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LIFESTYLE

2019.03.24

【石丸幹二さん】インタビュー|【OJI様】の魅力満載です♡

【石丸幹二さん】と神楽坂で妄想デート♡ King of【OJI様】の魅力たっぷりの語録に注目です!

【石丸幹二さん】と妄想デート♡

幼少期からピアノやサックスなどの楽器に触れ、声楽を学んだ後、劇団四季で俳優としてデビューするなど、常に音楽と触れ合ってきた石丸幹二さん。話す言葉さえ美声で、品性が漂い、いつまでもお話に聴き入っていたい♡ 神楽坂にはなじみがある、石丸さんによるOJI様劇場…お楽しみください♪

木曜20時 神楽坂にて・・・

石丸幹二さん

石丸幹二さん

「フェランテ」の靴¥68,000(エスディーアイ) スーツ・ネクタイ/参考商品(イザイア ナポリ 東京ミッドタウン〈イザイア〉) シャツ・ポケットチーフ/スタイリスト私物

「少しだけ、僕に時間をくれますか?」連絡が入ったのは、先週のこと。そんな誘い文句は初めてだったから思わず、胸がキュン。彼の提案は「木曜20時に神楽坂で」。週半ばの忙しい水曜ではなく、週末に向けて気持ちがはやる金曜でもない。個人的にはいちばん心ほぐれるタイミング。そのさりげない気使いに大人の余裕を感じる。

そして、神楽坂。銀座、六本木とはまた違う、落ち着きと品格。広尾、麻布とも趣の異なる、しっとりとした情緒。年齢を重ね、遊びなれた大人が、さらに遊びを極める街。神楽坂を上る足取りもどこかゆっくり、ていねいになる。待ち合わせ場所、彼はもう立っている。「お待ちしておりました」その極上の笑顔に、心が弾ける音が聞こえる。

■胸キュン♡ OJI様語録【1】

「今日はすべてを僕に任せて。リラックスして楽しんでほしいんだ」

石丸幹二さん

「ようこそ、神楽坂へ。今日は僕の街を案内しましょう。なんてね」少しおどけた口調に、思わずクスリ。私の緊張をほぐそうとしているのがわかって、うれしくなる。「さて、少し一緒に歩こうか」そう言ってさりげなくエスコートしてくれる彼。ふたりで石畳の街を歩く。

夕方の雨はちょうど上がって、そのせいで街全体がしっとりと艶めいて見える。都心にあるのにまるで隠れ家のような街。夜の灯りに浮かび上がる濡れた石畳がきれい。選んだのは、レースのミディ丈タイトにパテントのチャンキーヒール。歩きやすい靴にしてよかった。

石丸幹二さん

「この街がいつごろにできたか、知ってる?」ふと目を見つめられて、ドキッ。「さかのぼること約500年前。今は光照寺というお寺がある場所に、牛込城を築いたのが神楽坂の始まりと言われているんだ」「この街にはたくさんの坂があってね。たとえば『袖摺坂(そですりざか)』。すれ違う人の袖がすり合うことから、その名前がついたそう。

ほかにも、ゆるやかなカーブを描く『瓢箪坂(ひょうたんざか)』なんていうのもある。ちなみに、今僕たちが歩いているのが『兵庫横丁』。ここにある旅館に多くの文豪が滞在して名作が生まれたんだ」ゆっくりと歩きながら聞くその薀蓄(うんちく)は、自然と耳になじんで、もっともっといろんなことを教えてほしくなる。「さ、着いた。ここに案内したかったんだ」小路の奥の奥にある小さなお店。暖簾をくぐる彼の背中をとても頼もしく感じる。

■胸キュン♡ OJI様語録【2】

「ゆっくり歩こう。急がなくていい。君といる時間が幸せだから」

石丸幹二さん

■胸キュン♡ OJI様語録【3】

「僕が欲しいもの。それは君が美味しそうにしている笑顔なんだ」

石丸幹二さん

「いらっしゃいませ!」キリッと通る大将の声に背筋が伸びる。「今日はね、素敵な女性をお連れしました」お待ちしておりました、と大将が温かな笑みを向けてくれて、少し緊張がほぐれる。

「日本酒をもらおうかな。肴のおすすめは?」「氷見からいい寒ブリが入ってます」「いいね、時期だね」「今年は特にいいんですよ」大人の会話。少し置いてけぼり、でも誇らしい。微妙な気持ち。「ここはね、全国の日本酒を置いているんだ。同じ銘柄をお米違いで飲んでみるのはどう? 君の好みを探っていこう」このさりげないリードに、大人を感じる。

■胸キュン♡ OJI様語録【4】

「がんばらなくていいと思う。だって君はそのままで十分素敵だから」

石丸幹二さん

肩ひじ張らなくていい。素直に甘えていい。この感じがすごく心地いい。知的な会話、美味しい料理。彼の笑顔。すっかり気持ちがほぐれて、いろんな話をしてしまう。尊敬していた上司が本国に帰ってしまうこと。部下とのコミュニケーションに悩んでいること。そして女友達の結婚、出産、さらに起業。刺激を受けつつ、焦りも感じていること。それらすべてに的確な答えをくれるこの人は、どんな人生を歩んできたのだろう。

「人生って、いろいろあるから楽しいよね」そうかもしれない。この人と話していると、素直にそう思える。「もう少し一緒にいたいな。このあと、善國寺に向かって歩いて2軒目はその先にあるワインバーに行こう」奥が深く、大人が似合う街、神楽坂の夜は更けていく。

Oggi3月号「やっぱり『OJI様愛』が止まらない」より
撮影/松木康平 スタイリスト/土田拓郎(シンクリッチ) スタイリング協力/縄田恵里(P.202イラスト分) ヘア&メイク/中島康平(UNVICIOUS) デザイン/スズキのデザイン 撮影協力/「神楽坂 世喜」 取材・文/本庄真穂(P.196~P.199) 構成/樋口 澪・宮田典子(HATSU)
再構成/Oggi.jp編集部


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