日本とドイツを行き来して自分らしく働く【池原真佐子さん】
「多様な時代だからこそ、洋服選びも人生も信念をもっていたい」
「MANABICIA」代表 池原真佐子さん
1981年生まれ。NGOなどでのインターンを経て、PR会社、NPO、コンサルティング会社で勤務。並行してINSEADにてコーチング・組織心理学の修士取得。2014年にコーチングを柱とする「MANABICIA(マナビシア)」を設立。2018年には女性に特化した社外メンター育成・マッチングの新規事業を立ち上げた。
女性が働きやすい環境でファッションも楽しめる時代に
「33歳で起業して、その辺りから洋服選びも今までと変わりました。好きな服であることに加えて、自分のビジネスの思想を表現できるものを選ぶようになって。素敵だなと思う服の中でも、より自分の意志が伝わるような、相手の印象に残るコーディネートを意識しています」
社外メンターを通じて、女性が働きやすい社会になったらいいという思いで2年前に新規事業を始めた。そんな池原さんは、パートナーの海外赴任に伴い、育児をしながら、日本とドイツを行き来する生活を送っている。
「ドイツで働く女性って、あまりヒールを履いていないんです。ビシッとスーツで決めても、足元はスニーカーだだったり。それでもきちんと感があって、おしゃれです。女性の働き方や生き方にもリンクしていて合理的だと思いますし、女性が自由でラクに働けるファッションを楽しみたいですね」
Oggi編集部は見た♡ 池原さんのココがかっこいい!
1|意志のある洋服選びをしている
「私の憧れの女性で、ブランドプロデューサーの柴田陽子さんが手がけるファッションブランド〝BORDERS AT BALCONY〟を愛用中。メイン画像のジャンプスーツも上の写真も同じブランドです」
2|変化や失敗をプラスに切り替えられる
「安心感を与えられる人って、きちんと失敗を積み重ねている人です。全力でやるから失敗もあるので、その経験は貴重。チャンスが来たら迷わず乗れるように準備をしていたいですね」
3|ひとりの時間を大切にしている
「基本、ひとりが好きな人が好きだし、自分もひとりでいることが好き。喫茶店でひとり読書する時間は至福のとき。人って〝陰〟と〝陽〟があると思うので、その〝陰〟を整える感じ。ひとり焼肉も好きです(笑)」
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2020年Oggi5月号「こんなふうに今っぽく、かっこよく生きたい!」より
撮影/福本和洋(TAKMI) ヘア&メイク/工藤由佳(Un ami) 構成/宮田典子(HATSU)
再構成/Oggi.jp編集部