いま話題の「ブリーズマスク」って…?
マスクの着用が日常化しつつありますが、やはり息苦しさやニオイなどの悩みはつきもの。さらにこれからの時期は、暑さによる蒸れも気になりますよね!
一方で、いよいよ花粉シーズンがスタート。このツラい時期を乗り切るためにも、快適さをキープしつつ、しっかりと対策できるマスクが欲しいところ。
そんななか見つけたのが、フィリップスから発売中の「ブリーズマスク」。
▲フィリップス ブリーズマスク サクラピンク/マスク本体(フィルター1枚付属):¥10,780、交換用フィルター(5枚入り):¥1,595
マスクカバーの内側にフィルターを取り付ける仕組み。
留め具もついており、フィルターがはずれないようになっています。マスクカバーは洗浄・再使用可、フィルターは交換式です。
そしてそのフィルターの性能は、なんとN95レベル。花粉やPM2.5を95%(※1)、細菌を99%(※2)、ウイルスを98.87%(※3)カット。さらにUPF50+(※4)の性能で、紫外線からもお肌を守ってくれます!
そのうえで快適性を実現してくれる秘密が、電動ファン。電動ファンが搭載されているので内部の空気が排出され、新鮮な空気が取り込まれることで、マスク内の快適性を叶えてくれます。
「ブリーズマスク」を使ってみて…
【良かったところ】
着け心地が抜群!
着用してみると、見事にぴったりフィット。V字の曲線のおかげで、もたつきやすい顎まわりのラインもとてもキレイ!
クッション性のあるノーズパッドがついているので、鼻の部分でしっかり固定されます。
耳ひもの長さも微調整でき、耳が痛くならない長さを見つけられます。
そして電動ファンつきなのである程度重いことを覚悟していましたが、実際は気にならない重さ。これはうれしい誤算。
動いても息がしやすい!
高性能なマスクに興味はあったものの、やはり息苦しいイメージもあり着用するまでには至らず。でもこちらは、ボタンひとつで電動ファンが作動。
マスク内部で空気がこもらず、新鮮な空気が常に供給されている感じで、とっても楽! ニオイもまったく気になりません。
ファンの強さはボタンひとつで弱・中・強の3段階に切り替え可能なので、使うシーンに応じて調整できるところもポイント! 日常使いであれば、低速で充分。ランニングなどに使うなら、高速にすると快適です。
ちなみに気になるファンの音についてですが、周囲の人にも聞いたうえでのあくまで個人的な意見ですが……
・弱:近くにいても、他の環境音で打ち消されて気にならない程度。
・中:イメージでいうと、卓上扇風機レベルの音の大きさ。
・強:長時間近くにいると気になるけれど、屋外ですれ違うくらいだと気にならないかと。
メガネが曇らない!
さらに驚いたのが、メガネをかけたままマスクを着用しても、メガネが曇らないところ。最近では、PCのブルーライトや花粉対策のためにメガネをかけることも多いのですが、視界が遮られず快適!
デザイン性が高い!
高性能なマスクだと、日常生活で使うには少し仰々しいデザインのものが多いのも事実。でもこちらは、普段使いしやすいスタイリッシュなデザイン。
実はこの「ブリーズマスク」ですが、もともとはブラックとグレーが発売されていて、その機能性とデザイン性の高さから注目を集めていました。そんななか登場したのが、このサクラピンク。女性も使いやすく、さらにこの時期にぴったり♡
【気になったところ】
通常のマスクよりは大きめ
前述のとおり、N95フィルターと電動ファンを搭載しながらもすっきりしたデザインですが、通常の不織布マスクなどの大きさを想像して買うと、若干大きめ。
とはいえ、やはりここまで機能性とデザイン性を両立させたマスクはなかなかないと思います!
ファンのボタンが光る
ファンのボタンは、電源を入れると光る仕組み。
控えめな色なので日中に使う分にはまったく気になりませんが、暗いところでは少し目立ちます。もちろん、夜道で光るというのはいいところでもありますが……。
長時間使うなら充電が必要!
連続稼働時間は、ファンの強さにより2~3.5時間ほど。ランニングやウォーキング、少しお出かけする分には十分だと思いますが、もっと長時間使いたい人は、モバイルバッテリーを持ち歩くのも手。
付属のUSBケーブルを使って充電できます。ちなみにフル充電にかかるのは約3時間。
【結論】
新型コロナや花粉対策で、N95レベルの高性能なマスクを使ってみたい人、マスク内部の息苦しさが気になる人、ランニングやウォーキングなどをしている人など、多くの人におすすめ。私も、蒸れが気になる夏からメガネが曇りがちな冬まで、一年中フル活用しそうです♡
* * *
※1:Zhejiang Guojian Testing Technology Jiangsu Co.,Ltdが米国のNIOSH(国立労働安全衛生研究所)および当社規定の試験条件 に準拠して試験。花粉の大きさは 15~200 μm(E. Pacini, Encyclopedia of Ecology 2008)。
※2:Zhejiang Guojian Testing Technology Jiangsu Co.,LtdがQ/PSH 001-2019に準拠してBFE試験。
※3:airmid healthgroup ltdがAnnex B in the standard ISO 14683:2019に準拠してVFE試験。
※4:Zhejiang Guojian Testing Technology Jiangsu Co.,LtdがGB/T 18830-2009に準拠して試験。
文/川原莉奈
※価格は税込み表示です
※記事中の感想は筆者個人の感想です