実費0円で結婚式が挙げられる?! 格安婚サービスの秘密
こんにちは。Oggi.jp’sの長縄由実です。最近ネット広告でもよく見かける「格安婚サービス」。皆さんも「今婚」や「スマ婚」という言葉を聞いたことありませんか。
昔から、結婚式にはお金がかかるというイメージを持つ人が多いと思いますが、今は「格安婚サービス」の登場により結婚式=高いという認識が変わりつつあります。今回は、自己資金0円で結婚式を挙げられるという「格安婚サービス」についてお届けします。
◆格安婚サービスってなに?
まず、結婚式を契約する際には、「1. 結婚式のプロデュース会社と契約する」or「2. 結婚式場と直接契約する」の、2通りの方法があります。「格安婚サービス」は[1]のプロデュース会社にあたり、「今婚」や「スマ婚」、「楽婚」などがあります。
「格安婚サービス」のプロデュース会社に共通することは、結婚式場と新郎新婦の間に自分たちが入ることにより、結婚式のクオリティはそのままで、2人にとって無駄なコストを抑えられるよう結婚式をプロデュースしてくれるということ。
つまり、結婚式場と直接契約するよりも、低予算になるようにお手伝いをしてくれる会社ということです。
◆クオリティそのままで、結婚式が安くできる理由
式場の割引や日程の調整によってコストが抑えられるから
通常よりもお得に結婚式ができる日程や、結婚式場を紹介してくれる格安婚サービスのプロデュース会社は、提携している各結婚式場の割引が効く日などを調べて、同じ内容でも通常よりお得に結婚式ができる日程を提案してくれます。
結婚式場の予約が空いている日程(お日柄や1月・8月などのオフシーズン、半年以内の日程など)によっては、100万円以上安くなるというケースもあります。
また、何百という結婚式場と提携しているので、たくさんの結婚式会場から新郎新婦の要望に合う結婚式場を提案してくれます。自分たちでは探し出せなかった、コストが抑えられる穴場な結婚式場を紹介してもらえるかもしれませんね。
仲介手数料が発生しないから
結婚式に必要なヘアメイクやアルバム等のアイテムは全て、結婚式場の利益になるマージン(仲介手数料)が発生するので高額になりますが、「格安婚サービス」はそのマージンを削減しています。
自社で結婚式場を持たない、結婚式場の運営や管理にかかる費用が発生しないことから、削減することができるんですね。その上で、たくさん結婚式の契約をとることで調整し、クオリティはそのままで低価格というサービスが実現できるというわけです。
◆「自己資金0円で結婚式ができる」とは?
結婚式場と直接契約をすると、通常では契約時に内金(平均で約10万円ほど)を支払い、前払いにて内金を差し引いた全額の支払いが必要になります。
しかし、「格安婚サービス」では後払いができるので、お祝儀をもらってからの支払いが可能となります。「自己負担0円で結婚式ができる」というのは、結婚式の費用をご祝儀内で納められるという意味合いになっています。
◆どんな人に向いているの?
「格安婚サービス」は、結婚式にかける費用を最低限に抑えたいというコスト重視の人や、結婚式にこだわりがないという人には向いていると思います。
しかし、格安で結婚式を挙げられる日程や結婚式場を紹介しているため、日程や結婚式場にこだわりがある人、しっかり準備してこだわりのある結婚式を作り上げたい人には向いていないサービスだと思います。
◆格安婚サービスは、お得な選択のひとつ
「格安婚サービス」を利用した人の口コミを見てみると、通常350万円かかるといわれる規模の結婚式が200万円位に抑えられたなど、かなり安くなったという意見が多く、本当にお祝儀でまかなえてしまうんだなと思いました。
初めて結婚式を挙げる人にとって、自分1人でここまでコスト削減を工夫するというのは難しいと思います。そんな時は「格安婚サービス」を利用して、プロから良い方法を提案してもらってくださいね。
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Oggi.jp's 長縄由実
外国人向けの物件を扱う不動産会社で勤務する傍ら、Oggi.jp’sとしても活躍。趣味はカメラ。休日はインスタジェニックな場所を求めて話題のスポットへ繰り出すことも。特技は外国語(英語・韓国語)。