「閑話休題」って正しく使える?
上司のスピーチを聞いていたら「閑話休題、こぼれ話でも紹介しましょう」と、ひと言。
さて、この表現に違和感を抱く? それとも、なんとも思わない?
「閑話休題」は、スピーチや雑談でもよく使われるだけに、正しい用法を知っておきたい!
日本語の「いま」を見つめる国語辞典『大辞泉』が発信しているクイズで、ことばセンス&知識に関して自己点検してみましょう。「間違いやすい表現」をマスターして言葉・表現に自信をもてるビジネスウーマンに♪
【問題】
「閑話休題、こぼれ話でも紹介しましょう」この文章は正しい? 誤り?
1.正しい
2.誤り
2.誤り
「閑話休題」は、こぼれ話をはさむときではなく、本題に戻るときに使う言葉です。
【ことばの総泉挙/デジタル大辞泉】では、73%が正解していました(2018年7月22日現在)。
かんわ‐きゅうだい【閑話休題】
文章で、余談をやめて、話を本題に戻すときに、接続詞的に用いる語。それはさておき。あだしごとはさておき。
(ことばの総泉挙/デジタル大辞泉より)
【もっとことばの達人になりたいときは!】
▶︎ことばの総泉挙/デジタル大辞泉
初出:しごとなでしこ