オリーブオイルの可能性を検証してみました!
オリーブオイルの主成分はオレイン酸。オレイン酸は、植物油の主成分である脂肪酸の一つです。酸化しにくく、悪玉コレステロールを減らすといわれています。
また、人間の体が正常に機能する上で欠かせない成分で体内で作ることのできない健康成分リノール酸、リノレン酸を含んでいるのも嬉しい成分の一つ。他にも、抗酸化物質であるポリフェノール類やビタミンEが含まれています。
そんな栄養価の高いオリーブオイルですが、みなさんは使いこなせていますか!? 実は、いろいろな料理に合わせることができるんですよ!
今回ご紹介する井上誠耕園のオリーブオイルは、「自然と大地の恵みに感謝を込めて、誠意を持って大地を耕す園でありたい。」そんな願いを込めて名付けられた園地で大切に育てられたもの。
そこで、井上誠耕園から発売中の2種類のオリーブオイルを使って、どんな料理に合うのかを徹底検証!
使ったのは、まろやかでコク深い味わいが人気の定番の「エキストラヴァージン完熟オリーブオイル」、そして、鮮度にこだわったレモンの香り立つ「新鮮檸檬オリーブオイル」。(以下、「完熟オリーブオイル」「檸檬オリーブオイル」)
▲エキストラヴァージン完熟オリーブオイル
▲新鮮檸檬オリーブオイル
それでは、筆者の独断で相性を☆5段階で評価しちゃいます。まずは、イタリアンやスペイン料理に入れてみました!
■1:ガスパチョ【檸檬オリーブオイルを使用】
【相性:★★★★☆】
まずは、パプリカとトマトをふんだんに使った冷静スープ、ガスパチョ。夏に無性に食べたくなる一品ですよね! レモンの風味がガスパチョの爽やかさを一層際立てます。しかし今回、玉ねぎの辛味抜きが足りなかったせいか、玉ねぎの辛味が前面にきてしまいました。次回はレモンの香りを引き立たせたい!
■2:鯛と甘エビのカルパッチョ【檸檬オリーブオイルを使用】
【相性:★★★★★】
レモンの酸味が上品な味わいの鯛や甘エビにぴったり♡ 淡白な白身魚とは文句なしで相性抜群なのではないでしょうか。相乗効果でおいしさが引き立ちます!
■3:牛肉のタリアータ風【完熟オリーブオイルを使用】
【相性:★★★★★】
こちらは、今回一番相性がよいと感じた料理。オリーブオイルに漬け込んだお肉をオリーブオイルで焼きます。そして、仕上げに少量のオリーブオイルをさっとひとかけ。このようにすることで、お肉が驚くほど柔らかく、そして、甘くなりました! お肉のコクと旨味に感動。これはぜひ試してみてほしい組み合わせです♡
■4:フロマージュ・ブラン風ヨーグルト【檸檬オリーブオイルを使用】
【相性:★★★★★】
水切りして冷やして固めたプレーンヨーグルトも、オリーブオイルを加えることで味に深みが出て、来客時に出しても喜ばれそうなデザートに♡ もちろん、朝食で欠かせない市販のヨーグルトにかけてもおいしいですよ!
サラダ油などと異なり、料理の過程で入れるだけでなく料理にそのままかけるだけでおいしく仕上がるところもオリーブオイルの魅力。そこで、身近なごはんにもかけてみました!
■5:味噌汁【完熟オリーブオイルを使用】
【相性:★★★☆☆】
味噌汁は、オリーブオイルを入れることでまろやかな味わいに。ただ、味噌汁の具材によって、合うものと合わないものがありそうです。今回はほうれん草とネギの味噌汁に入れましたが、次は、お豆腐の味噌汁に合わせてみたい!
■6:卵かけごはん【完熟オリーブオイルを使用】
【相性:★★★★★】
卵かけごはんに入れることで、不思議と卵の甘みが際立ちました♡ これはおいしい! 栄養価も高くなりますし、ぜひみなさんも試してみてください!
■7:納豆ごはん【完熟オリーブオイルを使用】
【相性:★★★☆☆】
納豆ごはんに入れることで、まろやかでフレッシュな味わいに。ただ、個人的には卵かけごはんとの組み合わせのほうが好きです!
■8:パン【完熟オリーブオイル&檸檬オリーブオイルを使用】
【相性:★★★★★】
パンにオリーブオイルをかけて食べるのは、定番ですよね。特に今回のような特別なオリーブオイルをかければ、レストランで出てくるようなパンになりますよ♡
■9:トマト【檸檬オリーブオイルを使用】
【相性:★★★★★】
トマトとオリーブオイルの組み合わせの良さは、折り紙つき。言わずもがなで、相性抜群でした! さらにモッツァレラチーズとバジルを挟めば、レモンの香り立つ爽やかなカプレーゼが完成♡
今回の検証で、オリーブオイルの可能性を確信。みなさんも、さまざなま料理にオリーブオイルを入れて、その“化学反応”を楽しんでみてくださいね!
文/川原莉奈
※文中の検証内容は、当該オリーブオイルを使った場合の筆者個人の感想です。