アラサーOL【婚活のリアル#38】有明男・ジュン
こんにちは、アラサー受付嬢つかさです♪ 上京して今年で5年目。これまで出会った男性を振り返りながら、婚活のあれこれをお届けしているこのブログ。この前は、六本木に住む社長との話をお届けしました。まだ読んでない方はこちらからどうぞ♡
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前回に引き続き、時系列をすっ飛ばして、こんな男もいたわ! と思い出したので、お届けするわ♡
私の記憶が正しければ、2015年の9月ごろ。スペックは全く記憶にございません(笑)
知り合ったきっかけは、ネット。会う約束を取り付け、男性に会いに行った。
東京・有明にそびえたつ、2つのタワーマンション。その1つに彼は住んでいた。確か33階くらいに展望フロアがあって、まずはそこでお茶をしながらマンションを買った話をしてくれた。
「景色が抜群によくってね。この景色を毎日見たいから購入したよ♪ どう? 素敵でしょ」と言う彼。確かに、展望フロアから立派な東京の街並みが見えた。きっと夜になったらもっと綺麗なんだろうなと思いつつ、彼の部屋に行くことに。
しかし…
彼が押した、エレーベーターのフロアボタンは、「3!」。
そう、彼が住む部屋は3階だったのです。
私は「…(えっ。毎日綺麗な景色見る為に買ったんちゃうんかーい)」という叫びを押さえつつお部屋に入った。
彼の部屋からは植栽がコンニチハしてるだけ。ひとり暮らしにはとても優雅な間取りだったけど、ファミリーが住める間取りではなかった。きっと上層階にはファミリー向けのお部屋もたくさんあるのだろうが、彼はなぜこの有明に独身・彼女なしの状態で購入したのか、不思議だった。
彼の会話もなんとなく芯がないと言うか、筋が通ってないというか穏やかに見えて、ただのおバカちゃんなんじゃないかと思い始めた。
彼は、「優香さんがタイプかな」、「そうだ、うち冷蔵庫ないんだ」、「ベッドはね、来週に届く。やっと買ったんだよね」などと、会話も振ってないのに急に独り言みたいにボソボソと話した。
冷蔵庫ないってナニ? そんな家、有明中探してもないわ…。悪い人ではないんだろうけど、将来を考えてもこの人とはいられないと思い、退散することに。滞在時間は1時間もいなかったと思う。
マンションを出る前に雨が降り始めていたが、一人で国際展示場駅まで歩くことにした。
彼は、玄関に大量にあったビニール傘の一本も貸さない、というか私が傘を持っていないことすら気がつけない男。3階という低層だから部屋にいる時からお互い気づいていたはずなのに。
私は、駅に近づくにつれ強まる雨足に急ぐことなく、ずぶ濡れで歩いた。だって靴擦れしてたから。
ジュンの家にはないんだって、冷蔵庫も絆創膏も。
出会う前の期待を返せ!(笑)
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つかさ
昭和最後の生まれで、現在31歳。東京・丸の内にある会社にて受付勤務。素敵なお嫁さんになるべく、2015年関西から上京し、絶賛婚活中でございます♪