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BEAUTY

2021.08.25

【目の日焼けを正しく対策するには】紫外線による影響から眼科医おすすめの目薬も紹介

実は、目からも日焼けするってご存知ですか? 今回は20〜40代の女性500人を対象に、「目の紫外線対策」の意識調査を実施。結果をふまえ、眼科医の杉本由佳先生に正しい目の紫外線対策について話を伺いました。紫外線や日焼けは、シミ・お肌のダメージにもつながります。プロ直伝の適切なケア方法を取り入れて、しっかり紫外線をガードしましょう!

【目次】
はじめに
「目から日焼けする」事実、知っていましたか?
【番外編】医師が教える有効な紫外線対策とは
最後に

はじめに

あなたは、日焼けや紫外線対策にどんなことをおこなっていますか? 日焼け止めを塗って、日傘をさして、きちんと紫外線対策をしているつもりなのに、何故か日焼けしてしまう…。そんな方は、もしかしたら「目の日焼け」が原因かもしれません。

そこで本記事では、目の日焼けの仕組みや、医師おすすめの対策方法を紹介します。普段の日焼け対策に目のケアもプラスして、紫外線から大事なお肌を守りましょう!

「目から日焼けする」事実、知っていましたか?

実は「目」に入る紫外線も、肌の日焼けの一因だと知っていましたか? まずは、日焼け対策の調査結果を見ていきましょう。

◆紫外線を気にしている部位、4割が「目」と回答

参天製薬株式会社は、「目の紫外線対策」をテーマに調査をおこないました。その結果、「普段、紫外線を気にしている部位」は「顔」「体」に続き、「目」と回答したのは38%。目の日焼けを気にかけている女性が、4割いることが判明しました!

しかし一方で、「具体的な紫外線対策を行っている部位」を聞いてみたところ…

Q.普段、【紫外線をきにしている部位】【具体的な紫外線対策をおこなっている部位】として、あてはまるものをそれぞれお選びください。結果グラフ

「顔」が91%、「体」が52%に上っているのに対して、「目」と答えたのは14%とわずか1割強にとどまるという衝撃の結果に。「目」に対する紫外線への影響を気にしながらも、実際の対策はおろそかになりがちという人が多いようです。

そこで今回は、眼科医の杉本由佳さんに、紫外線が目に及ぼす影響や、対策のポイントを教えていただきました。

◆紫外線による「目」への影響

・目に入る紫外線も日焼けの一因に

目に強い紫外線が入ると、脳は体内に“メラニン色素”を作るように命令します。この“メラニン色素”は、紫外線による皮膚の細胞破壊などを防ぎますが、過剰に作られると、シミやソバカスの原因に。顔や体の紫外線対策を頑張っていても、目を無防備にさらしていると、せっかくの努力が台無しになってしまいます。

目
(c)Shutterstock.com

・日本人は、欧米人と比べて、目から紫外線を浴びやすい

最近の研究で、日本人は欧米人の1.66倍の紫外線を浴びているということが明らかに。彫りの深くない骨格の日本人は、さまざまな角度から光が侵入しやすいため、紫外線の影響を受けやすいのです。

・目から紫外線を浴びすぎると、失明の可能性が高まる

紫外線により活性化酸素が過剰に発生すると、角膜がダメージを受けて、充血やヒリつく痛みの原因になるほか、目の病気につながることも。例えば、“白内障”や“瞼裂斑”、“加齢黄斑変性”などは、紫外線によるダメージ蓄積が一因だと言われています。さらに、最悪の場合、失明に繋がる可能性もあります。

◆眼科医が教える、正しい「目の紫外線対策」

・サングラス

まず大前提として、紫外線に直接、目をさらさないことが大切。そのため、UVカットが施されたサングラスを日常的にかけるようにしましょう。隙間から紫外線が入らないよう、フレームが大きめで、しっかりと目の周りもカバーしてくれるデザインのものがおすすめです。

︎サングラス
(c)Shutterstock.com

・目薬

角膜ダメージを修復する機能のある目薬で、適切にケアすることも重要。角膜の組織代謝を促進し、ダメージ修復をうながす活性型ビタミンB2や、角膜にうるおいを与えて保護するコンドロイチンなどの成分が含まれている目薬がおすすめです。

▲サンテ メディカルガードEX

「サンテ メディカルガードEX」は、活性型ビタミンB2・コンドロイチンを配合している他、目の疲れや充血など、紫外線対策以外のケアもできて普段使いもしやすい。

情報提供元/参天製薬株式会社

Santen

【番外編】医師が教える有効な紫外線対策とは

目から吸収される紫外線を防止することは、日焼け対策だけではなく、白内障などの病気から目を守ることにも効果的なことがわかりました。今からしっかり対策をしていきたいですね。プロがすすめる方法も、一緒にチェックしていきましょう!

◆紫外線とサングラス

(c)Shutterstock.com

白人の青い眼(メラニン色素が少ない)に比べ、日本人などの有色人種の黒い眼は、「まぶしさ」に強いです。日本人はサングラスを「オシャレ」でかける人が多いですが、白人はサングラスを、「まぶしいから」かけます。将来の白内障の予防のことを考えると、我々日本人も若い頃から、サングラスをかけるのは大切なことです。そのうえで、「オシャレ」でもありますよね。

◆「目焼け」予防がシミ予防に

(c)Shutterstock.com

紫外線、シミ、サングラスに関する「目焼け」。

シミの原因は、「メラノサイト」という皮膚の奥深くに存在する色素細胞の活性化が影響しています。メラノサイトは髪の毛の黒色、目の瞳の黒色といった色素の元であると同時に、日焼け、シミ、の原因。日焼け予防といえば、日傘、UVカットのファンデーション。しかし、それだけではもう古いです。

最新研究では、目から入る紫外線が、全身のメラノサイトを刺激することが分かりました。目から入る紫外線が、将来の全身のシミの原因になる可能性があるというのです。

◆「最新のシミ予防」としてサングラス着用を!

サングラスの着用は、目にとっても大変重要なこと。将来の白内障の予防にもつながりますし、その上、美肌にも繋がるとなれば一石二鳥ですよね。週末におこなった実験で、明らかになったことがあります。

サングラスだけ着用:おしゃれ
マスクだけ着用:「新型」日焼けに注意
サングラスとマスクの着用:不審者に注意

夏場のマスクは、熱中症のリスクも考えられます。水分補給はこまめにしてくださいね。

【医師監修】最新の研究でわかった! 紫外線対策にはアレをかけるのが有効!

最後に

今回は、目の日焼け対策の方法や、医師おすすめの日焼け防止アイテムなどを紹介しました。お肌や髪の毛だけでなく、目からも紫外線を吸収しているなんて驚きましたよね。もっと徹底的に紫外線をガードしたい! という方は、基本的な日焼け対策と合わせて、紹介した方法も試してみてはいかがでしょうか?

初出:しごとなでしこ

教えてくれたのは...杉本由佳先生

眼科医。医療法人社団映光会理事長と中目黒眼科院長を務める。美 ST、女性自身、BeauTV〜VOCE ビューティーヴィー、25ans、日経ヘルスをはじめ、メディア出演も多数。

【学歴・経歴】
1982年 埼玉医科大学卒業
1993年 かわごえ眼科開業
1999年 医療法人社団映光会 中目黒眼科開業


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