コロナ禍にLINEで愛を育む(始める)OK&NGのLINE
コロナ禍……。世の女性たちの恋愛模様にこんな影響が出ております。
会いたいけど、彼に会えない!(お互いの仕事が〜! 遠距離恋愛だし〜!)
関係が発展しない!!!!(両家挨拶無期限延期中)
あぁ、もうアラサーだからさっさと結婚決めたいのにッ!
バカバカしいと思われるかもしれないけど、結婚式ちゃんと挙げたいのよ!
今まで友達の幸せへの門出をさんざん祝ってきたのに……!
私だってウエディングドレス着て花びら撒かれながら、みんなから「おめでとう〜♡」って言われたいぃんだよぉぉ!!(鳴れよ! ウエディングベル!)。
なのに! なのに!
そもそも彼にあんまり会えないんですけど〜(泣)。
このイライラをLINEで彼に愚痴ってたら最近そっけないし……。
一体どうしたらいいの?!
こんにちは、恋愛コラムニストの神崎メリです。私のところには、女性たちから日々こういったご相談が寄せられています。
貴女は思うように会えない現状や関係が進展しないことへの不安を、彼にLINEでぶつけてしまってはいませんか? 会えないときこそ、2人の絆を深めるチャンスですよ! そのチャンスをLINEでぶち壊しにしてしまっていないか? お胸に手を当てて考えてみて欲しいのです!
◆男性の恋心が冷めてしまう地雷LINE
・「本当にコロナ禍だから会えないの?」と彼を疑う
・「寂しい」「早く会いたい」「毎日つまんない」などネガティブで重い言葉ばかり
・「会えない分、毎晩LINE電話しよ♡」とほぼ義務のような提案をする
・「ね〜親を説得してよ〜! どうしても直接挨拶しに行かなきゃだめ?」と結婚をせっつく
◆彼女とのやり取りが癒しでなくなると、男性は「重い」と感じるようになる
「最近、彼が素っ気なくなった」
そう感じてしまうそこの貴女、コロナ禍で以前よりも会えていないことが原因だと思い込んでいませんか? 男性は惚れた女性(ど本命彼女)には、私たち女性が思っている以上に一途なもの。だから遠距離恋愛(単身赴任)で1年も2年も離れているのに、ラブラブなんてカップル(夫婦)が成立するのですよ!
原因はコロナ禍で会えていないことではなく、先ほどお伝えした「男性の恋心が冷めてしまう地雷LINE」的な内容を貴女がこの一年間送り続けたことが原因かもしれないのです!
会えない状況や関係が進展しにくい状況ならば、彼の恋心をキープするだけではなく、むしろ「やっぱりこの子じゃなきゃ♡」と彼のハートを撃ち抜く工夫をしていかなくてはアカンのです!
ポジティブLINEで彼の「癒しの場」になるべし!
恋愛をうまくいかせるために大切なこと。それは重い女にならないことなのです。男性はそもそも追いかけたい(自分で狩りをしたい)サガなので、重い女が生理的に苦手です(共依存ウェルカムなヤバめな男性は重い女が大好物ですが…)。
◆NGバージョン
NGバージョンは、かわいそうな私をアピールして「早くプロポーズしてね」と急かしているように男性に受け取られてしまいます(実際こんな風に遠回しに寿退社をアピる女性多し)。
LINE電話も待ち構えている感が満載ですし、電話しても愚痴と「かわいそうな私アピール」されそうで男性は(重いなぁ… 金曜くらいゆっくりしたいんだけど…)と貴女とLINEのやり取りすること自体にゲンナリしてしまうのです!
このような重いLINEを続けた結果、彼は「忙しくて…(嘘)」を免罪符にし、徐々に既読を付ける時間を遅らせていってしまいます!
◆OKバージョン
OKバージョンは、私の新刊『大好きな彼のハートを撃ち抜く! 恋愛&婚活SNS大作戦』でも「LINEのメス力4カ条」として提唱している、「明るく」「さっぱりしていること」「短文で感じがいいこと」「自分からガンガンLINEしないこと」を満たしています。
そして愚痴やかわいそうな私アピール(結婚してして♡)、会いたいアピールをしないだけで、男性からすると「重さ」が抜けて、魅力的に映るのです!
また、LINE電話のお誘いも「タイミングがあったら」とプレッシャーを与えていませんし、自宅でも勝手にひとり時間を楽しんでいそうで、男性からすると依存心を感じないのですよね。
重さがなく、変に「私ってかわいそう」アピールをしない。
たったこれだけのことなのに男性は、「なかなか会えないけど、この子とならどんな状況も乗り越えられそうだな」「疲れているときにちょっとだけでも声が聞きたいな」「仕事の疲れが癒やされるぅ♡」と勝手にこの子を手放してはならぬ! と確信してくれるのです!
なかなか会えないからこそ、関係が進展しにくいからこそ、重くなくふるまう! 明るくふるまう! こうして、貴女とのLINEが彼にとっての癒しの場になるようにしてください。
コロナ禍のLINEは不満や不安をぶつけるためではなく、彼のハートを撃ち抜くためにうま〜くお使いくださいね♡
今回のまとめ
コロナ禍のLINE。前向きで依存心を感じさせない内容が、返って男性の結婚の決意を早めるのです!
恋愛コラムニスト 神崎メリ
恋愛コラムニスト。1980年生まれ。
ドイツ人の父と日本人の母の間に生まれる。
自身の離婚、再婚、出産という経験をもとに「男心に寄り添いながらも、媚びずに女性として凛と生きる力」を「メス力(りょく)」と名付け、SNSやブログにて発信していたところ、瞬く間に人気が広がり、現在ブログは月間200万PV。
コメント欄には共感の声が殺到し、恋愛に悩む幅広い年齢層の女性たちから、厚い信頼と支持を集めている。
著書に『「恋愛地獄」、「婚活疲れ」とはもうサヨナラ!〝最後の恋〟を〝最高の結婚〟にする魔法の「メス力」』(KADOKAWA)、『「本能」を知れば、もう振り回されない! 恋愛&婚活以前の男のトリセツ』(マガジンハウス)などがある。