慢性的ではないけれど、突然現れる「プチ肌荒れ」に悩まされる現代女子。医療法人オーク会の田口早桐先生によると、肌荒れを引き起こさないためには、栄養バランスの取れた食事がもっとも大切な要素のひとつだとか。
とはいえ、忙しいイマドキ女子はコンビニ食や外食も多く、栄養バランスを完璧に網羅するのはなかなか難しいものです。そこで、効率的に栄養を摂取する術として「サプリメント」を用いるのも有効。
【目次】
・肌荒れにはビタミンCが効果的
・薬局で買える市販のもので手軽に
・不規則な現代女子の生活にマッチするサプリメント
肌荒れにはビタミンCが効果的
抗酸化作用のあるビタミンは、肌のターンオーバーを正常に近づけ、肌荒れやニキビに効果的と言われています。さらにシミやそばかすを防いだり、コラーゲンを生成するなど、美肌を保つのに重要な栄養素のひとつです。
ビタミンを含む代表的な食材として、果物や野菜が挙げられますが、必要量摂取するには結構な量を食べる必要があります。なかなか現実的には難しい……というときに便利なのが、サプリメント。サプリメントのビタミンは水溶性なので、飲みすぎても体に蓄積されることなく尿として排出されます。
薬局で買える市販のもので手軽に
ビタミン系のサプリメントは、薬局やコンビニで手軽に手に入れることができます。まずは、抗酸化効果のあるビタミンCが入ったものを選びましょう。ニキビなどに効果的である「チョコラBB」などのビタミンB群の入ったものもチェックしておきたいですね。
不規則な現代女子の生活にマッチするサプリメント
私たちは、日々忙しく生活しています。
忙しいから肌ケアに時間をそこまで割けず、栄養も偏りがちで、不規則な生活サイクルで過ごし……と美肌を目指すベクトルとは、逆方向に進んでしまうことが多いのが悲しいところ。
とはいえ、肌荒れしているわけにはいかない! という女子にとって、最も頼れるものがサプリメント。不規則な現代女子こそ、サプリメントに大いに頼ってしまいましょう!
今や、コンビニや薬局で手軽に手に入れられるサプリメント。
ビタミン系のサプリメントであれば数千円で手に入れられることがほとんどなので、気軽な気持ちでサプリメント生活をはじめてみてはいかがでしょうか。
継続することに意味があるので、まずは飲み続けてみてください。
取材・文/松崎愛香
初出:しごとなでしこ
教えてくれたのは...産婦人科専門医・生殖医療専門医 田口早桐先生
日本生殖医学会生殖医療専門医、日本産科婦人科学会専門医、臨床遺伝専門医、母体保護法指定医。1990年川崎医科大学卒業後、兵庫医科大学大学院にて抗精子抗体による不妊症について研究。兵庫医科大学病院、府中病院を経て、現在、オークなんばレディースクリニック院長。国際学術誌への投稿、国内外学会での研究発表を数多く行う。著書に、自らの顕微授精体験を綴った「やっぱり子どもが欲しい!」(集英社インターナショナル)、妊活をポジティブに乗り切るためのポイントをまとめた「ポジティブ妊活7つのルール」(主婦の友社)がある。