まさかのクリぼっち… 悲しいクリスマス失恋談
華やかで煌びやかなクリスマスシーズン。毎年冬に訪れるクリスマスは、カップルにとって素敵な思い出を作るにはもってこいの日ですね。
そんな特別な日に、私アラサーOLタケ子は、クリスマス失恋の経験あり。当日ドタキャンからの連絡不通で悲しい日を過ごしました。今になっても、この時期がくる度に、そのクリスマス失恋を思い出してしまうほど、頭の中から消えません。
私はこの話を失恋話の十八番として友人などに話すのですが、私の周りでは意外にもクリスマス失恋経験者が結構いたのです!
今回は、本当にあった「失恋ぼっちクリスマス」を体験した2人の男女を紹介します。
初めての彼女に別れを告げられて…(33歳・男性/公務員)
30歳の時に人生で初めて彼女ができた市役所勤務の男性。楽しみにしていたクリスマスに彼女は別れを告げてきたそう。
春、人事移動で彼の部署にやってきた2つ年下の女性に彼はひと目惚れ。クリスマスまでになんとしてでも彼女を作りたいと思っていた男性は、その後輩ちゃんにアタックすることを決意。無事、秋に交際をスタートさせることに成功し、人生初の彼女と過ごせるクリスマスにも気合いが入ります。
彼はクリスマスの日を最高の思い出にしようと都内でも有名なホテルを予約。彼女を喜ばせるために、サプライズでクリスマスケーキを出してくれるレストランも予約したそう。
そして迎えた当日、彼女から話があると職場近くのカフェに呼び出されました。すると、彼女の口から…
「好きな人ができたの。ごめんなさい」
彼女からの突然すぎる言葉に、彼は理解が追いつかず呆然。大好きな彼女に何も言うことができませんでした。彼女は彼をカフェに残し、職場へ戻ってしまいました。
それでも彼は、その日の夜はホテルに宿泊し、レストランにも行ったそう。当日のキャンセルは難しく、100%支払うことになっていたから。幸せそうなカップルたくさんいる中、彼はサプライズケーキをひとり寂しく食べたとか。。
クリスマスは特別な日と捉えている人が多いため、つきあっているカップルでなくても誰かと一緒に過ごしたいと思っているでしょうし、デートの誘いもしやすいですね。今回の彼女は、気になる人に食事に誘われたのかもしれません。でも初めての彼女と過ごすクリスマス当日にドタキャン。聞いているだけでも心がえぐられるような体験(涙)。
初めましてはクリスマスのN.Y.(33歳・女性/派遣事務)
英語堪能、アメリカ大好き、彼氏は外国人希望という彼女は、2018年末にマッチングアプリで知り合った、N.Y.在住のアメリカ人男性とのメールを1年ほど楽しんでいました。
「彼に会いたいからN.Y.に行っちゃおう!」と溜まっていた有給をフルに使い、彼に会うため2019年の年末に長期旅行を計画。彼も彼女がN.Y.にくることに大賛成してくれたそう。2人は大きなクリスマスツリーが飾られることで有名なロックフェラーセンターで初対面の約束をしました。
N.Y.に降り立った彼女は初めてのマンハッタンに大興奮! ひとりでN.Y.観光を楽しんだ数日後、いよいよ念願の彼と初対面の日を迎えました。
当日の午後、彼から連絡がきます。
「申し訳ない。仕事で行けなくなってしまった」
すでにホテルからロックフェラーセンターに向かうバスに乗っていた彼女は、彼からのメッセージをみて愕然。
「遅くなってもいいから待っているよ!」と返したそうですが、そのメッセージを最後に彼から連絡がくることはなかったそう。
目的地についてしまった彼女は、華やかなイルミネーションに彩られた巨大なツリーと大勢のカップルを見つめながら、ひとり寂しくクリスマスツリーの写真をインスタに投稿したそうです。。
ロマンチックな出会い方に期待しちゃう気持ち、わかります。彼女はどれほど彼と親密に連絡をとっていたか定かではないですが、会ったことのない人を100%信じるのは早すぎたかもしれませんね。まあそうは言っても、私も彼女と同じ立場だったら夢中でN.Y.に飛んだと思います。
* * *
なんでも無い日の失恋より、想像以上にダメージをくらうクリスマスの失恋。クリスマスは幸せな人だけではないのだと思いました。今回の失恋話を聞いたら、私が経験したクリスマス失恋は大したことないかも。
今年は新型コロナもあるし、お家でおせちづくりをして恋愛成就祈願♡ 来年のクリスマスは大切な人と過ごすわよ♪
メリークリスマス♡
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OLライター タケ子
恋愛コラムや指南書を読み漁り、婚活の糧にしているOLライター。スイーツや食にも興味あり♪