福岡の人気カレー店は女子ひとり客や女子同士のグループ客が多い!
「福岡の女性はおしゃれで可愛い」と聞いたことがありませんか? 僕は何度も聞いてますし、実際自分の実体験としてその通りだと感じています。
80年代から今に至るまで、福岡出身のアイドルが非常に多いこともその証拠のひとつでしょうし、実際に僕が福岡に行くと本当に可愛らしい女性や美しい女性が多く、見とれてしまうこともしばしば。
そして福岡はファッションの街と呼ばれることもあり、地元発のアパレルショップが多いエリアでもあり、おしゃれに関心が高いということも言えるでしょう。そんなおしゃれな福岡女子が今注目している食べ物といえば、「カレー」なんです!
昨年の夏に音楽とカレーのイベントとして博多THE LIFEにて開催された「Spicy Journey」は100人規模の会場に500人ものカレー好きを動員。大成功をおさめました。
そのイベントの第2回が昨年末に行われたのですが、第1回目より確実に女性率が上がっていたのです。第2回目はイベントも拡大し、2日間に渡っての開催。
初日は前回同様THE LIFE、2日目は今泉Como esにて開催されました。初日の男女比は6:4で男性が多いくらい。しかし2日目の男女比は逆に6:4で女性が多いか、下手すると7:3くらいの割合の女性率。これには福岡女子ならではの理由がありました。
福岡の人は縄張り意識のようなものを持っている人が少なからずいるようで、俗に「川を渡らない」とも言われます。福岡以外の人間からしたらすぐ近くに感じる場所でも、福岡民からすると「遠い」という感覚だったりするようで。そのひとつの境目に那珂川という川があります。
今回の会場も、初日は那珂川の東、そして2日目は那珂川の西だったこともあり、おしゃれ女子の多い今泉での開催となったからこそ、2日目の女子率が高まったといえるでしょう。
中には両日イベントに参加した意識の高いカレー女子も少なからずいたのですが、初日は行かず2日目だけ来たという女性に話を聞いてみると、上記のような理由が複数あげられたのは面白い結果でした。
大阪から生まれたスパイスカレーブームは全国に飛び火し、東京でもカレーマニアの数が急激に増えています。昔に比べると東京にもカレー女子は増えたのですが、まだまだ男性が多い世界。大阪は東京に比べると女性率が高いですが、それよりも福岡のカレー女子率の高さはさらに目を見張るレベル。
カレーの人気店に並んでみても、福岡は女性1人客や、女性同士のグループ客が大阪や東京よりも確実に多いのです。カレーに関係のないカフェでお茶をしていた時も、若い女性客から福岡のカレー屋の名前が話題に出てきたのが何度も聞こえてきました。
なぜおしゃれな福岡女子にカレーが受けているのか。それは今どきのカレーがまず見た目に華やかでSNS映えするということ。そして小麦粉不使用で肉も野菜も同時に食べることができ、スパイスの薬効もあって非常にヘルシーだということもその理由の大きなものでしょう。
▲あいがけカレー
さらにいえば福岡のカレーの名店の店主の男性に、イケメン率が高いということもあげられるかもしれません。
そんな福岡女子も注目していた「Spicy Journey」。初日は福岡の人気店であるマルハバ、オーラス、そして秋月から月と亀、東京から青い鳥、大阪から堕天使かっきーが集まり、それぞれカレーを提供。2日目は青い鳥、堕天使かっきー、そして福岡のmoritoneriによるあいがけカレーを提供。
どちらもDJやライブなどの音楽と共に。福岡と東京と大阪の名店の味が一度に味わえる滅多にない機会であり、大変な盛況でした。カレーも楽しみながら音楽も同時に自然に楽しめる空間。福岡女子は楽しみ方が上手と言いますか、楽しみ方を知っていると言いますか。
このような音楽とカレーのイベントは大阪では既にポピュラーなのですが、大阪の堕天使かっきー曰く、「ここまでカレー文化レベルが高いイベント滅多に無い!」とのこと。そう。カレーは文化なのです。
福岡女子はその文化の進化に気づきつつあるということ。実際に福岡のカレーレベルは急上昇していますし、全国的に見ても確実にカレーレベルは上がっています。ですから福岡に限らず、おしゃれに関心のある女性には是非ともカレーにも注目していただきたい所です。今年はカレーがますます盛り上がっていきそうな年です。
さぁ、あなたもカレーを食べに行きましょう\(^o^)/
AKINO LEE カレーおじさん\(^o^)/
ヴォーカリスト、パフォーマーとして自身の活動の他、様々なアイドルの作詞作曲振付プロデュースを担当。ヴォイストレーナーとして後進の育成にも力を注いでいる。
音楽ライターとしても各種雑誌、ムック本などで執筆を担当。また、カレーおじさん\(^o^)/としても知られ、年間平均1000食以上のカレーを食べてきた経験と知識を活かしてTVや雑誌など各種メディアにおいてカレーについて語っている。
http://www.akinolee.tokyo/