アラサーOL【婚活のリアル#39】海外大使館勤務の男
こんにちは、アラサー受付嬢つかさです♪ 上京して今年で5年目。これまで出会った男性を振り返りながら、婚活のあれこれをお届けしているこのブログ。この前は、有明のタワーマンションに住む男性との話をお届けしました。まだ読んでない方はこちらからどうぞ♡
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2018年8月。私はテレビ局から転職し、丸の内で会社受付をするようになった。そこは某会社の本社に加え、50社ほどのテナント会社に商業施設がついた複合ビル。
主に社員さんが通行するときに挨拶したり、外来のお客様を案内したり。大きな建物なので3つも受付ポジションがあるんだけど、私はそのひとつを一人で業務をおこなうポジションが多かった。入社して数週間後、すでにソロ受付妖怪と化した私は、毎日通過する大勢のメンズたちを観察し始めた。
そんなある日、私好みのクマさん体型の外国人男性がやってきた。受付の私から少し離れた前方で案内看板を見ている。
彼「少しいいですか?」
彼の話を聞くと、このビルについて知りたかったようだった。会社に用があるのではなく、建物好きの外国人。確かにそのとき私服だったわ。
ちょっと話すと、彼は名刺をくれた。それを見ると… 上品なフォントで「〇〇大使館」と書かれている!
そう、彼は某国の大使館職員だったのだ。
彼「あなたに会えて良かった。メールしてください」
ほんの少しの英語とたどたどしい日本語がかわいい♡
ちょっと日を空けて、メッセージを送ってあげた♪ すると彼から食事に誘われた。
仕事帰り向かったのは、六本木のワインのお店「ル・プティ・マルシェ」。
六本木という土地と週末ということもあって、店内には外国人がたくさんいて、賑わっていた。外国人男性と食事するなんて、フランス人の彼以来だ(参照:ヴィンセント)。
彼は先に到着していて、すでにワインを頼んでくれてた。その上わざわざ立って、店員さんがしようとしていた椅子を引いてくれた。
こんなレディファーストされたら惚れてまう(●´ω`●)
気持ちを抑えつつ、夕食を食べた。彼はドイツの大学を出て、故郷に戻り、大使館職員として、日本にやって来たみたい。
本当に人の人生って面白いな〜と酒盛りしながら聞いていたら、トイレに行きたくなり、席を立った。すると彼が案内してくれるという。もぉ〜そこまでしなくてもええのよぉ〜と思ったのも束の間…。
トイレ前で「いいお尻です〜キスしましょ〜」と言ってきた。「するわけないやんけ」と思わず関西弁が出てしまった。
私「ダメですよ♪ 今日はお食事だけという約束でしょ!(あっぶね〜酔った勢いで、アソコを蹴るところやったわ)」
彼も負けじと「カモォ〜ン」という。
これじゃやばいと思い、お店を出ることに。彼は私に、六本木の自宅へ来るかと聞いてきた。
「いかへん」
私は関西弁とタメ口で答え、お店をあとにしたのでした。
帰りの電車でふと思った。
「外国の大使館職員か…。もしかしたら、オリンピックの開会式で各国大使の関係者席とか狙えちゃう? いやいやオリンピックのスポンサーと出会った方が早いか?」と、自分の得になる方ばかり頭の中を駆け巡ったが、もう会うことはないだろうなと、静かに連絡先を消したのでした。
しかし…
この年のクリスマスに、再び彼が職場にやってくるなんて! 想像してませんでしたがな(汗)
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つかさ
昭和最後の生まれで、現在31歳。東京・丸の内にある会社にて受付勤務。素敵なお嫁さんになるべく、2015年関西から上京し、絶賛婚活中でございます♪