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BEAUTY

2021.09.01

【皮膚科医監修】植毛は自毛と人工毛のどちらにすべき? メリットとデメリットを解説

薄毛に悩んでいるけど、治療法が分からない… という方もいるのではないでしょうか。治療法の一つである「植毛」について、書籍『顔の印象はプチ美容でここまで変わる〜薄毛、シワ、シミ、アトピー、ニキビ治療に最前線!〜』の著者・皮膚科専門医の荒浪暁彦先生に、「植毛」の正しい知識や食事など、教えていただきます。

【目次】
はじめに
「植毛」には、自毛と人工毛を使う方法がある! どちらにするべき?
育毛を助ける【習慣・食材】は?
最後に

はじめに

薄毛は一度意識すると、ずっと気にしてしまいますよね。治療をしたくても、見た目が変わるため、簡単には治療に踏み切れない方もいるかもしれません。まずは、「植毛」についての正しい知識を知るところから始めてみましょう!

「植毛」には、自毛と人工毛を使う方法がある! どちらにするべき?

薄毛は深刻な問題…。そんな薄毛を治療する方法のひとつに「植毛」があります。今回は、その植毛のメリットとデメリットについて、皮膚科専門医の荒浪暁彦先生(あらなみクリニック総院長)に教えていただきます。

◆自毛植毛は、薄毛が発現しにくい部位の毛根を採取して、薄い部位に植える

「植毛には、自毛と人工毛を使う2種類があります。薄毛が発現するのは前頭部、頭頂部に多く、側頭部や後頭部には少ないものです。それは、場所によって抜けやすい毛根と、抜けにくい毛根があるからです。そのため、側頭部や後頭部の毛根を採取して、前頭部、頭頂部の薄い部位に植えると、そこから毛が生えてきて薄毛が改善します」(荒浪先生)

薄毛
(c)Shutterstock.com

◆人工植毛は、人工の毛を頭皮に植える

人工植毛とは、人工的に作られた毛を希望部位に植えること。

荒浪先生は、「体に異物を入れることになるので、さまざまなトラブルが起きる場合があります」と話します。

◆自毛植毛のメリットは「自然な仕上がり」、最も大きいデメリットは「費用が高い」

「自毛植毛の利点としては、自毛なのでとても自然で、しっかり生着すればメンテナンスも不要です。ただし、自毛では髪の数に限りがあるのが難点です。数が少ないために満足いく効果が得られないこともありますし、側頭部や後頭部など、毛根を採取した部位が薄くなってしまいます」(荒浪先生)

頭皮メンテナンス
(c)Shutterstock.com

「また、自毛だからといっても、すべてが生着するわけではありません。そうすると、生着した部位と生着しなかった部位がまだらになり、不自然になってしまう場合があります。さらに、施術後の毛髪はいったんすべて抜け、生えてくるまで数ヶ月の時間がかかるというマイナスポイントもあります」(荒浪先生)

最も大きな問題は、費用が高いこと。毛根を採取して、それを違う部位に移動させるという手間がかかる施術です。

◆人工植毛のメリットは「価格が安い」、デメリットは「様々なトラブルが起きる可能性がある」

「人工植毛は無尽蔵なので、満足いく効果を得ることができ、他の部位が薄くなることもありません。値段が安いのも利点です」

「ただし、体に異物を入れることになるので、さまざまなトラブルが起こる場合もあります。特に、一昔前は粗悪な人工毛が多かったので、トラブルが絶えませんでした。一番困るのが、移植した穴がなかなかふさがらないため、そこから細菌が入り、化膿してしまい、なかなか生着しないことです」(荒浪先生)

薄毛が気になる
(c)Shutterstock.com

「そのため、アメリカのFDA(食品医薬品局)では禁止となり、日本皮膚科学会のガイドラインにおいても、人工毛植毛術は推奨度Dの『行うべきではない』治療法に位置付けられています」(荒浪先生)

ただ、「ヨーロッパでは3年前に安全な人工毛『バイオファイバー』が開発され、バイオファイバー植毛が広がってる」とのこと。ちなみに、荒波先生が総院長のあらなみクリニックでも、アジアで二番目に早く、この技術を取り入れたそうです。

髪の毛がフサフサになる「植毛」を受ける前に、メリットとデメリットを吟味することが大切。担当医に相談しながら、自分に合った植毛治療を!

教えていただいたのは…

『顔の印象はプチ美容でここまで変わる〜薄毛、シワ、シミ、アトピー、ニキビ治療の最前線!〜』
著者:荒浪暁彦(あらなみ あきひこ)
あらなみクリニック総院長/慶應義塾非常勤講師

浜松医科大学を卒業後、同大皮膚科入局。静岡市立清水病院、富士宮市立病院などを経て、現在、静岡県島田市および千葉県船橋市の皮膚科漢方クリニック「あらなみクリニック」総院長。漢方の大家としても知られる、二宮文乃医師(現アオキクリニック院長)に師事し、ステロイドに頼らないアトピーの治療法を確立。本書は、東海4県皮膚科医総合評価2位(医療水準のみでは1位)に選ばれた著者による最新美容医療を徹底解説した1冊。▶︎ワニブックス

育毛を助ける【習慣・食材】は?

【1】はじめる前に…

はじめる前に…

気になる薄毛や抜け毛。『育毛』って、やっぱり体の内側からケアすべき? 今日から始められる毎日の習慣や、薄毛対策におすすめの食べ物・気を付けるべきことを紹介していきます。

≪POINT≫
・生活“習慣”の改善を目指しましょう
・“継続できること”から始めましょう
・髪の成長に良くないことも確認しましょう

※髪が成長しやすいように“道筋”をつくってあげることがポイントです。

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【2】心当たりのある習慣を改善

心当たりのある習慣を改善

≪考えられる薄毛・抜け毛の原因≫
・加齢による自然現象
・パーマやカラーリング
・皮脂などによる毛根の詰まり(栄養が行き渡らない)
・毛根を引っ張り上げるまとめ髪
・紫外線による影響
・喫煙による影響
・ホルモンバランスの乱れ
・頭皮の乾燥や血行不良
・不規則な生活やストレス
・亜鉛不足
・何らかの病気(短期間で急激に抜け毛が増えた場合は、必ず病院を受診しましょう)

※特に薄毛に悩む人は頭皮に『紫外線』が届きやすいため、皮膚のコラーゲンがダメージを受けたり、毛周期がさらに乱れて薄毛が進行… という悪循環に陥ることも。

≪髪や頭皮を健やかに保つ方法≫
・清潔を保つ
・乾燥から守る
・栄養バランスのいい食事を

女性だって薄毛を予防! 手をかけるべきは「髪」=「頭皮」!

【3】シャンプー時のポイント

シャンプー時のポイント

シャンプー時のポイント
・“体温よりちょっと高め”程度の37~39度のぬるま湯で。(地肌に刺激を与えにくく、余分な皮脂はしっかり洗い流せる温度です)
・洗いすぎや、こすりすぎに注意
・すすぎ不足・ドライ不足に注意
・ドライヤー時、頭皮に熱風をあてない

お風呂上がりの美髪ケア! 人気美容師の【ナイトルーティン】

【4】毎日摂取したい食べ物とは?

毎日摂取したい食べ物とは?

≪毛髪のために摂りたい成分≫
・たんぱく質
・ビタミンC
・ビタミンB6
・ビタミンB2
・ビタミンA
・ビタミンE
・亜鉛(特に牡蠣に多く含まれています)

≪毎食1品摂りたい食品≫
・魚介
・肉
・卵
・納豆
・ゆで大豆

≪おすすめのフルーツ≫
・いちご
・キウイフルーツ
・柑橘類
・メロン

≪注意すべき食べ物≫
・こんぶ・わかめ・かんてんなどの海藻は(たんぱく質などの代謝を高める“ヨウ素”が含まれているため)髪にいいといわれていますが、必要量は微量。摂りすぎると過剰症を起こすことがあるので注意
・脂質や炭水化物も摂りすぎに注意(皮脂の分泌が増えて、毛根を詰まらせる原因に)
・どの食材に関しても、適量を心がけましょう

体の中から薄毛対策【抜け毛予防におすすめの食べ物】育毛を妨げるNG行動もご紹介

最後に

今回は「植毛」のメリット、デメリットについて解説しました。詳しく知ることで、イメージも変わってきますよね。薄毛の治療に悩んでいる方は、一度専門家に相談して、自分にとって最良の治療法を探してみるのもいいかもしれません!

初出:しごとなでしこ

TOP画像/(c)Shutterstock.com


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