夫婦のトラブルがいちばん多いのは婚後3年ってホント? | Oggi.jp
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LOVE

2017.09.21

夫婦のクライシス「結婚後3年」をハッピーに乗り越える10の心得

3年の壁を回避し、夫婦の愛をより深めるためには〝初動〟が大切!? 「結婚」「お金」「キャリア」のプロ3人に、今から知っておきたい〝結婚を長続きさせるコツ〟を聞きました。

【心得1】ふたり一緒に過ごす時間をルーティン化する

「とにもかくにも、大切なのはコミュニケーション。共働きだと、夫婦の時間を意識的につくらないとすれ違いになりがち。男性はルール化すれば守る生き物なので、〝〇曜日は一緒に夕飯を食べる〟と決めるのが◎」(川崎さん)「〝週末は家族の報告会にしよう〟など夫と話ができる状況をつくるのも大切」(岡野さん)

【心得2】夫から必要とされる人間になる

「結婚は仕事と同じ。〝この仕事は君じゃないと〟と言われるためブラッシュアップが求められるように、夫に必要とされる努力は不可欠。化粧すらせずに〝ありのままの自分を受け入れて〟というのはムシのいい話。新たな一面を見せるなど、夫に興味をもってもらう努力をしないとすぐ飽きられますよ」(岡野さん)

【心得3】夫を自分好みに育てるのは1年目が肝心

「自分が完璧な妻ではないように、最初から完璧な夫なんていません。夫は一から育てるものと心得て」(岡野さん)「家事分担のルールは、新婚の浮かれているうちに妻のペースで誘導を。〝これはお願い〟と役割を与え自分の任務だとすり込んでおけば、3年目には息を吸うようにゴミ捨てに行きます」(川崎さん)

【心得4】家計はひとつの財布にまとめる

「お互いの資産を知らないと、3年目にいざ住宅を買おうとしたとき相手に借金や使い込みがあった、なんてケースが意外と多い。結婚後は支出用、貯蓄用、病気や冠婚葬祭など予備出費用の3つの口座をつくり家計の一元化を。お金の管理が苦手だと思うなら、FPに相談してみるのが手っ取り早いかも」(花輪さん)

【心得5】家事のアウトソーシングは惜しまない

(c)Shutterstock.com

「共働きだと家事に追われるあまり会話が減り〝コップを洗ってない〟が離婚の理由になることも。その前に時短家電や家事サービスの活用を。お金をケチるより夫婦の時間をもつほうが優先度は高いです」(川崎さん)「一時的に出費がかさんでも、共働きなら元は取れます。時間をお金で買うと割り切って」(花輪さん)

【心得6】世帯年収の1/4を貯金すべし

「婚後3年は出産、住宅購入、転職など、大きなライフイベントが起こる人が多いもの。子供ができた後は教育費用などを優先しがちなので、比較的家計に余裕がある時期に、住宅購入の頭金や老後資金などを集中して貯めておくと後々ラクです。目標額は1年に世帯年収(手取り)の25%が目安です」(花輪さん)

【心得7】仕事の交渉力とマネジメント力を家庭に応用する

「職場で自分の意見を通す交渉力やマネジメント力は、夫や義父母を相手に家庭をうまく回すためのスキルとして大いに役立ちます。ちなみに、女性は将来的な妊娠など、まだ起きてもいないことを懸念して管理職の誘いを敬遠しがちですが、その経験は、家庭でも応用できるので迷わず引き受けて」(川崎さん)

【心得8】夫婦のライフプランを明確にする

(c)Shutterstock.com

「家計の収支は、夫婦のライフプランによって大きく変化します。子供は何人欲しいか、仕事はどうやって続けていくのか、家は買うか、老後はどうしたいのか。それによって、必要なお金はまったく異なるので、まずは結婚当初にふたりの人生設計とマネープランを話し合っておくのが重要です」(花輪さん)

【心得9】新婚の魔法は解けると知っておく

「ドキドキの感情を生む〝恋愛ホルモン〟は3年でなくなり、〝安心感〟〝信頼〟などの感情に変化します」(川崎さん)「恋愛感情が冷めるにつれ、マンネリになるのは当然。でも、昔お気に入りだった服は、今でも愛着があるでしょう? それと同じで、相手を大切に思う気持ちを忘れなければ夫婦仲はうまくいきます」(岡野さん)

【心得10】記念日にはふたりの思い出の場所でデートする

「夫婦として愛情をもち続けるコツは、初心を忘れないこと。たとえば初デートの場所に行き、食事をしたり出会った当時のことを語って〝いい思い出〟を追体験することが大事。自分がなぜこの人と結婚したか原点に返ることで、相手への不満を大目に見られたり、大切に思う気持ちがよみがえるはずです」(岡野さん)

お話を伺ったのはこの3人

ファイナンシャル・プランナー/花輪陽子さん
外資系投資銀行を経てFPとして独立。『30代で1000万円貯める! 共働き夫婦のマネー術』(日本経済新聞出版社)など著書多数。’08年に結婚、現在は1児の母。

夫婦問題研究家/岡野あつこさん
’91年に離婚相談室を開設以来、3万件の夫婦問題を解決に導く。働く女性や主婦のための離婚カウンセラー・恋愛マリッジカウンセラーの養成講座も大人気。

キャリアコンサルタント/川崎貴子さん
女性に特化した人材紹介業やコンサルティング事業を展開。著書に『私たちが仕事をやめてはいけない57の理由』(大和書房)など。’08年に現夫と再婚。2児の母。

2017年Oggi9月号別冊付録「Oggi Wedding Book 2017」より。
本誌掲載時スタッフ:構成/酒井亜希子・佐々木恵・平澤奈々恵(スタッフ・オン)
再構成:Oggi.jp編集部

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Oggi12月号で商品のブランド名に間違いがありました。114ページに掲載している赤のタートルニットのブランド名は、正しくは、エンリカになります。お詫びして訂正致します。
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