世界23カ国の男女18,237人回答!「フライト内コミュニケーション」
◆日本人は「機内で知らないに話しかける」割合が世界最低
まず、「機内で隣の知らない人に話しかけるか」という質問では、日本人は「話しかける」割合が15%と世界最低に。知らない人との機内でのコミュニケーションに対して消極的であることがわかりました。
一方、最も「知らない人に話しかける」と回答したのは「インド」で、日本の4倍の60%。第2位は「メキシコ」(59%)、第3位は「ブラジル」(51%)と陽気なイメージの強い国が上位にランクインしました。
◆日本人は世界一、空港や機内で知らない人と積極的にコミュニケーションをとらない
次に、「頭上の棚に荷物を入れるのを手伝う」、「機内で他人に旅行のおすすめを共有する」、「フライトに遅れそうな人にセキュリティチェックの順番を譲る」などの行為に関する質問については、「したことがある」と回答した割合は日本人がどれも世界で一番低い結果に。
また、日本人の61%が「どの行為もしたことがない」と回答し、最も高い割合になりました。日本人は、他国の人と比べると、空港や機内で知らない人と積極的にコミュニケーションをとらない傾向にあるようです。
◆寝ている人の前を通って通路にでるとき、どうする?
機内で知らない人と話さない日本人。では、機内で寝ている人の前を通って通路にでる必要があるとき、どのような対応をするのでしょうか?
調査結果では、日本人は「寝ている人を乗り越える」という回答がほぼ半数の48%を占めています。一方、世界平均では「寝ている人を起こして移動してもらう」が一般的であるようです。
時と場合によって、寝ている人を乗り越えられないことがありますよね。我慢しようか…起こそうか…迷うところ。そんなときは、思い切って声をかけると、案外優しく対応してくれるのかもしれません。
【調査概要】
調査:エクスペディア・ジャパン
調査期間:2019年4月12日~4月29日
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象:アメリカ、カナダ、メキシコ、ブラジル、イギリス、フランス、ベルギー、オランダ、ドイツ、スイス、オーストリア、イタリア、スペイン、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、マレーシア、タイ、インド、香港、台湾、韓国、日本
サンプル数:計18,237人
※本調査では小数点第1位で四捨五入しているため、足し上げても合計数値が100%とならない場合があります