アラサーOL【婚活のリアル#137】真夏の夜の悪夢 〜その2〜
こんにちは、アラサー受付嬢つかさです♪ 上京して今年で6年目。これまで出会った男性を振り返りながら、婚活のあれこれをお届けしているこのブログ。この前は、「真夏の夜の悪夢 〜その1〜」をお届けしました。まだ読んでない方はこちらからどうぞ♡
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アプリで再会した海老原さん。何度かやりとりをしたあと、会うことになり、私は電車で待ち合わせ場所に向かった。
彼は恵比寿に呼び出し遅刻した挙句、「渋谷で飲んでます」とLINEがきた。
彼の都合に振り回され、私の怒りは沸点に達していたが、とっくに自宅への電車はなくなっていて、仕方なくそのまま恵比寿で彼を待つしかなかった。
池袋で打合せが終わったって連絡が入れたくせに、今は渋谷で飲んでる!? のはなぜだろう。
私はすぐ彼に「2分で来い」と一言LINEした。
私が恵比寿に到着して1時間ほど。向こうの方から酔っ払った彼が私の様子を伺いながらやってきた。
海老原さん「ごめん。何か買ってあげるから! コンビニで」
彼からは強いお酒の匂いがした。きつく言ってやりたかったが、久しぶりに会っても海老原さんの顔面はタイプだわぁ、と思ってしまった。
出た、これが私のいけないところ。。。
結局、彼の顔を見たら怒り心頭の私の気持ちもだんだん冷めていく。。。ダメだとわかってるのに。
コンビニを出た私たちは彼のマンションへと向かう。起業もして、あれほど忙しいと言っていたから、てっきり引越ししていると思っていたけど、数年前に行った時の家の様子と何ひとつ変わっていなかった。
部屋に入るとキス攻撃されるも酒臭い。
「手洗いうがい、皮膚がなくなるまでやって!」と冗談をいう私に、笑いながら彼はシャワーを浴びにいった。
彼は本当に何も変わっていなかった。部屋を見渡すと、大人が1人で住むには手狭じゃないかと思うくらいコンパクトな広さだったし、数年前の家具のレイアウトから雑貨、キッチン周りも何もかも既視感がある。
これからつきあうようになったら私はどうしていくのか想像した。半同棲するとしても、私の物を置く場所もないしな…。そんな妄想にふけっていると彼がシャワーから出てきた。
「部屋、何年か前から全然変わってないね」そう言う私に、「仕事で忙しかった」と彼。もうこの時には彼からアルコールが抜けているように感じた。
私もシャワー浴びてくるねと言い残し、お風呂場へ向かう。ピカピカに磨き上げられているはずもない独身アラフォー男のバスルームは哀愁さえ感じる。
私がシャワーから出ると話し声が聞こえた。どうやら誰かと電話しているようだった。それも楽しげに。
「電話は仕事関係の人だったの?」そう聞く私に「まぁね」と彼は言う。
するとその直後、彼は思わぬ行動に移した。1人ベッドの上で大音量でYouTubeを見だしたのだ。
え。これってどういうこと…?
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つかさ
昭和最後の生まれで、現在32歳。東京・丸の内にある会社にて受付勤務。素敵なお嫁さんになるべく、2015年関西から上京し、絶賛婚活中でございます♪