アラサーOL【婚活のリアル#26】今回の男性は、議員秘書・たけし
こんにちは、つかさです♪ 上京して今年で5年目。これまで出会った男性を振り返りながら、婚活のあれこれをお届けしているこのブログ。前回は、Sax男・のぶとのお話をお届けしました。まだ読んでない方はこちらからどうぞ♡
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前回の反省を活かし、今度はお堅い人にしようと考えた。議員秘書のたけし。彼とはマッチングアプリの検索項目を国家公務員に限定して知り合った。
〈スペック〉
・35歳
・千葉県選出議員の秘書
・趣味はマウンテンバイク
・職場は霞ヶ関
普段、議員さんと縁もゆかりもない私は、つくづくマッチングアプリってすごいなぁと感心した。
待ち合わせは新宿。趣味が本格的なマウンテンバイクだったからか体格が良かったが、とても色白だった。彼はスーツにすごい荷物を抱えて現れた。
彼「すみません。ギリギリになってしまって」
私「いえいえ。初めまして、つかさといいます」
彼「はい。じゃぁ行きましょうか」
淡白〜! と思いつつ付いて行った。靖国通りを東に歩いてお店へ。今回はお店の名前は控えるね。
◆食事は興味津々に質問攻め!
お店の前に着くと、がっつりフレンチレストラン。
私「…(えっ。コースだよね)」
みなさんは、初対面の人とフルコースって食べますか? よっぽど、どちらかが食べたいとか、彼が常連だとか。そもそももう少し仲良くなってから行くもんじゃないの? そう思ったけど、案の定彼も初めてだったよう(笑)。
そんなこんなで、フランス料理店で私たちのファーストデートは始まった。私は議員秘書が普段どんなお仕事しているのか興味があったので、質問攻撃!
「議員秘書ってどなたの秘書されてるんですか?」
「千葉の議員さんなのに霞ヶ関勤務なんですか?」
「議員会館で出会いはないんですか?」
「霞ヶ関に勤めているとランチはどうしてるんですか?」などなど。
こんなうるさい私の質問に、彼は一つひとつ優しく答えてくれた。
彼は議員秘書でも公設秘書といい、国家公務員特別秘書というらしい。もうひとつは、先生専属の秘書の私設秘書があるようです。
議員会館には、年配の独身女性が多く、忙しさもあって同年代の独身女性を探すなんてしないそうだ。お昼はもっぱらコンビニで、議員食堂は混雑してるし、さまざまな先生がいるからゆっくり食事なんてできない、と言われた。趣味もたまにするサイクリング程度のマウンテンバイクくらい。趣味に費やす時間がなくてね、と彼。
彼の言うとおり、出会いは本当にないのだろうと話ぶりからでもわかった。それと議員会館にこもっているから色が白いのね、と納得(笑)。
彼の食事のお作法は問題ないし、変にワイン通でもなくて良かった。ワインのうんちくを言う方は好みじゃなかったから。
◆彼の本性が…
次は、私のことを聞いてもらおうかな♪ そう言うと、彼から質問が飛んできた。
「つかささんはどれくらい真剣に婚活してるの? 結婚が決まれば今の仕事はどうするの? 僕は実家が田舎でさ、親は母親だけで同居とかはどう思う? 僕は子供は3人くらい欲しいな。あれ今いくつだっけ?」
え、ちょっと待って! ひとつめの質問答えてないし! そのマシンガンのように質問してくるのやめて!
そう、彼は結婚したいしたい病を発症していたのだ。。
私より重症。。彼から質問で、楽しかった会話や食事がだらだらと垂れ流れていくように思えた。まあ、婚活してたらそんな人にも会うわよね!
とその時、ガサガサと、黒い物体が店内を横切った。
ぎゃっ!
ゴキブリだった。。店内には私たちを含めて4組ほどいて、私はなんとか座っていたものの、お隣のカップルは大パニック(*д*)。店員さんが仕留めようとするけど、全然捕まらない。それを見届けながら食事をしなければならない私たち。。
結局打ち切りになった。
店員さんが「先ほどは失礼しました。当店からお詫びでございます」とグラスシャンパンを持ってきたが、私の前には結婚したいしたい病の議員秘書、床にはゴキブリ。。
なんとも異様なものが相まって、なぜか私はこの婚活戦線から身を引いた。お堅い人を探してたけど、堅すぎるのもよくないのね。反省反省、次回にいかそう。
今晩はこのへんで。
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つかさ
昭和最後の生まれで、現在31歳。東京・丸の内にある会社にて受付勤務。素敵なお嫁さんになるべく、2015年関西から上京し、絶賛婚活中でございます♪