実は高校の同級生! 高杉真宙×横浜流星の仲良し対談
ちょっとおバカで愛すべき男子高校生4人の“青春”を描いた映画『虹色デイズ』。
今作では、佐野玲於さん、中川大志さん、高杉真宙さん、横浜流星さんがみずみずしく、ときにキュンキュンさせる男子高校生を演じています。劇中でオタクでマイペースな秀才の“つよぽん”を演じた高杉真宙さんと、モテ系ドS男子の“恵ちゃん”を演じた横浜流星さんに撮影裏話をうかがいます。
――おふたりの役どころを教えてください。
高杉:僕が演じた“つよぽん”は、マンガやアニメが好きな男の子。同じ趣味の彼女がいて、ほかの3人よりも少し大人なんです。
横浜:僕が演じた“恵ちゃん”は、とても明るくて活発な男の子なんです。僕はみんなの恋を見守る立場だったので、ちょっと寂しかったですね。
高杉:たしかに、現場で「俺だけ一人だよ…」ってよく言ってたもんね(笑)。
横浜:そうそう(笑)。でも、“つよぽん”は優しいから、彼女を待たせて、“恵ちゃん”を誘ってくれたりするんですよ。優しい友達がいて“恵ちゃん”は嬉しかったよ(笑)。
高杉:“恵ちゃん”はモテるのにね。
横浜:そうなんだよね。恋愛に対して、本気の恋を探している“恵ちゃん”は、みんなとはまた違うスタンスで恋愛に対して悩んでいるんです。でも、基本はすごく明るくて、ノリも軽いので、高校時代の自分と重なる部分があったんです。
――実際に高杉さんと横浜さんは、同じ高校の同級生だったんですよね?
横浜:そうなんです。それに、大志は女性ファッション誌のメンズモデルで一緒でしたし、玲於くんは初対面だったんですが、すごく親しみやすくて、一気に仲良くなれたんです。本当に青春を疑似体験しているような感じでしたね。
――高校時代のお二人はどんな関係だったんですか?
高杉:陰と陽!
横浜:そうだったね(笑)。
高杉:僕が陰で、流星が陽だったんです。流星はみんなの中心にいて、いつも元気で明るかったんですよ。僕はそれを端っこで見ていたから(笑)。
横浜:あはは。中高生の時は、俺は何も考えてなかったから無敵だと思ってたんだよ。でも、今はいろいろ経験して、あの時はなんてバカだったんだろうって思ってる(笑)。
高杉:実際にこの映画での関係と似てたよね。だから、映画では“なっちゃん”の存在が性格の違う二人を引き合わせてくれたんだけど、僕たちでいえば“仕事”がつなげてくれたんです。僕たちにとっての“なっちゃん”は“仕事”だったのかもね(笑)。
――卒業して、数年たって一緒に共演できるのは嬉しいですよね。
高杉:はい。学校で騒いでいるような男の子が、現場に入るとこんなに真面目になるんだって目で見てました(笑)。というのは冗談で、普段からの姿を知っているからこそ、すごく違和感なく演じることができて楽しかったです。
横浜:真宙も、学校ではあまり感情を表に出さないんですけど、仕事に対しての熱量をすごく感じたので、あらためてカッコいいなと思いました。
高杉:それがバレるのは恥ずかしい!
横浜:あはは! そのギャップがいいんだよ(笑)。
次回は、お二人の好きなタイプなど、恋愛観に迫ります!
取材・文/吉田可奈 撮影/天田陸人
映画「虹色デイズ」2018年7月6日 全国ロードショー
<STORY>
ピュアで元気な愛されキャラのなっちゃん(佐野玲於)、チャラくて女好きなモテ男のまっつん(中川大志)、秀才で超マイペースなオタクのつよぽん(高杉真宙)、いつもニコニコだけど実はドSな恵ちゃん(横浜流星)。性格も趣味もまったく違うのに、4人はいつも一緒な仲良し男子高校生。
おバカでお騒がせな楽しい毎日を過ごしていたが、恋に奥手のなっちゃんが同級生の杏奈(吉川愛)に片想いしたことで、4人の日常に変化があらわれ…?!
出演:佐野玲於(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、中川大志、高杉真宙、横浜流星、吉川愛、恒松祐里、堀田真由、坂東希(E-girls/Flower)/山田裕貴、滝藤賢一
原作:水野美波「虹色デイズ」(集英社マーガレットコミックス刊)
監督:飯塚健
脚本:根津理香/飯塚健
音楽:海田庄吾
エンディング・テーマ:「ワンダーラスト」降谷建志(ビクターエンタテインメント/MOB SQUAD)
挿入曲:フジファブリック/阿部真央/Leola/SUPER BEAVER
企画・配給:松竹 (C)2018「虹色デイズ」製作委員会(C)水野美波/集英社
公式Twitter:@nijiiro_movie
初出:しごとなでしこ