■1:「上品だと思っていた彼の言葉遣いにドン引き!」(32歳女性・百貨店勤務)
U季「この前、職場で『いいな』と思っていた彼にデートに誘われ、初めてふたりきりで食事に行ったんです。そうしたら、紳士的な男性だと思っていたのにいきなり『お前』呼ばわりされて、なんか違うなぁと…」
編集部「げっ。彼氏でもない同僚に『お前』って、言われたんですか」
U季「そうなんです。会社では丁寧な言葉遣いをしているし、見た目も上品なタイプだけにガッカリしちゃって。『お前』だけじゃなく、『~じゃねーの?』とか『~かよ』とか、なんだかプライベートではやたらに言葉遣いが汚くて。幻滅でした」
編集部「オンとオフで少しはギャップがあっても仕方ないけれど、そこまで露骨だと、確かに『違う』って思っちゃって無理はないかも…」
■2:「マッチョで健康的な彼だと思ったのに、あまりにも好き嫌いが多すぎて、つまらないデートに」(28歳女性・事務)
W絵「合コンで知り合ったマッチョな彼に食事に誘われたんですけど…。待ち合わせの時からなんかおかしくて、お店ではなく駅での待ち合わせを指定してきた上に、いざ待ち合わせてみたら、彼の好き嫌いが多すぎて、入れるお店が少なくて…」
編集部「え? 整理すると、好き嫌いの多い彼が食事デートのお店を指定してくれず、待ち合わせしてみたら、今度は入れるお店が限られちゃった…って感じですか?」
W絵「そうです。しかも、待ち合わせしたあとに歩きながらお店を決めようと思っていたらしく、好き嫌いがあるくせに、その街にどんなお店があるのかも下調べしていなかったんです。焼き鳥もダメ、イタリアンもダメ、串揚げもダメ、居酒屋もダメ、インドカレーもダメ…と、私が提案するお店が全部ダメで、歩き疲れちゃいました」
編集部「うげー。それは疲れそう。で、結局どうしたんですか」
W絵「のり巻きが好きだとかで、お寿司屋さんに入ったんですけど…。生魚は嫌いで、おしんこ巻きとか玉子とかばかり頼むんです。私には『好きなの食べなよ』って言ってくれたんですが、横でそんなものばかり頼まれていると、遠慮してしまって…。ちっとも楽しくなかったです。ちなみにその彼、マッチョな体格ですごく健康そうに見えるのに、実はかなり小食なのもちょっと気になりました」
編集部「うーん…、それは確かにギャップ。好き嫌いが激しい彼とお付き合いしたら大変そうだし『この人とは、合わないかも』って思っても、無理はないですね」
■3:「ウブそうに見えたのに、やたら過去の恋愛話を打ち明けてきて…」(34歳女性・IT関連)
A未「紹介で知り合ったちょい年下男子なんですけど、パッと見はスマートでウブそうな人だと思ったんです。でも、デートしてみたら、過去の恋愛話を披露してくるばかりで疲れちゃいました」
編集部「ん? 元カノの話ですか?」
A未「はい。元カノの話だけでなく、過去に自分が略奪した女の子の話まで嬉々として打ち明けてきました。『付き合うかもしれない子には、僕の過去は全部知っていてほしいから』って言ってましたけど、こっちにしてみれば知らなくていいこともあるじゃないですか。話を聞いてるだけで疲れてしまって『ないわ~』って思ってしまいました」
編集部「ウブっぽい彼だけに、“全部伝える”というマジメな部分が出ちゃったのでしょうか。確かに、過去の恋愛話を延々と聞かされてもビミョーですよね」
期待していた初デートで、見たくなかったギャップを知ってしまうと「この人は違うかも」と思っても無理はありません。
いい意味での“ギャップ”もあれば、悪い意味での“ギャップ”もあるから、初デートはドキドキしちゃいますね!
初出:しごとなでしこ