マルチペンで色分けすると後で情報を探しやすい!
1本でボールペン何色かとシャーペンが使える「マルチペン」は、ビジネスパーソンを中心に人気が高く、筆記具メーカー各社が技術やデザインを凝らして発売しています。そんなマルチペン、人々はどのように活用しているのでしょうか?
ゼブラが実施した「マルチペンユーザーミーティング」で得た活用術を紹介します。
◆仕事や家事など複数のタスクを管理
マルチペンユーザーミーティングによると、「仕事」「趣味」「家庭」「勉強」など様々なタスクをマルチペンで管理している人が多いことがわかりました。
1本で持ち替えずに色分けして書けるマルチペンは、1人で何役もやることがあって多くの情報を管理する人にとって重宝するようです。なかには、「用事の種類をペンの軸に記入しておいて用事別に書き分けている」という人もいました。
◆色分けの方法や目的も様々
ミーティングに参加したユーザーの職種は、事務や人事、ITエンジニア、営業、広報など様々で、それぞれの職場で自分なりのルールを決めて使用しているそう。たとえば、「相手の話は黒で書いて自分のToDoは緑で書くことで、後でやり忘れないようにしている」や「客観的事実は黒で、主観は青で書いて考えを整理する」、「転職活動で履歴書送付の宛名は黒、『履歴書在中』を赤で、相手にもらったプリントに補足を書く時はシャーペンと使い分ける」などが挙がりました。
また、「体調のログを取っている」や「お金の支払い方法別に色分けして記録」という使い方も。色分けして書くことのメリットとして「後で情報を検索しやすい」という声にはミーティング参加者の多くが納得しました。
◆シャーペンが一緒になったマルチペンが人気
マルチペンに内臓されたシャーペンの使い道は、「自分の予定は変更になっても書き直せるようにシャーペンで書く」「役所でもらった公文書に補足情報を書き込みする」「広報でメディアを回る時に記者のメモはシャーペンで」などが挙がりました。
また、「電話や議事録など速記をするのにボールペンだとかすれる心配がある」「ボールペンだとフィルム付箋など意外とインクが乗らない紙があるがシャーペンはだいたいのものに書ける」などボールペンにはない意外なメリットがあるようです。
マルチペンで色分けしながら書くと、内容がパッと入ってきて良いですよね! これからもマルチペンはビジネスパーソンには欠かせないアイテムとなりそう。
【ユーザーミーティング開催概要】
開催:ゼブラ株式会社
日時:2019年3月15日(金)19時~21時
場所:東京飯田橋駅近辺の貸会議室
司会:手帳評論家 舘神龍彦さん
参加者:事前に募集した一般のマルチペンユーザーの学生・社会人男女17人