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【ベイクドカラー】とはどんな色?
『ベイクドカラー』とは、「ベイクド=焼く」という意味から、焼き色をつけたようなくすみ色のことを指します。秋冬に注目が集まるのは『こっくり系』のベイクドカラー。落ち着きのある雰囲気に仕上がるニュアンスカラーなので、Oggi世代の大人女性にぴったりです! 今回は、そんな上品な雰囲気を色にのせて表現する着こなしを多数ピックアップします。
1|着まわしやすさNO.1は「ブラウン系」
ベージュのロングトレンチ&スモーキーなグリーンポロニットでベーシックな黒タイトをこなれさせて。
夏から秋まで着回しできる!「黒タイトスカート」で季節を先取り♡
2|小物にベイクドカラーを取り入れるのもおしゃれ
フレッシュなオレンジも、くすみカラーなら大人顔に。小物ならシンプル派でも取り入れやすい。
トレンドのパフィースカートを取り入れて、目指せ「キャラ立ち」!
3|ON/OFF選ばず、幅広い世代やシーンにも順応
ウエストがすっきりとしたパンツできれいめをキープしておけば、ロゴT合わせも大人の洒落感スタイルとして成立。
ウールパンツは「センタープレス入り」を選んできれいめに! 旬の4コーデ
秋らしい! 基本の【ベイクドカラー8色】を紹介
どんなベイクドカラーがどんな印象になるのか、自分に合った雰囲気が気になる方も多いはず。ここでは注目のベイクドカラー8色を紹介します。それぞれのよさをコーデに活かしてください。
カジュアルにもエレガントにも振れる「ベイクドベージュ」
万能ベージュカラーは、こっくり感がプラスされることで上品な奥深さが生まれます。シンプルなコーディネートも、ワンランクアップした印象に!
ベイクドベージュのニット&ジレ
優しげ配色をジレがキレよくクラスアップ。フロントのデザイン性が高いバレルパンツは、ジレとも好相性。きちんと感のある組み合わせは、足元のきれいめフラットでリラクシーさをプラスして。
ベイクドベージュのパーカー&ワイドパンツ
フルレングスパンツにスポーティアウターも、トレンドのベージュなら少しずつ色味を変えたワントーン合わせでもきれいめの印象に。ほどよくハリ感のあるワイドパンツのおかげで、モダンな印象づくりに貢献。
活躍の【マウンテンパーカー】は… ワントーンまとめで品よくお洒落に!
肌なじみのいい万能カラー「ベイクドオレンジ」
暗くなりがちな秋冬のコーディネートに彩りを取り入れる時、ベイクドカラーなら落ち着いた色味で取り入れやすい! 大人な魅力のオレンジをピックアップして。
ベイクドオレンジのニットワンピース
こっくりしたニュアンスカラーに、トレンドの白ブーツでメリハリをつけてちょっぴりモードに。オレンジとブラウンが混ざったような深みのあるテラコッタは、色小物も気負わずに効かせられる。
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ベイクドオレンジのサテンパンツ
カチッとした印象になりがちなジャケットコーデは、ツヤのあるベイクドオレンジで抜け感をプラス。とろみのある生地、そしてギャザーたっぷりの落ち感のあるシルエットがライトオレンジのまろやかさを強調して。
働く私たちのきれいめコーデなら、この秋ニュアンスカラーのパンツがいい!
カジュアルすぎない上品さ「ベイクドブラウン」
深みのあるブラウンをもっと深く着こなすなら、ベイクドブラウンをチョイス。トーンの異なるアイテムを選べば同色合わせでもメリハリが出て、洗練された印象に。
ベイクドブラウンのシアートップス
人気が続くシアートップスは、ベイクドブラウンで投入。カットソーはかなりシアー度高めなので、同系色のタンクでなじませるのが大人っぽくこなすコツ。
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ベイクドブラウンのワントーン
今っぽいダウンベストを主軸に、大人っぽくワントーンでそろえたら、足元はグリーンラインの入ったスニーカーを選択。こっくりとしたブラウンのワントーンに、白スニーカーで抜け感をプラス。
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クール&クリーンな印象へ「ベイクドブルー」
少し遊び心が欲しい時、ネイビーほど濃くはないけれどポップなイメージにはなりすぎない、絶妙なベイクドブルーを取り入れたい! 艶のあるアイテムなら一気に大人な雰囲気に。
ベイクドブルーのシャツブルゾン
トラッドな空気をまとった進化系ワントーンで遊び心をオン。オーバーサイズのジャケットを、スリット入りのフレアパンツできれいめに傾けて。
働く私たちのきれいめコーデなら、秋はニュアンスカラーのパンツがいい!
ベイクドブルーの艶キャミワンピース
すっかり定番になったTシャツ×キャミワンピの組み合わせ。深みのあるブルーカラーにつや素材をプラスして差をつけて。
ベイクドブルーのロングニット&艶スカート
ロングニットと重ねるなら、存在感抜群のサテン素材のプリーツスカートを。裾がアシンメトリーになったデザインで、歩くたびに表情豊かな印象に。
秋のはじめは「艶あるネイビーアイテム」で知的華やかな着こなし3選
極上の大人っぽさを演出「ベイクドパープル」
1アイテム加えるだけで大人ムード高めるパープルカラー。大胆に取り入れても、明るすぎないカラーなら上品な仕上がりに。
ベイクドパープルのクロップドパンツ
オーバーシャツをスマートに見せてくれる、センタープレスの入ったベイクドパープルパンツ。サテン素材のモードなパンツだからこそ、アイボリーのようなはかなげな色のシャツで〝強さ〟のバランスを調整。
秋の「カラーパンツ」はベーシックカラーと合わせて大人っぽく! 最旬コーデ3選
ベイクドパープルのニットカーディガン
定番のクロップドパンツがモヘアニットとパープルの持つ〝色気〟で一新。フェミニンなパープルの濃淡をパンツで取り入れて、甘×辛バランスを狙って。さらにパイソン柄のポインテッドトウでスパイシーさをプラス。
必ず一着は持っていたい「ベイクドグリーン」
グリーンカラーは、秋冬の気分を盛り上げてくれる。ダークトーンのベイクドグリーンはゴールドカラーのアクセサリーを合わせたい気分。
ベイクドグリーンのセットアップ
大胆なカラーチェック柄は、ベイクドグリーンで秋らしくトラッドに仕上げたい。靴とバッグもグリーンでそろえて、きれい色のカジュアルコーデをとことん満喫。
「きれい色セットアップ」があれば、年末の映えコーデも簡単に!
ベイクドグリーンのニットワンピース
ドレスライクに広がる立体的なフレアシルエットのニットワンピース。デイリーに使うなら、ごつめのブーツで足元を重めにまとめるのが今どき。ダウンジャケットやチェック柄のポーチで季節感をプラスして。
ベイクドグリーンのカーディガン
軽快さとカジュアル感を意識したグリーンコーデ。カーディガンを1枚で着る〝カーデイチ〟でこなれ感が漂う。コーデに白も取り入れて抜けを意識するのがポイント。
新鮮なこなれ感アップ「ベイクドイエロー」
こっくりとしたイエローはここ数年のブーム! 毎年着る機会を逃しているという人も、この季節に挑戦をしてみるのはいかがでしょうか。
ベイクドイエローのフレアスカート
黒・白・イエローのトリコロールをバッグでも繰り返す上級テク! スタイリングがマンネリ化してきたら小物から新しい配色のヒントを。
「イエロー」は、くすみカラーと合わせるとバランス◎! お手本コーデ6
ベイクドイエローのカラーパンツ
深みのある色合いのカラーパンツにはボリューミィなニット合わせを。効きのいいデザインストラップのバッグが快活なイエローと相性抜群で、全身をぐっとこなれムードに導く。
嫌みのない清純な可愛さ「ベイクドピンク」
このスモーキーさがたまらなく可愛い。大人なピンクを取り入れるなら、くすみ感のあるベイクドピンクで大人な色気をゲット。
ベイクドピンクのフェザーブラウス
トレンドのフェザーチュール素材はシンプルなブラウスでも存在感大。ベイクドピンクトップスの雰囲気に寄り添うココアブラウンのパンツで全体をまろやかにまとめて、白小物でアクセントを。
ベイクドピンクのシアーブラウス
色を合わせるとコントラストでハードな印象になりかねない黒のコーデ。シアーブラウスなら難なくクリア! 重くなりがちな秋冬の黒コーデに洗練感を与えてくれる。
ボウタイ付き? バンドカラー?「シアーブラウス」を着回し力で選ぶならどっち?
程よいくすみニュアンスでこなれ感を叶える【お手本コーデ】
ベイクドカラーは、同じベイクドカラー同士やニュアンスカラー・ダスティーカラーとマッチしやすいので、上下で組み合わせると秋感がぐっと深まります。異素材で合わせたり、抜け感をつくったり。レイヤードも楽しめるのは秋冬ならではですよね。秋の風を感じたり空の高まりとともに、コーデも季節のシフトを。
- ベイクドベージュのブルゾンセットアップ×白シャツ
- ベイクドブラウンのタイトスカート×グレージャケット×トップス
- ベイクドベージュのオーバーシャツ×白タートル×ネイビータイトスカート
- ベイクドブルーのパフスリーブブラウス×黒パンツ
- ベイクドカラーのペプラムブラウス×デニムパンツ
- ベイクドブルーのニットカーディガン×白タンクトップ×グレーのタックパンツ
- ベイクドイエローのニット×ブラウンジレ×ブルーデニム
- ベイクドカラーのMA-1×白ロングスカート
- ベイクドオレンジカーディガン×ベージュパンツ×トレンチコート
- ベイクドピンクニット×ベイクドベージュのパンツ
- ベイクドブルーニット×チェック柄ショートパンツ
- ベイクドブラウン×くすみミントグリーン
ベイクドベージュのブルゾンセットアップ×白シャツ
コンパクト丈のアウターとボリュームスカートの進化系セットアップ。ベイクドベージュで秋らしいニュアンス感を足して。旬アイテムの組み合わせで作るだけで今っぽさと洒落感が高まる着こなしにアップデートできる。
ベイクドブラウンのタイトスカート×グレージャケット×トップス
グレーのテーラードジャケットは、どこかに女っぽさを加えて着こなしたいもの。ベイクドブラウンのストレッチタイトを合わせれば、こっくり温かみのある色味とスマートなシルエットで、洗練されたリッチ感が叶う。ヒールパンプスで大人のムードを高めて。
ネイビー・カーキ・ブラウンの「タイトスカート」で季節を先取り! 夏から秋まで活躍♡
ベイクドベージュのオーバーシャツ×白タートル×ネイビータイトスカート
こっくりとしたベージュは、洗練された白トップスとも相性抜群。タートル×オーバーシャツのハンサムな合わせも、タイトスカート合わせなら新鮮に仕上がる。
ネイビー・カーキ・ブラウンの「タイトスカート」で季節を先取り! 夏から秋まで活躍♡
ベイクドブルーのパフスリーブブラウス×黒パンツ
映えトップスといえば、Aラインのパフスリーブがやっぱり王道のシルエット。ベイクド感のあるブルーチョイスなら、大人っぽい着こなしに仕上がる。大ぶりシルバーで辛口な味付けを。
「華やぎトップス×シャープな黒パンツ」は秋冬も大活躍♡ おすすめコーデ4選
ベイクドカラーのペプラムブラウス×デニムパンツ
こっくりと秋らしい色味なら、ペプラムブラウスも甘すぎない。フロントはプレーン、サイドから後ろにかけてギャザー切り替えが入った緩急のついたデザイン。ぽわんと広がる甘シルエットを細身の黒デニムで引き締めて。
ベイクドブルーのニットカーディガン×白タンクトップ×グレーのタックパンツ
知的できれいめな印象に導いてくれるベイクドブルーのミドル丈ニットカーディガン。ノーボタンの着流しシルエットと相まって、動くたびにしなやかなドレープが出現。女っぽい着やせへと導いてくれる。
初秋にさらっと羽織れる「カーディガン」4選|選ぶポイントはボタン使い&素材感!
ベイクドイエローのニット×ブラウンジレ×ブルーデニム
こっくりとした色味のベイクドイエローニットは、秋コーデに最適な色味。カジュアルになりがちなカラーニット×デニムは、上品なブラウンジレでクラスアップ。ポイントはジャケット感覚で取り入れられるミドル丈を選ぶこと。バランスも取りやすく、ほんのりモードな香りも漂う。
ベイクドカラーのMA-1×白ロングスカート
かっこよさと女っぽさが同時に叶う、きれいめMA-1はベイクドカラーで秋らしく。量感あるフレアスカートも、パキッとした白なら軽やかかつ、品のよさも申し分なし。
ベイクドオレンジカーディガン×ベージュパンツ×トレンチコート
ベージュの延長線で取り入れやすいオレンジカラーは、全体をワントーンでまとめると大人な印象に。パンツと明度を分けることでメリハリも生まれ、スタイルアップに貢献してくれる。トレンチやボストンバッグなどきれいめなトラッドアイテムとも好相性!
ベイクドピンクニット×ベイクドベージュのパンツ
ニットに合わせたなじませカラー配色なら、きれい色コーデも落ち着いた印象に。チェーンネックレスやビジュー付きシューズを合わせて、ほんのりきらめきもプラス。
「ベリーカラーニット」を通勤/休日で着回すなら? お手本コーデを紹介!
ベイクドブルーニット×チェック柄ショートパンツ
ニットとパンツの定番コーデも、ロングブーツを投入すれば一気に洒落感のあるスタイルに。ふくらはぎの形を拾いにくいストレートシルエットは、脚をまっすぐに見せてくれる。
トレンドアイテムを着こなすなら、美人ボトムやブラウスの定番ステディ名品で。
ベイクドブラウン×くすみミントグリーン
表情のあるざっくりニットは、光沢感のあるワイドパンツを合わせて印象チェンジ。まろやかなブラウンにミントグリーンが映えて、リラクシーな着こなしがとたんにあか抜けた印象に。
冬コーデに飽きたらボトムを「ツヤテロパンツ」にシフト♪ その魅力は…
最後に
この秋に取り入れたいベイクドカラーを使ったお手本コーデを紹介しました。色の組み合わせが難しく感じると、無難に同系色でまとめがち。ベイクドカラー同士なら一見ミスマッチ? と思っても、合わせてみるとコントラストになってぐっとおしゃれ見えが叶います。Oggi世代の秋冬コーデは、こっくりしたくすみカラーからトライするのがおすすめですよ♡