田中ちぐささんってどんな人?
愛知県犬山市で64年の歴史を持つ〝日本モンキーセンター〟。57種類830頭のサルが集まる世界屈指の霊長類専門動物園で、「サルが間近で駆け回る様子を観察できる」と愛知のみならず、県外の動物好きからも人気を博す。
ゾウもキリンもいないそんな日本モンキーセンターで飼育員として働くのが、今回ご紹介する田中ちぐささん。
−−日本モンキーセンターの飼育員になった理由とは?
動物好きの両親のもとに生まれ、幼い頃から動物が身近にいることが当たり前だった田中さん。
北海道の大学を卒業後、道内の動物園に飼育員として就職。そして6年前、現在の園長に誘われ日本モンキーセンターへ転職することに。
その園長も「何事も手を抜かずにやる子」と、彼女のサルへの愛情と熱意を認める。
田中ちぐささんの「7つのルール」
さて、そんな彼女が「いつもしている7つのこと」=「セブンルール」とは…?
■1. 猿は名前で呼ぶ
すべての猿のことを名前で呼ぶのが田中さんのこだわり。飼育管理をするうえで都合がいいだけでなく、お客さんにそれぞれの猿の魅力が伝わりやすいから。
■2. エサのやり方を毎日変える
エサの切り方ややり方は毎日変えているという田中さん。単調な毎日に変化をもたらすことで、猿の喜びに繋がってほしいと考えている。
■3. 猿をかわいがらない
猿のことはかわいくてつい触りたくなってしまうが、その気持ちを抑え、あえてかわいがらないのが彼女のモットー。野生本来の姿を楽しんでもらいたいから。
■4. 休日はメイクをする
動物園では動物が主役だから、自分が目立つ必要はないという彼女。でも仕事が休みの日は、メイクをして自分磨きに励むのがお決まり。
■5. 家では牛のことを考える
猿のことも好きだけれど、家では牛のことばかり考えているという彼女。とにかく牛が好きで、牛のグッズに囲まれながら生活をしているそう!
■6. お礼は必ず直筆で
新型コロナウイルスの影響で休園が長引き、深刻な財政難に陥っているモンキーセンター。クラウドファンディングなどを活用し、資金を募っているというが、手紙を通じて支援者へお礼することを欠かさない。
■7. 猿の幸せを追求する
動物は、生きることに素直。だからこそどれだけ幸せに暮らせるかを追求するのが、飼育員の務め。そう考えながら、今日も彼女は、猿たちが幸せに暮らせるよう見守り続ける。
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次回の「7ルール」の放送は、10月27日(火)よる11時15分~。主人公は、ボリューム満点のパンが人気の老舗ベーカリー・メイカセブン店長の関口明美さん。
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