LINEでコミュニケーションするときに、“笑顔”とか「面白い!」を示したくて絵文字ではなく文字に感情を託す人は多いですよね? ところが……、用法用量を間違えると相手がモヤっとするLINEに!?
■1:マジメな恋愛話をしているのに『笑』って返ってくる
「彼氏が浮気しているっぽい」「そろそろ別れるかも」などなどマジメな話をしているところに「笑」って返ってくるとモヤ~っとする女子、多数。
対面で同じ相談を受けたら確かに笑顔で励ましたくなる話題でも、LINEで「笑」って送ってしまうと、相手からはなんだか面白がっているような文面にも見えがちです。「笑。別れなくていいんじゃない!? 笑」などと書いてしまうと和ませるつもりが、なんだか人の恋愛話を軽くあしらっているようにも見えるから、日本語って難しい~。
■2:そこまで笑わなくてもいい話題で「wwwwwww」が付いている
自分が笑っている様子を伝えたいとき「w」を使う人も多い昨今。しかし「昨日は楽しかったー。ありがとねーwwwwww」とか「彼氏できてよかったね! お幸せにーwwwww」とか、そこまで思いっきり笑わなくてもいい話題で「w」が大量に付いていると、モヤっとする人も多数。
「w」を入れたほうが和やかな文章に見えるのは確かだけれど、過剰に笑いながら伝えるのが失礼になる話題の場合には、「w」の量が多いほど受け手がギョッとする表現になっていることも。「w」って使い始めるとクセになりますがw、大量に付けると、相手を小馬鹿にしながら大笑いしているような雰囲気にも見えがち。用法も用量も、結構難しいwwwwww。
■3:質問しているのに「笑」が返ってくる
「明日のお店、ここでいい? ピザが美味しいんだよね~」「日曜日、予定通りに買い物でいい? 何時にしよっかー」などとマジメに質問した話題に対し返信が「笑」だと、モヤっとする女子も。
「笑」とか「(笑)」とかって、文字通り笑ってる雰囲気が強くなりすぎるから、マジメな質問にコレが返ってくると「え? なんか笑われるようなネタ送ったっけ?」「で、いいの悪いのどっちなの!? なんで笑ってるの!?」と軽く不可解な気持ちになる受け手も! このあたりは「とりあえず笑っておけば、円滑なコミュニケーションになるはず!」的な日本人気質の表れ!?
笑っている様子を伝える文字には「笑」の他にも「(笑)」とか「w」とか「www」とか色々ありますけれど、いずれの場合も用法や用量を間違えると、コミュニケーションブスになることも!? 「笑う」は的確に伝えて、コミュニケーション美人を目指しましょう♡
初出:しごとなでしこ
並木まき
ライター・時短美容家。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。