはとにかくスリム!
本体のサイズは、約幅10×奥行9.5×高さ29cm。胴部の外径は約8.5cm(※筆者調べ)でくびれがなくすっきり。さらにステンレスポットなら当然のように付いている取っ手まで省かれた、なんとも潔い設計! そのため正直、女性の手だと片手で持つのは少し難しいのも事実。でも無駄がない分、収納にも困りません。
パーツは、本体、お茶パック入れ、中せん本体、シールパッキン、フタ、フタパッキンのセット。
「お茶パック入れ」は見てのとおり目が粗いので、茶葉を直接入れる茶こしとして使うのではなく、あくまでお茶パックを入れて抽出するタイプ。
お茶パックを中せんに入れてフタを閉め、好みの濃さまで抽出できたら、お茶パックをお箸などで取り出します。
あとはフタを「OPEN」の矢印の方向に90°まわせばオーケー。
注ぎ口が出てくるので、本体を持ってお茶を注ぎます。
両側に注ぎ口が付いていて、どちらからでも注げるところもポイント。家族分のコップを並べて飲み物を入れたいときもスムーズ!
またスリムながら口が広いのでお湯を注ぎやすく、容量は1.0L。私は主に1人で使っていますが、朝入れて夜まで入れなおさないで済むか、または1回入れなおすだけで事足りています。
そしてやはり一番のポイントは、魔法びんのパイオニアとして名高いサーモスならではの高い保温力。
朝入れて6時間後くらいに「さすがに少しは冷めているだろう」と思って飲み、舌を火傷しそうになったことも! 大抵は冷めるのより飲み切るのが先なので、実際に何時間保温効果が持続しているのか不明だったり(笑)。そのくらい、本当に驚きの保温力です!
また保冷力も抜群で、冷たい飲みものでも結露で食卓がぬれないから一年を通して快適に使えます。氷を入れて急冷することも可能。一年中出しっぱなしにしておけるという点も地味にうれしい。収納スペースの削減になりますし。
ちなみにパッケージには、保温効力:69℃以上(10時間)/保冷効力:11℃以下(10時間)と記載されています。
カラーは、今回ご紹介した「ブロンズ」のほか「ステンレスブラック」と「ホワイト」の3種類。
個人的には、この木製の家具や白い壁と驚くほどマッチする「ブロンズ」がお気に入り。デスクやテーブルの上に常時置きっぱなしでも空間の雰囲気を台無しにしないどころか、さらにスタイリッシュな雰囲気にしてくれる気が!
パッキンはすべて取り外せて衛生面でも安心!
説明書にはそれぞれのパーツのお手入れ方法が丁寧に書かれています。
また口が広く底まで手が届くので洗いやすいのです! 水筒用の柄が長いブラシを使わなくて済むところもうれしい。
リモートワーク中はもちろん、一年を通して活躍しそう。
※価格は税込み表示です
※記事中の感想は筆者個人の感想です
文/川原莉奈