「一生懸命」と「一所懸命」の意味わかる!?
「後輩の中川くん、何事にも一所懸命で、思わず応援したくなっちゃうよね~」と同期から話しかけられたら違和感がある?
努力している人の様子を「一所懸命」や「一生懸命」と表現したりするけれど、日本語として何か違いがあると思う?
それとも、どちらか一方が正しい日本語で、もう一方は誤りだと思う?
【問題】
「○○○○に働く」あなたは、どちらを使いますか?
1.一所懸命(いっしょけんめい)
2.一生懸命(いっしょうけんめい)
正解は?
どちらを選んでも正解!
もともとは、武士が命がけで領地を守ることをいい、後年、命がけで物事をするという意味が生まれ、「一生懸命」という形でも使われるようになったのだそうです。
【ことばの総泉挙/デジタル大辞泉】では54%が「一生懸命」を選択していました(2018年8月30日現在)。
いっしょ‐けんめい【一所懸命】
(1)中世、1か所の領地を命をかけて生活の頼みにすること。また、その領地。
(2)命がけで物事をすること。また、そのさま。必死。一生懸命。
(ことばの総泉挙/デジタル大辞泉より)
【もっとことばの達人になりたいときは!】
▶︎ことばの総泉挙/デジタル大辞泉
初出:しごとなでしこ