男性は「使い分け」すべきと言う31歳女子… 彼女の欲望と野望
有名私立大卒、博多弁を自在にあやつる、最強ふわふわ癒し系女子が最後に選んだのは…?
S織は有名私立大卒。パピコとは大学生時代のバイト先で知り合った。
彼女は154cmと小柄で、ふわふわ小動物系雰囲気、細身だが意外にグラマスな体型。そんなS織にイチコロになった男性を数多く見てきた。
彼女は見た目だけでなく、頭も良い、振る舞いはあざとい… そう、まさに田中みな美さんを彷彿させる女子なのです。
「私ね、男性に全てを求めちゃいけないと思うの。欲望は分散すべきなの!」
これは彼女の名言だ。
S織いわく、男性へ求めるものは集約してはいけないのだそう。
・自分では行けないような名店常連で、エスコートして奢ってくれる男性
・いつでも駆けつけてくれるお車男性
・お小遣いをくれる、お買い物に一緒にいくパパ男性
・目の保養になるイケメン男性
・性欲をとことん満たしてくれる肉体派男性
・いつなんどきでも愚痴を聞き続け、癒してくれる心の拠り所男性
確かに、これら全ての要素を持ち合わせた男性なんで見たことがない。そんな人を探すのは雲をつかむような話。もし見つけたとしても、女性からも相当モテるに違いない。さらに、自分へ振り向かせることもかなり難しいだろう。
なので、S織は大学時代から“男性の使い分け”概念を持っている。
確かに効率的だが… パピコがやったら浮気がバレちゃいそう。でもS織は一度もバレてないし修羅場にもなったことがないんだって(驚)。
彼らはアッシー君にミツグ君… 昭和のバブル期の話に聞こえるが、平成生まれで令和を生きる女性にもこんなスーパーウーマンはいるのです。
あざとい女子S織の最強テクニックは博多弁にあり!
男性を落とす時のS織の武器の一つは、博多弁を自在にあやつること。
S織は合コンや男性がいる場で使っている博多弁、
「〜しとーと?」
「な〜ん、○○くん凄いっちゃね〜」
「〜やけん♡」。
彼女の癒されるあまい声にこちら側もほろっと心が持っていかれる。
「S織の博多弁、ホントかわいい… 私も博多生まれがよかった〜」
と、女子だけになった際の女性陣。その後の、S織の言葉に驚いた。
「え? そう? ありがと〜。まぁ敢えて使ってるんだけどね、てへっ」
…これを男性陣が聞いたら、女性不信になるのではないだろうか…。
ちなみに、博多男子友人Kに聞いて見ると、
「すごか〜」
「そげん」(そんなに)ex. そげんしっとーと?(そんなに知ってるの?)
「ばり」(すごく)ex. ばりおいしか〜
この辺りは使ってもおかしくない、とのことだが、彼女の口からは聞いたことがない。あくまで博多男子Kの意見ですけどね…。
自分のもつステータスを最大限活用し、可愛い言葉を取捨選択できる能力も持っている最強女子…。アラサー独身パピコは全てにおいてS織に対して尊敬でしかありません(尊敬してても、できるかできないかでいえばどれも真似できませんがね)。
男も博多弁もあやつる、したたかなS織が結婚相手に選んだのは…
そんなS織は昨年、29歳で結婚をした。30歳までの結婚目指し計画をしたのだそう…。
結婚式ではじめて旦那様にお会いしたが、事前に聞いていた通り、年下可愛い系イケメン、透きとおる白い肌に、180cmの高身長、まだまだあどけなさを残す。
そのイケメンっぷりに私も驚いたが、彼女のしたたかさと美貌に釣り合うと思った。
東大卒、弁護士とのこと。今後たくさんの女性が寄ってくるに違いないが、S織は彼が学生の時から目をつけていたそうな。お付き合いの末、結婚までたどり着いた。世に出て価値が高まる前にしっかりとキャッチしていたのだ。
パピコとしてもS織に見合う男性とゴールインしてくれて、満足なかぎり。かっこあざとい代表S織としての期待を裏切ることはなかった。
仕事はさておき、恋愛・戦略を立てられないパピコは自分のペースでゆっくり相手を探すことと致します。でも最終的に困ったらS織に相談しようと思いますw。
TOP画像/(c)Shutterstock.com
サラリーマンライター パピコ
東京都内で働くアラサーサラリーマン。日々仕事に謀殺されながらも、周囲の人々に抱くフラストレーションを、かえって楽しめる技をもつ。
アラサー女性の周りに良くいる多種多様な人物をパピコ独自の目線でつづります。
イラスト/(c)Shutterstock.com