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骨格ストレートに似合う服装は?
服選びの大事な基準でもある「骨格」は、生まれ持ったもの。骨格は大きく分けて3つのタイプに分類されます。
・ストレート… 額が直線的でウエストのくびれが少ない
・ウェーブ… 体全体に丸みを帯び、くびれがある
・ミックス… 直線と曲線が混在する
この記事では、骨格ストレートさんにおすすめのアイテムや季節別のコーディネートを紹介します。骨格に似合うファッションを知って、あか抜け美人を目指しましょう!
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骨格ストレートの特徴とは
◆全体的に立体的なのが特徴
骨格ストレートの人は、額や肩、ウエストが直線的で、筋肉質な人が多く身体に厚みがある傾向。腰の位置は高めで首の長さは短め。そのため首元が詰まったアイテムは不向きです。また、膝上が太め、膝下はすらっと細くきれいな脚が特徴なので、足元が見えている丈感を選ぶのがおすすめです。
◆自分のタイプがわからない人はまず骨格診断から!
ファッションコンサルタントの荒川美保さんが提唱する骨格診断が今、大ブームになっています! 太ったり痩せたりに影響する体型とは違い、骨格は生まれ持ったもの。自分がどのタイプかわかれば、必然的に自分に似合うコーディネートが見えてきます。
〈あなたは骨格ストレート? ウェーブ? ミックス?〉
マニッシュなスタイルが得意なストレート、女性らしいカーヴィーなラインが特徴のウェーブ、その両方を併せ持つミックス…。まだ自分の骨格タイプがわからない方は、早速診断スタート!
骨格ストレートに似合うサイズや素材・柄
◆サイズ
骨格ストレートの人は、大きすぎず小さすぎないジャストサイズがおすすめです。トップスの場合は肩幅を中心に決めると失敗も少なくなります。丈は腰骨が隠れるくらいがベスト。ボトムスは、ハイウエストよりもジャストウエストの方が似合いやすいです。
反対に、ぴったりサイズは着太りして見えたり、オーバーサイズはだらしなく見えたりしてしまう傾向があります。
◆素材
骨格ストレートの人には、しっかりとハリのある上質な素材や厚手の素材が馴染みます。生地は厚みがある方がきちんと感のある着こなしが叶います。具体的には、ハリ感のあるコットンやサテン、レザー、ニットならハイゲージニットがおすすめ。デニムは、ダメージ加工がないきれいめなノンウォッシュタイプが◎。
反対に、薄手のテロンとした生地は厚みのある上半身を大きく見せてしまい、リネン生地も肌に馴染みづらく、違和感を感じてしまいがちで骨格ストレートには不向きな素材です。
◆柄
骨格ストレートの人には、大柄やコントラストがはっきりした柄がおすすめです。花柄やドット柄も、細やかなものよりメリハリのある大柄の方が骨格ストレートに似合う華やかな着こなしを楽しめます。
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骨格ストレートに似合うトップス
◆胸の厚みをカバーするネックライン
骨格ストレートさんは、胸の厚みをカバーできるようなネックラインがおすすめです。
・Vネック
・スクエア
・Uネック
・スキッパーネック
・カシュクール など
縦に開いたVネックなど、胸元が程よく開いているトップスを取り入れると、上半身や顔まわりをスッキリと見せてくれます。
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骨格ストレートに似合うボトムス
◆パンツはストレートシルエットがおすすめ
骨格ストレートの人はタイトめなパンツを選んでしまうと気太りして見えてしまいます。シルエットをキレイに見せるなら、ハリのある生地で仕立てたセンタープレスやストレートシルエット、チノパンなどが縦にすっきりした印象を叶えてくれます。丈感は足首が見える丈かつ、ほどよくゆとりのあるクロップド丈がベスト。デニムはダメージなどは選ばず、きれいめなストレートデニムをチョイスしましょう。
◆スカートは広がりの少ないものがおすすめ
骨格ストレートの人は、すっきり見えを叶える広がりの少ないスカートがおすすめ。ひざ丈のタイトスカートやラップスカートなど、ストレートシルエットで重たい印象を払拭。どちらも縦のラインを強調し、スタイルアップ効果を狙えます。
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骨格ストレートに似合うワンピース
◆縦感を強調するものがおすすめ
骨格ストレートの人は、Iラインワンピースやシャツワンピース、ラップワンピースなど、広がりが少なく縦のシルエットがキレイに見えるものがおすすめ。さらに、胸元は適度な開きがあると、よりすっきり見えが叶います。サイズはスカート・パンツ同様ジャストサイズがよく似合います。
◆ウエストマークがあるワンピならスタイルアップ
ウエストマークがあるワンピースなら、ウエスト位置をはっきりさせたり高さを持たせたりすることでメリハリある体に見せてくれます。スタイルアップが見込めるので、ベルト付きワンピースを選んでみるのもおすすめです。
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秋冬×骨格ストレートに似合うコーディネート集
骨格ストレートさんには実際、どんなファッションが似合うのでしょうか。似合うアイテムを使って作る、あか抜けコーデを紹介します。ポイントは「すっきりした首まわり」「縦長のライン」「ウエストマーク」です。まずは秋冬コーデ例から。
- ◆ネイビーシアーカットソー×ネイビーパンツ
- ◆白ニット×ブラウンパンツ
- ◆ベージュジレ×白ニット×黒パンツ
- ◆グレージャケット×グレーニット×黒タイトスカート
- ◆ベリーカラーニット×センタープレスパンツ×カットソー
- ◆カーキシャツ×サスペンダースカート
- ◆ネイビーブラウス×デニムパンツ
- ◆白ブラウス×薄グリーンタイトスカート
- ◆ワンピース×レギンス×ダウンコート
- ◆大柄チェックツイードジャケット×デニムパンツ
- ◆ニット×コーデュロイパンツ
- ◆カットソー×グリーンパンツ×ロング丈ジレ
- ◆白ブラウス×センタープレスパンツ
- ◆シアーニット×レザースカート
- ◆シャツワンピース×果実色パンツ
◆ネイビーシアーカットソー×ネイビーパンツ
首元が広めで程よいシアー感があり、顔まわりをすっきり見せてくれるカットソーは骨格ストレートさん向け。全身をネイビーで統一して、あくまで品よく落ち着いた雰囲気に。
◆白ニット×ブラウンパンツ
デコルテラインを美しく見せてくれるネックラインも、骨格ストレートさんが取り入れたい形。ブラウンのセンタープレス入りパンツと合わせて、落ち着いた大人の女っぽさを演出。
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◆ベージュジレ×白ニット×黒パンツ
ベルト付きジレでウエストマークすれば、スタイルアップ間違いなし。裏地付きのしっかりした生地とキャメルカラーを選び、クラス感で差をつけて。
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◆グレージャケット×グレーニット×黒タイトスカート
ジャケットがよく似合う骨格ストレートさん。インはラメがほのかに輝くニットで品よく華やかに。ボトムスは長めのタイトスカートで縦ラインを強調して。
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◆ベリーカラーニット×センタープレスパンツ×カットソー
ネックラインが広いきれい色ニット。ニットに合わせたなじませカラー配色で落ち着いた印象に。
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◆カーキシャツ×サスペンダースカート
胸元がすっきりしたカーキのシャツと、縦のラインがきれいなサスペンダースカートでスマートに着こなして。手元には上質ウォッチをアクセントに。トレンドと名品がごく自然に同居しながら、自分らしく安心感の持てる着こなしが、これからの理想。
◆ネイビーブラウス×デニムパンツ
ハリのあるブラウスが骨格ストレートとの相性抜群。ボトムスはきれいめのデニムパンツを合わせて定番のかっこいいスタイルをアップデート。
◆白ブラウス×薄グリーンタイトスカート
Vネックラインの白ブラウスと、厚みのあるスムースレザーのタイトスカートが骨格ストレートに相性抜群。足元は柔和にまとめる効果のあるベージュのショートブーツをチョイス。
◆ワンピース×レギンス×ダウンコート
足元にスリットの入ったワンピースがすっきりとした印象を叶えてくれる。足元はマルチスニーカーを合わせて、フォルムはぽってりとしつつも「わかってる感」のあるおしゃれ配色がほっこり感をゼロにする!
◆大柄チェックツイードジャケット×デニムパンツ
大胆な柄は骨格ストレートさんに好相性。オレンジ×黒チェック柄に金ボタンがあしらわれた、クラシカルで華やかなツイードジャケットがスニーカー合わせのコーデをブラッシュアップ。
◆ニット×コーデュロイパンツ
マスタードイエローのストレートパンツが働く女性のジャケパンスタイルを程よくハズしてくれる。ジャケットのシルバーボタンが全体を引き締める重要なアクセントに。
◆カットソー×グリーンパンツ×ロング丈ジレ
たっぷりとしたロング丈のジレが縦のラインをすっきりと見せてくれる。カラーパンツも気負いなく取り入れることができて、ベーシックなのに華がある。
◆白ブラウス×センタープレスパンツ
センタープレスのパンツが脚長効果をもたらしてくれる。フェイクレザーの厚みある素材がより骨格ストレートにマッチ。淡ピンクパンツに白ブラウスを合わせても、かっこよさを忘れないスタイルが完成。
◆シアーニット×レザースカート
透け感のある秋らしいカラーニットにはレザーのスカートを合わせれば好バランスが生まれる。レザーボトムの強さがかっこよくスタイリッシュな印象に。
◆シャツワンピース×果実色パンツ
ハリのあるシャツワンピースが縦のラインをきれいに見せてくれる。果実色パンツを合わせればメリハリのあるコントラストが実現。
春夏×骨格ストレートに似合うコーディネート集
次に、骨格ストレートさんに似合う春夏コーデ例を紹介します。秋冬と同じく意識するポイントは変わりませんが、春夏は色選びや素材選びで、爽やかさ・軽やかさも取り入れてみましょう。
- ◆カーキジャンスカ×ノースリーブ×ベージュストール
- ◆黒ジレ×ベルト×ベージュパンツ
- ◆白スカート×シアーカットソー×ネイビージャケット
- ◆白シャツ×白テーパードパンツ
- ◆Iライン黒スカート×白ジャケット
- ◆アシンメトリーフロントのサロペット
- ◆白Tシャツ×オフ白レースタイトスカート
- ◆ネイビーシャツ×ストレートデニムパンツ
- ◆オレンジのアウター×デニムパンツ
- ◆パープルTシャツ×オフ白タイトスカート
- ◆ラッフルワンピース
- ◆スクエアネックニット×デニムパンツ
- ◆シアーブラウス×オレンジタイトスカート
- ◆ネイビートップス×淡ピンクボトム
- ◆黒ニット×ボタニカル柄スカート
◆カーキジャンスカ×ノースリーブ×ベージュストール
シャツやブラウス、ニットに合わせやすい深Vデザインのジャンスカ。フィット&ほんのりフレアだから、かしこまりすぎずフェミニンすぎない。
◆黒ジレ×ベルト×ベージュパンツ
ジレにはベルトを合わせてウエストをキュッと絞るのが正解。ストレートパンツで、縦ラインの意識も忘れずに。
◆白スカート×シアーカットソー×ネイビージャケット
タイトスカートがよく似合う骨格ストレートさん。美シルエットの白ロングスカートにもチャレンジしてみて。スパンコールのバッグやメタリックシューズで茶目っ気を与え、華やかムードに導きたい。
◆白シャツ×白テーパードパンツ
オーバーサイズのシャツでも、縦ラインが強調できれば◎。まろやかなトーンでまとめつつ、ボトムスはアンクル丈のセンタープレスを。
◆Iライン黒スカート×白ジャケット
骨格ストレートさんにハマりやすいジャケットとタイトスカートの組み合わせ。ジャケットがビッグシルエットでも、スカートがすっきりしているからバランスが取れてGOOD。
◆アシンメトリーフロントのサロペット
今っぽさも全開の縦ラインがきれいなサロペット。白Tシャツ合わせのオールホワイトコーデが爽やかさを全面に押し出す。
◆白Tシャツ×オフ白レースタイトスカート
直線的なタイトスカートは骨格ストレートさんと相性抜群。カジュアルめに着こなすならシンプルな白Tシャツを合わせるのがベスト。清涼感も抜け感も抜群。
◆ネイビーシャツ×ストレートデニムパンツ
胸元がすっきり見えるブルーのシャツにはブルーのデニムを選んで爽やかなコーディネートを。シューズで差し色を追加、ヌバック素材のスリッポンが表情豊かでこなれたムードを漂わせる。
◆オレンジのアウター×デニムパンツ
きれい色ジャケットはきれいめのデニムスタイルとの相性抜群。ほどよくデイリーに着くずしたスタイルに。
◆パープルTシャツ×オフ白タイトスカート
スリット入りのタイトスカートをかっこよく、でも品よくいきたいならパープルTシャツをチョイス。あいまいトーンのマイルドな色合わせが最適解。
◆ラッフルワンピース
Vネックにハリのある素材のラッフルワンピが細見えを叶えてくれる。すとんとしたシルエットで旅行先でも重宝。
◆スクエアネックニット×デニムパンツ
胸元が大きめに開いていても、インにキャミソールを重ねたような奥行きのあるデザインなので肌見せのハードルを下げながらすっきりとした着こなしに。寒色やくすみカラーを選ぶのも、落ち着いた肌見せに着地させるポイント。小物にピンクを使ってかわいさをひとさじ。
◆シアーブラウス×オレンジタイトスカート
オシャレ上級者に欠かせないシアートップス。きれいめに着こなすならタイトなカラースカートを選んですっきり見えを叶えながら旬っぽさもアップ!
◆ネイビートップス×淡ピンクボトム
センタープレスのピンクボトムできれいな縦ラインをGET。ネイビーを合わせて甘さもすっきりとした印象に引き締まる。
人気の甘め淡ピンクボトムには締め色ネイビートップスが相性抜群♡
◆黒ニット×ボタニカル柄スカート
大柄チェックが骨格ストレートに好相性。きれい色スカートはグレーのトップスでなじませると幼く見えず、ほどよくリラクシーなスタイルに。
30代女性におすすめの柄スカート。夏のシーン別着こなし方は…
最後に
骨格ストレートタイプは縦ラインを軸にしたコーデが得意ですが、旬のシルエットが変わっても選ぶべきポイントは同じ。とくに体のラインを拾わないオーバーフォルムの着こなしは迷いがちですが、ファッションの一部や小物で辛口テイストを加えてバランスを調整すればOK。自分の骨格タイプを味方につけて、シャープな着こなしを楽しみましょう。