マスク生活の今だから! 夏・冬それぞれで気になる肌状態の変化は?
花王のスキンケア研究所と生物科学研究所は、20代~70代の女性を対象に、夏と冬それぞれの季節において「マスクを着けていることで生じる肌状態の変化」について意識調査を実施。
肌状態の変化に対する意識項目を、肌が敏感になることで起きる変化「敏感関連」と、皮脂が原因で起こる変化「皮脂関連」の2つに分けて調査しています。
・敏感関連
「肌荒れ」「乾燥」「かゆみ」「がさつき」「肌が敏感になった」「赤み」「湿疹」「かぶれ」「ひりつき」
・皮脂関連
「吹き出物」「ニキビ」「べたつき・あぶらっぽさ」「毛穴の開き」「毛穴のつまり」「てかり」
半数以上の女性が季節を問わず肌状態の変化を意識
調査の結果、マスクを着けていることで肌状態の変化を感じていると回答した女性は、夏・冬とも半数以上にのぼっていることがわかりました。
具体的には、どのような肌の状態の変化を感じているのでしょうか?
夏と冬、どんな肌トラブルが気になる?
肌の状態の変化を感じていると回答した人に具体的にどのような変化を感じているかを回答してもらったところ、夏は、1位「吹き出物」2位「ニキビ」3位「肌荒れ」という結果に。
皮脂分泌量が最も多くなる夏だからこそ「べたつき・あぶらっぽさ」が気になったり、日焼けや暑さによるムレなどが影響する「かゆみ」「赤み」が気になる、「毛穴の開き」よりも「毛穴のつまり」が気になるという人が多く見られました。
その一方で、「乾燥」の順位も高く、エアコンや紫外線のダメージによって肌が乾燥してしまう人が多いということがわかります。
冬は、1位「吹き出物」2位「乾燥」3位「ニキビ」の順で多く、夏・冬ともに「吹き出物」が1位という結果になりました。
その後を見てみると、「がさつき」が気になるという人が夏よりも多く、また夏とは逆に「毛穴のつまり」よりも「毛穴の開き」がポイントを上げ、冬の乾燥による肌トラブルに悩まされている人が多いということがわかります。
また「部分日焼け」が夏よりも大幅に減ったことがわかります。しかし油断大敵! 冬でも紫外線は降り注いでいて、夏よりも気になる人が多いという「しわ」の原因の一つにもなります。
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夏と冬それぞれに特徴的な肌悩みはあれど、どちらの季節も吹き出物や乾燥など代表的なトラブルが気になる人が多く、美肌の大敵だと感じています。季節トラブルに合った化粧品に替えたり、マスクトラブルをケアする工夫をしながら、土台となる肌とより向き合う必要があるということがわかりましたね。
【マスク着用による肌状態の変化について意識を調査】
対象:週に1回以上マスクを着用する20代~70代女性990名(各年代180名ずつ、70代のみ90名)
手法:インターネット調査
期間:夏と冬で各5日間(夏:2020年8月27日~31日、冬:2021年2月24日~28日)
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