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2021.03.26

休日のお出かけに、シェアサイクル「LUUP」を利用してみたリアルな感想

毎日の生活の中で編集部員たちが愛するモノコトを紹介する「チームOggiのハマリモノ」。今回、紹介するのは次世代シェアサイクルサービス「LUUP」。おしゃれな電動自転車を利用してみた感想をご紹介します。

スタイリッシュなアプリ「LUUP」をダウンロードしてみた!

「最近、よく見かけるよね〜」と以前年明けの撮影時に話題に上がったのが、電動自転車のシェアサイクルサービス「LUUP」。皆さんご存じですか?

すでに別のシェアサイクルの定額サービスを利用していた私は、「新しいサービスってどんな感じなんだろう」と興味深々でアプリをダウンロード。…してみたものの、その頃(数ヶ月前)はエリアが渋谷区周辺のみに限定されていたので、あまり使う機会がないな〜と二の足を踏んでいました。先日、久しぶりにアプリを開いてみると、利用できるエリアが拡大している! あったかくなってきたこともあり、ついに利用してみることにしたのでした。

電動モビリティのシェアリングサービス、ということで電動キックボードも追ってローンチされるというサービスのようです。ヨーロッパで見かけたサービスがついに日本でも利用できる日が来るかも♪

まずはポートでサクッと電動自転車をピックアップ

▲ポートはコンパクト!

ということで、ふだんの生活や旅先で、いくつかシェアサイクルを利用していた者として、LUUPに乗ってみたリアルな感想を徒然に書いてみました。下記の感想は2021年3月時点のもので、あくまで個人的な意見ですので人によっては感じ方も色々かもしれません。一度トライしてみることをオススメします♪

【乗る際の手順】

1. 登録は1分くらいでできます。決済用のクレジットカードは必須
2. アプリをチェックして、MAP上のポートを検索
3. ポートに到着したら、借りたい自転車についているQRコードをカメラで読み込む
4. 目的地のポートをあらかじめ決定してカギを解除

作業は全てアプリ上で完結し、手順もわかりやすいです

▲便利なことだけを重視していましたが、ビジュアルがかわいいってやはりアガりますね。

【LUUPのよいところ】

アプリ上でポートの写真を確認できる
ポートの場所がどの方向から来てもいいように、複数枚載っているのが親切。見つけやすいです。

アプリ上で自転車の電池残量がわかる
既存のシェアサイクルは、アプリ上で借りられる自転車が表示されていても、実際ポートに行ってみると電池残量がほぼゼロ、もしくは10%未満… みたいなことが多いので(最近は残量が表示される改善アプリも出ているらしいですが)、ここがクリアになるだけでストレスフリー。LUUPはフル充電のものが多いのもありがたい!

きちんとした台数管理
LUUPは各ポートで停められる台数があらかじめ決まっているので、ポートが自転車でごった返している… みたいなことがなくスマートな景観。乗車時に目的のポートを決めるので、到着して停められなかった、ということもありません。目的地は乗車後に変更もできるようです。

操作説明がわかりやすい
アプリの画面上にワンステップずつ丁寧に説明があるので、初めてでもスムーズに作業できました。料金案内についても施錠解除した際に表示されるので親切です。

【惜しいところ】

予約できない
既存のシェアサイクルは予約できる機能があるのですが、LUUPの場合ポートに着く前に利用可能な自転車がなくなってしまうかも… とやや心配に。

Let’s ライド! 乗り心地はいかに…?

▲カゴはないのでバッグをぶら下げて。

電動自転車に乗り慣れている身としては、さして感動はないだろうと思っていましたが、思いのほかハッとすることが多かったのです。まず小さい車輪なのに、電動アシストが強力でスイスイ進むのが快適。こぐというよりも、足をそえるという感覚でした。坂道では、車輪の大きい電動自転車と遜色ない、いやそれ以上?な軽やかさ。下り坂ではスピードが出過ぎて慌てるということもなかったです。ブラックのビジュアルはスタイリッシュなので、乗った時の様子もスマート、これ意外と大事な気がします。

【LUUPのよいところ】

佇まいがおしゃれでスマート
動作音もほぼなかったです。快適!

電動アシストが抜群!
小型ですが、馬力がかなりあります。期待以上。

小回りがきく
繁華街の入り組んだ道でもストレスなし、溶け込むビジュアルもありがたいです。(妙に目立つんですよね、レンタルサイクルって…)

【惜しいところ】

カゴがついていない
荷物が多い場合はリュックでない限り不便かも。でもカゴがないからこそ、コンパクトになり小回りがきくという便利さもあるなぁと。

段差に弱い
車輪が小さいので、段差は響きますが、許容範囲かと思います。

目的地に到着! 返却もスムーズ

▲隙間にポートが! 停められる場所がたくさんあってありがたいです。

30分ほどのライドを終えて、目的地に到着。渋谷界隈はポートも多いので、乗り降りが便利そうです。ポートにはグリーンのテープが囲まれているのですが、私が停める場所はココなの? と思うくらい細長い場所でした(どんな隙間も逃さないポート設置への意気込みを感じました!)。

▲歩くとすぐに見つかるポート、スペースの大きさもさまざま。

【返却もカンタン】

1. アプリの指示に従って、施錠部分にあるQRコード写真を撮影
2. 送信、待つこと10〜20秒くらい? すぐでした。
3. 料金が表示され、手続き完了。スムーズな手続きでした♪

料金はというと…

初乗り10分が100円(税抜)、その後1分ごとに15円(税抜)で30分乗ると440円、40分乗ると605円

私が今まで利用していたシェアサイクルは定額でない場合、30分165円(税込)、その後30分ごとに100円(税込)30分乗ると、265円、40分乗っても265円

う〜ん、乗る時間が長くなるほど割高な印象。現在休止中の定額サービスに期待です!

渋谷区など繁華街エリアで徒歩だとちょっと遠い場所へタクシーよりも安く、電車よりもスムーズに移動する、そんな時にLUUPはぴったりですね。そう考えると、エリア設定や自転車のコンパクトなデザインにも納得です。

【LUUPのよいところ】

渋谷区界隈のポート数の多さ
今までのシェアサイクルよりも、渋谷区界隈のポート数が圧倒的に多いので目的のお店近くでポートを探せるのはうれしい限り。目的地をだいぶ通り過ぎたポートに停めてわざわざ徒歩で戻るなんてこともないはず… 表参道や渋谷などお買い物へ出かける際もかなり便利なのではないでしょうか。

清算時にカロリー消費も表示してくれる
電動サイクルって普通の自転車とは違うので、どれくらい消費しているのかずっと気になっており… これは地味に嬉しいです! 本日は7kmほどで220kcal消費でした。

アプリ上で施錠&通知が確認できる
きちんと返却されたかすぐに画面確認できるのって意外と大事! というのも、よくある手動返却の場合、よく確認しないと返却できていない場合が。過去にポートに停めて施錠をしたつもりが、サークル錠のカギが固くて施錠されていなかったようで、結局数千円の請求が来てしまったという苦い思い出がありまして…。自動返却サービスは施錠した後のボタンの押し忘れの際のみ機能し、長期間利用中でも通知は来ません(利用者の方にしか伝わらないかも笑)。

とくに夜間は手元が真っ暗なのでご注意を! レバーを下ろしてボタンを押したつもりでも返却されていないことがあるのです。ポート内に停めても、バッテリーゼロになっても課金されお金は戻ってきません。サービス自体はとても便利な反面、こんな落とし穴も… ということでLUUPのアプリ上での明瞭な返却&料金通知はemail通知より断然わかりやすく、凡ミスを防いでくれるので個人的にありがたいな〜と!

【惜しいところ】

料金が割高
サービスや自転車のメンテナンスがきちんとしているので、しょうがないかもしれません。徒歩だと遠い距離を10分ほど利用するのであれば100円ちょっとくらいなのでいいなと思いました。

慣れてくると、もっと効率よく利用できそうな予感♪ これから 春にローンチされるという噂のキックボードの存在もかなり気になります。ということで休日にちょっと気分転換の外出にはぴったりなLUUPでした。

新しいお店がどんどん増えている渋谷や表参道などを景色を見ながらぶらり… これからの時期の楽しみになりそう(今日は新しいお店を5軒以上発見… 出不精だから?)。ちょっとお店に入ってシュワシュワタイムを挟んでしまったので、帰りは電車で。歩くのってやっぱり時間がかかるなぁ、とLUUPのよさを思い出しながら帰路についたのでした。

デスク 堀 由佳

Oggiのファッションページ、カバーなどを担当。隙あらば旅したい人(2019年は5ヶ国、去年はゼロ、今年こそは…?)。ロバート・デ・ニーロが出てそうな映画やドラマが好きです。春号の撮影を経て、忘れかけていた物欲がふつふつとわいている今日この頃♪

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