アラサーOL【婚活のリアル#27】
今回の男性は、彼氏になった芸人・大ちゃんPart1
こんにちは、つかさです♪ 上京して今年で5年目。これまで出会った男性を振り返りながら、婚活のあれこれをお届けしているこのブログ。前回は、国会議員秘書・たけしとのお話をお届けしました。まだ読んでない方はこちらからどうぞ♡
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2017年の夏が過ぎ、秋めいてきた頃。引き続き、不倫中のひろくんとは継続しながら、婚活していました。これから人肌恋しくなるこれからの季節は、不倫彼氏ひろくんと仕事で乗り切ろう! そう思っていた。ある日、職場であるテレビ局の食堂で先輩と2人でご飯を食べていたときのこと。
男「お疲れ様です。今少しいいですか?」
思いがけないタイミングで、担当する番組の出演者3人から声を掛けられた。
私「えっ、あっ、はい(´°-°`)」
よく番組スタッフさんや司会者のアナウンサーさんからは、あいさつや番組について話すことはあっても、番組出演者から声を掛けられることは、ほぼなかったことだったので、びっくりした。
彼らは30代の男性2人と女性1人のレギュラー出演者の方達。いつもあいさつを交わす程度の人たちだった。
聞かれたのは、何時に仕事終わるのか、お酒は好きかなど。そもそも男性二人は既婚者でそれぞれ子持ちだったので、合コンではなく食事会をしないかと提案だった。そこで、私と女先輩3人を誘い、番組レギュラーの3人と彼らの先輩を含めた、総勢8人で食事会をすることに。
後日、番組終わりに有楽町の『ウメ子の家』という完全個室のお店に入った。実は男性2人は芸人さんで、連れてくると言った先輩もまた男性芸人だった。
「この人が先輩でね。実は昔俺たちの前に番組出てたんだよ」と紹介されたのが、大ちゃんでした。
歳は37、体が大きく学生のころはラグビーもしていたそうだ。食事が始まるも、私含め先輩も緊張していた。何を話したらいいのか? そんなことばかり考えてしまって、箸も進まない。しかし、そんな心配はいらなかった。なぜなら、相手は芸人さんだったからだ。
◆芸人さんとの食事
男性3人は、先輩後輩の関係だったけど、売れる・売れないで、その上下関係もひっくり返ることもあるようだ。それをおもしろおかしく説明してくれたり、番組制作側なのに詳しい内部事情を教えてもらったり、また教えたり。言葉や知識の引出しが堪能で、私たちの発言もいちいち面白く拾ってくれる。
さすがだなと思った。そんななか、大ちゃんは一番の先輩だった。彼は先輩だったからか他の2人より話すことはなかった。いや、後輩の方が売れてるからだと私は思う。ただ熊さんみたいで私のタイプだった。それに独身というところも良かった。
楽しい食事会は終わり、みんなでラインを交換してお開き。そもそも番組出演のドンと毎回食事に行くのが恒例だったらしく、わざわざ予定があるので、と断って私たちと食事をしてくれたそうだ。
◆大ちゃんと初デート
ある日、大ちゃんから食事に誘われた。
「今度良かったら食事しませんか?」
私は喜んで返事。上野で食事することになった。
当日。おもしろい話をしてくれるのかなと思ったけど、意外に普通の会話だった。彼はたいしてお酒も飲んでいなかった。帰り際、忘れもしないパンダ橋口改札で彼が口を開く。
大ちゃん「ぼくとつき合ってくれませんか」
私「…(あっ。きちゃった)」
うっすら告白されるのかなと思っていたけど、まさか初回で!? とびっくりしちゃったから。
私はこのブログ初期あたりに、ひとつ大きな秘密を抱えていることを書いた。内容はまだ言えないけど、関係を持った男性には、そのことをクリアにしていたため、自分のルールとなっていた。だが今これを大ちゃんにそのことは話すことができない。
だから、大ちゃんからの告白にこう答えた。
私「実は私ひとつ大きな問題を抱えているので、すぐに返事ができない」
彼はわかった、と理解してくれて、その後も諦めずにデートに誘ってくれた。
◆大ちゃんとつき合いたい気持ちに気づく
つき合って欲しいと言われて数日。季節は冬になる頃。
突然の告白に私は仕事中も気になっていた。食事に誘ってくれたけど、私はまだ彼のことを好きなのかわからない。ある日、私を西武新宿駅まで送ってくれたとき、高架下の『PIER’S CAFE』に寄った。私はここが好きでよく行っていた場所。
私は小さい頃から、歌謡曲とか神社仏閣に興味があった。たまたまそんな会話になったら、さすが芸人。すかさず自分の知識を交えながら私の興味がありそうな内容を話してくれる。そう言えば、こんなことは一度や二度じゃなかった。
これにと気づいたとき、この人とおつき合いしたいかも、と思えたのだ。
こんな変なタイミングでそう思う私。
その日から、私の秘密=爆弾をどう言おうか考え始めた。悩みに悩んで手紙にしようと決めた頃、大ちゃんが「今日は最初に会ったお店に行こうか」と誘ってくれた。そこは完全個室だから手紙を読むにはもってこい。私はそろそろ返事を出すねと彼に伝えた。
そして当日。食事も大方終わり、手紙を読もうかとしたとき、なぜか泣きそうになった。だから直接読んで欲しいと手紙を渡した。
内容は、告白が嬉しかったことや、たくさん話のネタがあったり、よく気にかけてくれたりする彼の優しさを書いた。くわえて私が大きな問題を抱えていることも。その上で、あなたを支えていきたいと思う気持ちを綴った。
長い彼の黙読のあと、大ちゃんは…
「それでもいいよ。付き合おう」
すごくうれしかった。バンザイ三唱したいくらいに。それは彼も同じだったみたい。こうして私は彼とお付き合いをすることとなりました♡
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つかさ
昭和最後の生まれで、現在31歳。東京・丸の内にある会社にて受付勤務。素敵なお嫁さんになるべく、2015年関西から上京し、絶賛婚活中でございます♪