【コンセンサス】これはどういう意味?
土田:こ…これは! 造語?
本田:造語ではないだろ。でも聞いたことないな…。
勇翔:コンセントにさす…?
吉原:勇翔、何言ってるの!?
土田:どうせ略語だと思ったんだろ?
勇翔:うん(笑)。
本田:略語だとしたら“ト”と“に”しか略してないからな(笑)。
平松:絶妙なところを略してるな。
勇翔:(うなずく)
平松:しゃべらんやん!(笑) コメントして!(笑)
本田:誰かわかる?
吉原:俺はわかるから、みなさんどうぞ。
土田:卑怯だな~! 絶対わかってないだろ!
平松:いつもなんでもわかる本田君、答えてみてよ。
本田:え~! じゃぁ、「会議で決めたコンセンサスをまとめておいてください」みたいな感じでどう? まとめたもの、集約したものみたいな。
――ハズレです。
一同:いえ~い!
吉原:マジでダサいんですけど~!
本田:いや! そうやって言えるのはわかるやつだけだからな!(笑)
土田:じゃぁ俺が答える。あれでしょ? “センセーショナリー”みたいな話でしょ?
本田:それって“センセーショナル”のこと?
土田:そう。あ! センチメンタルの反対語だよ。「私、もうコンセンサスだから大丈夫!」みたいな。あはは。
本田:自分で笑っちゃった(笑)。それは誰が使うの?
土田:パリピだよ、パリピ!
吉原:全然わかってないな(笑)。
平松:あれでしょ、“コンセプト”的な、「コンセプトを決めて、それを作るまでに生み出された過程」。
本田:プロセスのことをいいたいの?
平松:それ! それをもっとカッコよくいうのが政治家ですから。
本田:政治家いつ出てきたんだよ!(笑)
吉原:君たちは全然わかってないよ。でも勇翔はちょっとわかってた! 正解は、コンセントのメーカーです!
一同:え!?
吉原:ほら、コンセントの下に、LANケーブルをさすコンセントあるでしょ? あれのことをコンセンサスって言うの。なんでもさせますよ! という意味! 知らないの!?
勇翔:なるほど! すごい!
――不正解です。正解は、意見の一致、合意ということ。ミーティングで全員の“コンセンサス”(同意)を得たいときに、「あの部署のコンセンサスを取っておこう」「ボイメンのコンセンサスを取っておこう」というように使います。
吉原:(ガッカリ)
本田:なるほど~! うちの事務所はみんな見切り発車だから知らなかったのか(笑)。社長がGOと言えばGOだからな(笑)
土田:社長のせいだな(笑)。これからは俺たちのコンセンサスを取ってほしいね。
一同:お~(感心)。
本田:じゃぁ勇翔、コンセンサスを使って曲紹介をお願いします。
勇翔:『炎・天下奪取』は、熱さがありつつも、ところどころで蝉の声やバットで球を打つ音などがはいているのでエンターテイメントとして楽しめる曲になっています。いろんな方の琴線に触れつつ、ライブに来てくれた方のコンセンサスを取ってこれからも頑張っていくのでよろしくお願いします!
吉原:なんか微妙だけど伝わったからいいか!(笑)
ーー「コンセンサス」の意味を、書籍『語彙力がないまま社会人になってしまった人へ 超「基礎」編』(大東文化大学文学部准教授 山口謠司著/ワニブックス)の中からご紹介いたします。
「このミーティングで、全員のコンセンサスを得られるかどうかが、成否のカギを握っている」などと用いられるように、「合意」という意味があります。
コン(con)は「with」という意味があり「複数の人」による合意を指すのが特徴です。似たような意味を持つ言葉として「agreement」というものがありますが、こちらは、単なる「同意」を表すもので、相手がひとりである場合にも使えます。
(書籍『語彙力がないまま社会人になってしまった人へ 超「基礎」編』より)
結論:勇翔は“コンセントにさす”の略語を“コンセンサス”と言う。
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Profile
2010年、東海エリア出身・在住の東海エリア出身・在住の東海エリア出身・在住の10人のメンバーで結成されたユニット「BOYS AND MEN」通称ボイメン。トレードマークである学ランを身に纏い、歌・ダンス・芝居だけなくミュージカルなどもこなすエンタメ集団。前作「進化理論」は、iTunes J-POPソングランキング1位を獲得。2019年1月14日にはナゴヤドームでのワンマンライブが決定するなど、大躍進を遂げるエンターテイメント集団ボイメンから目が離せない!
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▶オフィシャルブログ
▶オフィシャルTwitter
文/吉田可奈
初出:しごとなでしこ
参考文献:『語彙力がないまま社会人になってしまった人へ【超「基礎」編】』(山口謠司著/ワニブックス刊)
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