パリ発憧れショコラブランドの「かき氷」が美味しすぎる!
こんにちは。ショコラコーディネーターの市川歩美です。最近、パリ発のチョコレート専門店「ル・ショコラ・アラン・デュカス」のかき氷に感動しました! この夏、限定販売。絶対注目して!
かき氷は2種。一見シンプルですが、中がすごいんです。
◆ル・ショコラ・アラン・デュカス東京工房限定メニュー
まずは日本橋にある東京工房のグリーンのかき氷。
▲「Kakigori 抹茶/シトロンヴェール/ショコラ」1,800円 ※東京工房限定
抹茶のグラニテ(手削りの氷)と、ショコラを組み合わせた逸品です。
▲上からバニラとライム果汁をかけて
シンプルに見ますが、スプーンをいれるとすごさがわかります。
びっくりするほど美味しい濃厚な抹茶のクリーム、そしてメキシコ産カカオを使ったショコラのソルベ、カカオニブ。
アクセントは、キューン、と甘酸っぱいライムとレモンのコンフィです。
あらゆる食感、味の、サーカスか魔法のようなバランスは、さすが「ル・ショコラ・アラン・デュカス」。
◆ル・ショコラ・アラン・デュカス 六本木では真っ赤なかき氷を楽しんで
六本木店限定の、真っ赤なかき氷。もうあまりにも私好みで驚きました。
▲「Kakigori フリュイルージュ/ハイビスカス/ショコラ」1,800円 ※六本木限定(Photo by Pierre Monetta)
気に入りすぎたあまり、思わずジュリアン・キンツラーシェフに「すごくおいしい」と5回ぐらい語りかけてしまったほど(笑)
いちごとフランボワーズ、ハイビスカスを合わせた真っ赤なグラニテは、フォークを使って丁寧に削られています。
▲上からグロゼイユのソースをかけて
グラニテの下には、ショコラのソルベ、グレープフルーツとハイビスカスのクリーム、グレープフルーツのコンフィ。
グレープフルーツの苦味と酸味、赤いフルーツの華やかな夏を思わせる風味が、メキシコ産カカオの風味と調和。あらゆる層が重なり合い、洗練されています。
特別プレートも拝見しました。深さがあります。見た目以上に高さがあり、もはやパフェ的な感覚すらあります。
日本橋にある「東京工房」、六本木ヒルズにある六本木店、どちらも、高級フレンチレストランのデセールレベル。日本橋で、六本木で、ぜひ9月中旬までの限定メニューですので楽しんでください。
一見シンプルですが、発見と驚きに満ち溢れたかき氷ですよ。
▲ル・ショコラ・アラン・デュカス 六本木 2階「ル・サロン」
▲ル・ショコラ・アラン・デュカス 東京工房(日本橋)のエントランス
ショコラコーディネーター® 市川歩美
チョコレートのジャーナリストとして最新のチョコレート情報に精通。
おすすめ・注目のチョコレートの紹介ほか、関連情報を雑誌、テレビ、ラジオ、Webなどのメディアに提供しながら、メディア・チョコレートブランド・消費者をつなぐ、日本唯一のショコラコーディネーター®として活動。
チョコレート愛好家歴は、5才頃から。本格的なチョコレート愛好家歴約30年。フランスの上質なショコラに1990年代前半に出会って以来、「ショコラのある生活」を豊かにするべく、チョコレート関連イベント、トークショーへの出演、テレビ番組、記事の監修、商品企画なども行う。