コロナ禍のいま、「食べチョク」を利用してみたら…
新型コロナウイルスの影響で、依然として旅行もままならない日が続いています。その土地ならではの名産が食べられることも、旅行の醍醐味のひとつ。コロナ禍のいま、全国津々浦々のおいしいものを気軽に食べられないのは、とても悲しい……。
そんなことを考えていた矢先、「食べチョク」というサービスがあることを知りました! 「食べチョク」は、生産者から直接商品を購入できるオンラインマルシェ。自宅にいながら、その土地でつくられたこだわりの食材を食べられるというもの。
現在は、コロナの影響で販路を失った食材を抱える農家さん、漁師さんも多いのだとか。そんなときこそ生産者から直接食材を購入することで、きっと生産者も消費者もお互いにハッピーになれるに違いない! ということで今回、この「食べチョク」を利用してみることに。
公式ホームページを見ると、さっそくフレッシュな野菜、お肉、お魚などがずらりと並んでいます。
「食べチョク」が提携している生産者は、北は北海道、南は沖縄まで約1900軒(2020年6月時点)。この中から自分が気に入った食材を注文すれば、生産者が直接送ってくれるという仕組みです。
どの食材もおいしそうなうえ、私の地元では入手できないようなものも多くあり、目移りしてしまうほど。悩みに悩んだ結果、コロナ復興支援プログラムで送料無料の「昭福丸が漁獲した天然めばちまぐろ 赤身」に決定!
事前に生産者のこだわりや口コミを見て決められるのもうれしい。
注文方法はいたって簡単。いつものネットショッピングの感覚で、スマホでサクッと買えてしまいます!
そして期待して待つこと数日。ついに届きました!
今回は、生ものということでクール便で到着。包装もシンプルだから、余計なごみもありません。そして開封すると……
きれいな色のまぐろ! 解凍方法に関する説明書きとお手紙も同封されていました。こういう丁寧な対応をしてもらえるところも、生産者と直接つながるゆえの利点。
ちなみに私は特に不明点がなかったので利用しませんでしたが、何か気になったことなどがあれば、いつでも生産者にコンタクトを取ることができるので安心!
さっそく説明書きのとおりに解凍をすると、ドリップもほとんど出ずにうまくできました! やはり蛇の道は蛇ではないですが、実際につくった人から直接アドバイスをもらうのが一番ですね。
せっかくのおいしいまぐろということで、今回は漬け丼などにせずシンプルにお刺身でいただきました。
実際に食べてみると、これが赤身? と疑ってしまうほど、赤身特有の筋っぽさや臭みがまったくなく、とっても上品な味わい! それでいて肉厚で、食べ応えも充分。¥1,200で味わえるのは、とても貴重だと思います。
「食べチョク」にはそのほかにも、メロンより甘いというフルーツとうもろこしや、最高級ランクのお肉などもあるようで、引き続き利用してみたい! 農家さんや漁師さんを直接応援できるといところも魅力です。
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※記事中の内容は、筆者個人の感想です。
文/川原莉奈