成田凌「GReeeeNの姿が、嫉妬するくらい羨ましかった」【インタビュー前編】 | Oggi.jp
Oggi.jp

おしゃれもキャリアも。働く女性のWebメディア

line instagram TikTok X facebook search

フリーワードで検索

人気のキーワード

  1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. エンタメ
  4. 成田凌「GReeeeNの姿が、嫉妬するくらい羨ましかった」【インタビュー前編】

LIFESTYLE

2017.01.03

成田凌「GReeeeNの姿が、嫉妬するくらい羨ましかった」【インタビュー前編】

メンノンモデル 成田凌、ドラマ『逃げ恥』で人気急上昇

現役のメンズノンノモデルでありながら、現在は俳優業としても注目を集めている成田凌さんが「しごとなでしこ」に登場!

01

来年1月28日(土)に公開する、名曲「キセキ」誕生までのストーリーを描いた映画『キセキ ―あの日のソビト―』では盛り上げ役を担うメンバー・クニ役を熱演。今回は、成田さんに映画での撮影秘話などをうかがいます。

松坂桃李&菅田将暉主演映画「キセキ ―あの日のソビト―」あなたは、本当のGReeeeNを知っていますか?

実際のGReeeeNのみなさんの楽しそうな姿が、嫉妬するくらい羨ましかった

―『キセキ ーあの日のソビトー』の完成した映画を観てみて、いかがでしたか?

成田「すごく愛情にあふれた映画でした。それぞれの登場人物の心情も描かれているので、ひとりひとりのキャラクターもしっかりと立っているんです。現場の雰囲気もすごく良かったです。それが画面から溢れてくるような映画になったと思います」

―たしかに、すごく楽しそうな雰囲気が伝わってきました。演技もみなさん、すごくナチュラルでしたよね。

成田「実は、ほぼアドリブなんです。あまりにアドリブを多く求められていたので、どこまでふざけてもいいのかわからなくなることも(笑)。なんとなく段取りを決めて、リハーサルを少しだけやったら、『慣れないうちにカメラをまわしましょう』という監督だったんです。それもあって、撮影中の僕は、『やるぞ!』という気合いを入れる時間があるわけでもなく、いつもふわふわしていたんです。その直前に撮影していた映画が緊張感あふれる『新宿スワンⅡ』の撮影だったので、そのギャップがすごく大きかったですね(笑)。でも、ある意味考えすぎずに演じたことがいい結果につながっていたので、あらためて演技の世界って面白いなって思いました」

02

―監督にはどんなアドバイスをもらいましたか?

成田「アドバイスではないのですが、『なんで同じことが2回できないの?』と、笑って言われました(笑)。同じことをやるよりも、次ももっといいものを見せたいと思って変化させちゃうんですよ。でも、それさえも正解にしてくれる監督だったので、自由に楽しく現場にいることが出来たんです」

―だからこそ生まれた笑顔が溢れていたんですね。

成田「そうだと思います。自分たちは演じてはいますが、あの(GReeeeN)4人でいる姿を見ると、すごく楽しそうで羨ましくて!」

―青春の追体験をしているような感じ?

成田「う~ん。青春を取り戻すという意味ではなくて、純粋にこの撮影現場を心から楽しめたんです。あとは、ただ楽しむだけでなく、もともと実在する人間を演じているので、その責任感はしっかりと感じながら演じていました」

―実際のGReeeeNは覆面バンドということもあり、姿を出していませんが、今回の役作りで本人たちとお会いすることはできたんですか?

成田「実は僕だけスケジュールが合わなくて、会うことができなかったんです。でも、GReeeeNのメンバーとプロデューサーのJINさんがレコーディングしている場面を映像で見せてもらったんです。その映像が、嫉妬するくらい楽しそうだったんですよ」

03

―嫉妬するくらい?

成田「そうなんです。JINさんが子供みたいだったんですよ。みんながレコーディングしている中に声をかけにいって、みんなに『終わらないからやめてよ』ってケラケラ笑いながら言われたりしていて(笑)。それが落ち着いたらまたちょっかいを出しにいったりと、次から次へとふざけっぱなしなんですよ。それを見たときに、『これだ!』って思ったんです」

この作品に出合って、歌も好きになり、演技も面白くなった。自分をどんどん変えてくれる芝居の世界が、楽しくて仕方ない

―これをそのまま、自分たちに反映させようと思ったんですね。

成田「はい。みんなもその楽しそうな姿に、僕と同じように憧れを感じたらしく、重ねるように演じることができたんです。そういえば、演じているときに(菅田)将暉が、『こんなに心に響く歌詞が書けるのは、彼らが普通の生活をしているからなんだね』って言ったのがすごく印象的で。たしかに、普通の楽しみを味わっているからこそ、この歌詞すべてにつながるんだって実感したんです。もちろん、僕らも普通に生活はしていますが、俳優という仕事をしている以上、普通とは言えない日々だと思うんです。だからこそ、こういう普通に大学生活をして、みんなで心から楽しむということに執着があるし、彼らを羨ましく思ったのかもしれません」

04

―作品を通して、すごくいい体験が出来たんですね。

成田「はい。それに、この撮影を通して、嫌いだった歌も好きになったんです。こんな風に自分の感覚を変えてくれるのも芝居の面白いところ。この映画を観た人が、どう感じてほしいというのはありませんが、楽しそうにしている姿を存分に感じると思うので、元気になってもらえたら嬉しいですね。そして、明日から全力で楽しむぞと思ってもらえたら、最高です」

成田凌「大きな挫折に出会ったことがない。今、挫折を迎えにいっている状態」【インタビュー後編】

05

Profile
1993年11月22日 埼玉県うまれ。2013年より「MEN’S NON-NO」専属モデルとして活動をスタート。2014年にドラマ「FLASHBACK」で俳優デビュー。主な出演作としてドラマ「ふれなばおちん」、「逃げるは恥だが役に立つ」、声優として「君の名は。」などがある。

撮影/深山徳幸 文/高橋あや

『キセキ ーあの日のソビトー』
2017年1月28日(土)より全国にて公開。
【出演】松坂桃季、菅田将暉、横浜流星、成田凌、杉野遥亮ほか
【監督】兼重淳
【主題歌】GReeeeN「ソビト」(ユニバーサル ミュージック)
公式サイトはこちらから
©2017「キセキ ーあの日のソビトー」製作委員会

初出:しごとなでしこ


Today’s Access Ranking

ランキング

2024.04.19

編集部のおすすめ Recommended

Follow Us!

Oggiの公式SNSで最新情報をゲット!

メールマガジン登録はこちら

最新記事のお知らせ、イベント、読者企画、豪華プレゼントなどへの応募情報をお届けします。

Oggi5月号46ページに掲載しているアルアバイルのライトベージュのジャケットの値段に誤りがありました。正しくは¥49,500になります。
【消費税の価格表記について】 記事内の価格は基本的に総額(税込)表記です。2021年4月以前の記事に関しては税抜表記の場合もあります。

Feature

スマートフォンプレビュー

LINE公式アカウント 友だち募集中

働くすべての女性に向けて、
今すぐ役立つ「ファッション」「ビューティ」「ライフスタイル」
情報をお届けします。