本当に正しいスキンケアできている?
「毎日一生懸命お手入れしているのに、どうしてなのか、肌がこたえてくれない……」そう感じている人も多いのではないでしょうか。また、日々、化粧品や美容に関する情報が私たちの耳に入ってきて、何を信じていいのか…… と混乱している人もいるはず。
でも、肌のメカニズムやスキンケアの原則をきちんと知っていれば、氾濫する情報に惑われることもほとんどなくなるのです! そこで、書籍『素肌美人になれる 正しいスキンケア事典』(高橋書店)の中から、計6回にわたるプチ連載形式で、美肌の近道になる正しいスキンケア方法をお届けします。
■いつも以上にUVケアが必要なのはいつ?
前回は、日焼け止め化粧品をつけるときの注意点についてご紹介しました。普段からきちんとUVケアをしたいところですが、特に念入りなケアが必要な場面があります。
一つは、アウトドアを楽しむとき。これはみなさんも認識されていると思います。夏の海や山、また冬のスキー場など、紫外線量が多いシーンで過ごす場合は、UVケアのSPF値を最高値のもので対応したほうが無難。
また、生理前というのは、黄体ホルモンの分泌が多くなります。黄体ホルモンは紫外線感受性を高めるので、この時期は日焼けしやすくなります。妊娠中やピルを服用しているときも同様。そのため、いつもより念入りにUVケアを施すようにしましょう!
■去年開封した日焼け止めや化粧水は使える?
化粧品は食品と違って、〝生もの〟ではありません。ほとんどの化粧品は、使っている最中に雑菌が入ったとしても腐らないように、安全性を充分に考慮して防腐剤を配合しています。
そのためまったく開封していなければ、基本的には3年はもつといわれています。また、開封していても、フタや栓さえしっかり締めてあれば、一年ぐらいは大丈夫。
ただし、保管場所は冷暗所が基本です。直射日光のあたる場所や窓際などの温度変化の激しい場所に保管してあると、商品の色や中身が変化するおそれも。開けてみて、異臭やテクスチャーの変化を感じたら、使用をやめましょう!
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日焼け止めに関する詳細はもちろん、その他の正しいスキンケア方法については、書籍『素肌美人になれる 正しいスキンケア事典』でチェックしてみてくださいね!
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『素肌美人になれる 正しいスキンケア事典』(監修:吉木伸子・岡部美代治・小田真規子/高橋書店)
「肌の中ってどうなっているの?」「私の洗顔って、ホントに正しいのかしら…」「ニキビができちゃった!ああどうしよう」肌の悩みはつきることがありません。今までどおりなんとなく化粧品を選んだり、なんとなくケアを続けたりするだけで、本当にいいのでしょうか。もし「今までどおり」に違和感を感じているなら、それは「正しい知識」を身につけるタイミングにさしかかっているということ。本書で肌のしくみをしっかり押さえ、本当のスキンケアにぜひ目覚めてください。
詳細はこちら>>素肌美人になれる 正しいスキンケア事典