裸足が細菌の増殖を招き、床をベタベタに! 定期的な掃除で防ごう
雨の日が続く梅雨時期に「床がベタベタする」と感じたことはありませんか? 外はジメジメ、中はベタベタとなんだか嫌な気持ちになりますよね。せめて、床のベタベタだけでも解消しましょう。
床のベタベタ汚れの原因は…ズバリ「裸足」!
足の裏には「汗腺」と呼ばれる汗を出す器官が密集しています。素足で床に触れると皮脂や汗が床にすりつけられ、これをエサに雑菌が繁殖。
水虫菌や細菌などの微生物は汗を栄養に増殖し、その足で床を歩くことにより表皮ブドウ球菌やミクロコッカスなど床に付着した上にさらにホコリが溜まることでベタベタになるのです。
床のベタベタを防ぐための2つの対策
■1.水拭き
つい後回しにしがちな「拭き掃除」。多くの人が「時間がない」「面倒」などの理由から疎遠しがちなのでは? 掃除に詳しいアドバイザーの藤原千秋さんに、正しい水拭き方法を教えてもらいました。
藤原さんによると、「みなさん、何かを言い訳にして水拭きを疎遠していますが、むしろ水拭きは毎日でも行うべきです」とのこと。
目立つゴミやホコリがなく、一見キレイに見えても、普段から水拭きしていない床には目には見えない汚れが床に残っています。
「まずは濡れたティッシュを用意して、床を軽くこすってみてください。毎日掃き掃除やドライシートで掃除をしていても、真っ黒になっているという人も多いはず」と藤原さん。
この黒ずみの正体はと考えられるのは、窓からや子供が持ち込んだ「砂や泥」、排気ガスなどによる「ばい煙」、タバコ煙、手や足の裏の皮脂、食べ残し…。さらに水虫菌、花粉やカビ、ダニもたくさん!
【正しい水拭き方法】
1.硬く絞る
2.ゴシゴシと拭きすぎない
水分が適切で、力も適度な拭き掃除であれば、フローリングへのダメージを減らすことができるだけでなく、肉体的な疲労感も緩和されます。
3.薄い布巾を使う
水拭きにネガティブなイメージをもたせるのが「ぞうきんが不潔」という問題。藤原さんは、一般的なぞうきんではなく、「薄い布巾」を使う方法を提案しています。
4.毎日習慣化してどのタイミングで行うかを決めておく
藤原さんのおすすめは、人の動きが少ない「朝一番」か「帰宅直後」。朝一番に掃除をすると、人が寝静まっている間に、帰宅直後は人が家にいない状態で、空気中のホコリの多くが床に落ちてきます。それらを一気に水拭きでさらうことができるため、最も効率的なタイミングなのだとか。
5.レンジで一度濡れ布巾を温めてから行う
レンジで一度濡れ布巾を温めてから行うと、水分が乾燥しやすくなるのでおすすめ。
※iRobot Style「水拭きは魔法の掃除。毎日取り入れたいそのメリットとは?」より引用
■2.床拭きロボット
床拭きロボットに任せれば、水拭きの不満は一気に解消します。今回、紹介するのは「ブラーバ ジェット240」。
ジェットスプレーと振動するクリーニングヘッドで汚れをやさしくこすり落とします。キッチンやダイニングなど汚れやすいエリアに最適。コンパクトであるため、狭い所も家具の下もスイスイと掃除することができます。3つの掃除モードを備え、パッドを取り付けるだけで自動的に認識します。
梅雨・夏の時期は、特に床掃除が必要なのですね! つい、さぼってしまいがちの「水拭き」を定期的に行ったり、床拭きロボットを使ってみたりしながら、床をキレイにしていきましょう。そうすれば、梅雨や夏の時期でも、居心地が良い部屋になるはず♡
初出:しごとなでしこ