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LIFESTYLE

2018.11.24

わざわざ行く価値がある! 伝説のカレーを求め、いざ愛知へ【カレーマニアのカレー旅】

12年間1日たりとも欠かさずにカレーを食べ続けているカレーおじさん\(^o^)/こと縫田曉言さんによるカレー愛に溢れたコラム。東京に住むカレーおじさん\(^o^)/がわざわざ行くべきと語る、愛知県のふたつの名店をご紹介します。

全国的に色々と面白いお店が増えてきている昨今のカレー業界。

電車ではなかなか行けないような場所にある絶品カレーのお店も以前より数が増えたように思います。これはSNSなどの普及によって情報が圧倒的に増え、なかなか気づきにくい場所にあるお店の発見と、その情報の拡散と共有が昔に比べると格段にスムーズになり、広がりやすくなったからといえるでしょう。

今や駅前など便利な場所にあるお店ではなくとも、味の良さやお店の個性が確固たるものであれば、どんな場所でも生き残れる時代になったといえるかもしれません。今回はそんなお店の中から愛知県にある2店舗をご紹介します。どちらも名古屋から車で行かないとなかなか厳しい場所でありながら、固定ファンがしっかりとついていてわざわざ行く価値のあるお店であり、カレー好きなら行かねば損の名店ですよ!

苦難を乗り越えて受け継がれる伝説の味
知多郡美浜町「南洋の父サウス」

かつて名古屋市は高岳で人気を誇っていた個性派スリランカカレーの名店「南洋の父」。今は名古屋市から車で混んでいなければ1時間強の位置にある美浜町にお店を構えているのですが、それには壮絶なドラマがありました。

南洋の父サウス

高岳のお店は店主である大矢さんががんで倒れ、閉店を余儀なくされました。一時は余命宣告まで受けたものの奇跡的に回復。しかし既にお店は閉めてしまっていたので、心機一転南洋の父の名付け親でもあった旧友の酒井さんと共に手を取り合い、お二人に縁のある美浜町で「南洋の父サウス」と改名してお店を復活させることになったのが2016年11月のこと。

南洋の父サウス

当時の常連さん達もかけつけ、瞬く間に話題の人気店となったものの、翌年8月に大矢さんは再度病に倒れてしまいました。緊急大動脈解離手術は成功しましたが、医師から「痛みは半年から1年ほどでほぼなくなるが、身体が正常になるまでには2年から3年ほどかかるかもしれない」と。そこでお店をまた閉じることになってしまったのですが、店を手伝っていた管理栄養士の方が、南洋の父の味を守るべく受け継いだレシピからカレー研究制作を続けること半年。大家さんの味に近づいた所でようやくまた2018年1月に再オープンとなりました。

海沿いのロケーション

現在大矢さんはリハビリ中ですが、高岳時代の味を知る僕からしてもその美味しさはかなりの再現度合いであり、確かな美味しさ。海沿いのロケーションも素晴らしく、穏やかな雰囲気が元々優しい美味しさである南洋の父のカレーの味をさらに高めています。

海沿いのロケーション

おすすめは三種盛り。まず見た目が美しいです。茶色系のみの色合いでありながら鮮やか。内容はポークカレー、豆カレー、そして南洋の父といえばパイナップルカレー! 今でこそスリランカ料理の専門店が全国的に増えてきていて、フルーツのカレーの美味しさもマニアの間では知れ渡ってきたところですが、かつての名古屋において、いや、全国的にもこのパイナップルカレーは衝撃でした。

三種盛りカレー
▲三種盛りカレー

スパイシーチキン&豆カレー
▲スパイシーチキン&豆カレー

コーヒー、デザート
▲コーヒー、デザート

スリランカ現地の味に比べるとかなり優しい美味しさで、味のみならずマインドも受け継がれた伝説の味と言えましょう。あとは伝説のシェフが帰ってきてくれることを待つばかり。リハビリの応援の為にも、この優しい美味しさを味わいに行ってみてください。

店内の様子
▲店内の様子

【DATA】
南洋の父サウス
住所:愛知県知多郡美浜町奥田天野56-2 てんてん広場
電話番号:0569-83-3518
HP

辺境の秘密基地に絶品パキスタンカレー有り!
弥富市稲荷「インターナショナルビレッジ」

インドの西隣にあるパキスタン。この国もカレー文化圏に入ります。パキスタンカレーはインドカレーと比べるとオイリーで濃厚。美味しいお店になるとその油感もすっきりとして、不思議と胃もたれもしないものです。

パキスタンカレーといえば埼玉の八潮、富山の射水などが有名ですが、その射水がイミズスタンとまで言われるようになったのに一役買った名シェフ、カムランさんが現在は愛知県の弥富市と飛島村の境界線にあるお店で腕をふるっています。

カムランシェフとカレーおじさん\(^o^)/
▲カムランシェフとカレーおじさん\(^o^)/

名古屋市内から車で1時間弱。このエリアは工場や倉庫が多く、すぐ隣の飛島村が今でも村という状態を保っているのは、産業がしっかりと成り立っており、近隣の市と合併するよりも村として存続を続けた方が得だからという理由だそうです。

スーパーハウスのような建物

村と聞いてイメージするものともまた違う雰囲気の中、原っぱの中にぽつんと存在する壁に囲まれたスーパーハウスのような建物が目指すお店。目印はパキスタンの国旗です。

パキスタンの国旗

飲食店には全く見えません。パっと見、工事現場のようで入るのにも勇気がいるくらいの外観。しかし入ってみればそこはれっきとしたレストラン。パキスタンの現地感も漂いますが清潔なので日本人にも安心です。店内は店員さんもお客さんもパキスタン人率が高いですが、日本語も達者な店員さんですから何も心配はいりません。

メニューは日替わり。どれを食べても美味しいのですが、個人的に一番気に入ったのはマトンコフタマトンの肉団子入りカレーです。

マトンコフタ、ロティ
▲マトンコフタ、ロティ

マトンはスパイスの下味によって肉の臭みは消え、旨味だけ凝縮されていて笑顔になる美味しさ。しっかり油で素材の味を引き出すパキスタン式のカレーには、ゆで卵とじゃがいもも入っています。このじゃがいもがまた美味しくて。スプーンで割るとホクっとした手触りでありながら、食べるとねっとりした舌触り。面白い。そして美味しい。流石名シェフカムランさん!

チキンビリヤニ
▲チキンビリヤニ

アンダチャナ、ナン
▲アンダチャナ、ナン

値段も全てお手頃価格。量も多いので一人ではなくグループで行くのが良いでしょう。さながらRPGのパーティのような気分で冒険感覚も味わえます。カムランさんはさすらいの料理人ですから、いらっしゃるうちに行っておくべきですよ。

店内の様子
▲店内の様子

【DATA】
インターナショナルビレッジ
住所:愛知県弥富市稲荷2-72-1

初出:しごとなでしこ

AKINO LEE カレーおじさん\(^o^)/

ヴォーカリスト、パフォーマーとして自身の活動の他、様々なアイドルの作詞作曲振付プロデュースを担当。ヴォイストレーナーとして後進の育成にも力を注いでいる。

音楽ライターとしても各種雑誌、ムック本などで執筆を担当。また、カレーおじさん\(^o^)/としても知られ、年間平均1000食以上のカレーを食べてきた経験と知識を活かしてTVや雑誌など各種メディアにおいてカレーについて語っている。
http://www.akinolee.tokyo/


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