“マッチングアプリ生活”! オレさま自慢する男
コロナ禍の中の婚活、マッチングアプリライフ! 緊急事態宣言下だったこともあり、「会ってみたい!」と思える人とだけ、実際に会おうと決めていました。
そんな中今回会ったBさんは、元映画会社、元TV局勤務、今はあるイベント関連の仕事をしている(らしい)という、いわゆる業界の人。マッチング後のメッセージのやり取りのタイミングも内容も、まぁまぁ雰囲気も良く話もスムーズに進み実際に会うことにしたのですが…。
Bさん「どの辺りで会う? どの辺がいい??」
私「(あまり混雑してなさそうな)六本木のミッドタウンはいかがですか?」
Bさん「いいよ、ミッドタウンで。でもお店知らない…」
お店を探す気がないのか、どういう気なのかわかりませんが、この「お店知らない…」にはちょっとびっくり。気を取り直して食べたいものを聞いて私からお店を提案したところ、「いいよ、そこに行こう!」と言われました。
「おいおい、(お店は選んでくれたから)予約は僕がしておくよ」とか、そういう感覚もないのかな? と思いながらも私がピザの美味しいイタリアンの予約をしました。
実際に会ってみたら…
当日、約束の10分前に「少し遅れる」とLINEが。私は時間通りお店で待つことにしたのですが、10分経っても20分経っても来ない。さすがに心配になり、LINEしたところ、こんな内容が。
「今着いた」
「お店、どこ?」
「店の場所がわからない。今スタバの前」
謝りの言葉もなく、人任せな内容に腹がたちました。仕事でもプライベートでも、初めて会う相手に対してこの態度はありえないですよね? 結局30分も遅れて、Bさんがやってきました。焦った様子もなく、謝る気配もなく、全く何事もなかったように…。
これまでの私だったら、さっさと帰ってしまったかもしれません。が、マッチングアプリで出逢った人の中には、コミュニケーションが苦手な人も少なくないので、Bさんももしかすると悪気はないのかもしれないと思い直し、ランチをすることにしました。
ところが! ピザをオーダー後、まだまともにお互い挨拶もしていない&オーダーしたピザも来ていないのに、Bさんの怒涛のオレさま自慢が始まったのです。
元いた映画会社では、大きなイベントを任されて多額の利益を出して高い評価を受けた! とか、元いたTV局では事業で成功して役員になってくれと言われたけど断ったとか、ヘッドハンティングも多数あったけどね~とかなんとか。“オレってすごいでしょ”アピールが半端ない! 久しぶりにこういうオレさまに会いました…。
でもコレってすべて過去の栄光の話ですよね?
ところで今はどんなお仕事を? と聞くと、なんだか歯切れが悪い。こちらから質問をしないと全然答えない。盛り上がらない! さっきまでの勢いはどこへ?(笑)
推測するに、「すごーい」とか「かっこいいですね」と相槌を打ってもらえるので、女性にこの手の話をすれば、自分の凄さをアピールできると勘違いしているのかも。
話題を変え、私が今ハマっているゴルフの話を思い切ってふってみましたが、「ゴルフはもう飽きちゃって今はやってない!」とバッサリ。私が今ハマっている、と話しているのに。。
その後も、趣味やスポーツの話をふってみましたが全く続かず、結局また彼の仕事の自慢話に戻るという、まさに無限ループ!! 自分を知って欲しい欲求が強いのか、私が聞いてくれるからつい仕事の話で盛り上がっちゃった、なのかわかりませんが、どちらにしても最初からこの感じでは、そう長くは付き合えないな~と思いました。
結局、いかに自分が素晴らしい仕事をしてきたか、仕事ができる人間なのかを延々聞かされ、1時間半でギブアップ。もちろん過去の話も、彼の人となりを知るには重要なことかもしれませんが、できることなら今の話していて欲してかったな。。
Bさんと無事お別れしたあと、すぐにLINEがきました!
「俺のこと、タイプじゃなかったんでしょ? 会った瞬間にわかった」
そして続けざまに
「でも俺はタイプだったけどね!(笑)」
あまりにも自分本位なメッセージに仰天。(笑)って何!?
初対面で自分をどうやって伝えたら良いか
マッチングアプリは、ほぼ初対面の方と話をします。自分が魅力的であることを伝えなければ、相手が会いたいとも思ってくれないのかもしれませんが、あまりにも自分主体の話ばかりだといけないですね。そして、初対面で何を話すかも大事。できることなら、キラキラした未来を想像できる会話が嬉しいな。
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