20代〜60代の男女に調査! お弁当作りを続ける秘訣
◆約8割が「自分にできる範囲で行う」
まず、お弁当を作っている人に「お弁当を作る続けるために必要なこと」を聞いてみると、78.3%が「自分にできる範囲で行うこと」と回答し、約8割が頑張りすぎないことを大事にしていることがわかりました。
また、お弁当作り歴10年以上の人のうち、あらかじめ調理して冷凍した料理を使用する「ホームフリージング」を弁当に活用したことがある人が74.4%。これは、お弁当作り歴1年の人の64.8%と約10ポイントの差がつく結果となり、「冷凍テクニック」がお弁当作りの継続に役立てられていることが明らかになりました。
◆お弁当作りにかける時間が最も短い時短県は「群馬県」
次に、「お弁当作りにかける時間」を調査したところ、全国平均は「18分05秒」。都道府県別に比較してみると、お弁当作りにかける時間が最も短い時短県第1位は「群馬県」(15分47秒)、第2位は「富山県」(16分4秒)、第3位は「島根県・広島県」(16分14秒)となりました。一方、お弁当作りにかける時間が最も長い県は「愛媛県」(20分23秒)に。
◆好きなお弁当のおかずは、世代問わず共通
最後に、「好きなお弁当のおかず」について昭和・平成世代別に違いを調べてみると、
第1位「鶏の唐揚げ」(昭和:35.3%、平成:35.9%)
第2位「卵焼き・スクランブルエッグ」(昭和:14.1%、平成:13.9%)
第3位「ハンバーグ」(昭和:8.7%、平成:8.7%)
と昭和・平成世代問わず同じおかずがランクイン。
トップ10でみると、平成世代では冷凍食品の普及が影響か、家庭では手間がかかって一からなかなか作らない「春巻き」「しゅうまい」がそれぞれ第5位、第6位に。冷凍食品のメニューや利用者層の広がりが時代ごとの変化に影響を及ぼしている可能性があようです。
※昭和世代:昭和時代に生まれた「32歳以上69歳以下」、平成元年以降に生まれた「20歳以上31歳以下」
お弁当のおかず「鶏のから揚げ」は、世代関係なく人々に愛されるようです。誰かにお弁当を作るとき、「鶏のから揚げ」を入れると喜んでくれるはず♡
【調査概要】
調査:株式会社ニチレイフーズ「お弁当始めの日」
調査期間:2019年1月30日~2月4日
調査対象:全国の20~60代の男女約30,000人
調査期間:インターネットによるアンケート調査
※小数点以下を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります
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