伊勢谷 亜耶子さんってどんな人?
東京の中古・リノベーション物件に特化したオンラインマーケット「cowcamo(カウカモ)」。5年前にサービスを開始して以降、独自の視点で物件の魅力を掘り下げた記事を掲載し、売買の仲介まで行っている。
その編集長を務めるのが、今回ご紹介する伊勢谷亜耶子(いせたにあやこ)さん。「cowcamo」は売上を伸ばし、現在では会員登録者数も20万人に迫る。
−−cowcamo 編集長になった理由とは?
東京・三鷹市に生まれた伊勢谷さんが、住宅に興味を持ち始めたのは小学3年生の頃。祖母の家を二世帯住宅に建て替えたことがきっかけだった。
「すごくワクワクして、子ども部屋も自分で『カーテンはこれにしたい』とお願いしていた」という。
大学卒業後は、不動産関係の会社に勤めて売買の仲介などを経験。そして5年前、「cowcamo」の立ち上げに携わった。
伊勢谷 亜耶子さんの「7つのルール」
さて、そんな彼女が「いつもしている7つのこと」=「セブンルール」とは…?
■1. 物件は植木まで見る
記事にする物件を選ぶとき、実際に現地まで足を運ぶという伊勢谷さん。その際、周辺の植木まで確認するのがこだわり。植木の状態に管理の意識が映し出されているから。
■2. 部屋のデメリットは隠さない
騒音や眺望の悪さなど、物件のデメリットとなることも包み隠さず掲載するのがポリシー。お客様と案内するエージェントの時間を無駄にしないため。
■3. 自分の家は借りずに買う
彼女が家に求めるのは、何より自分らしさ。そのため自分が住む家は、借りずに購入し、自分好みの居心地のいい空間にリノベーションする。
■4. おもしろい靴下を履く
物件の取材に出向く際、個性的なおもしろい靴下を履くのが定番。不動産のイメージを変え、お客さんに心を開いてもらうための工夫。
■5. 休日は一日中東京を歩く
街歩きが死ぬほど好きだという伊勢谷さんの休日は、一日中東京を歩くのがお決まり。無計画に歩いていると新しいものに出合うことができ、その情報が生きた記事を生む。
■6. 日記帳を持ち歩く
心が動いたときに書き留められるように、常に日記帳を持ち歩いている彼女。動いた感情を日記にぶつけることで、自分を鼓舞しているという。
■7. 古い建物を慈しむ
建物は、住んできた人たちの想いが宿るもの。そして、街の個性を生み出すもの。建物が愛され、手入れされ、寿命を全うすること、それが彼女の願い。
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次回の「7ルール」の放送は、9月22日(火)よる11時15分~。主人公は、北海道・余市で極上のウニを獲る漁師・川内谷幸恵さん。
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