意外と知らない!「足のニオイの原因」って?
座敷席での飲み会で急に靴を脱がなくてはならなかったり、彼とのおうちデートのときにプーンと足が臭かったり…そんな足クサ女子になっていませんか? とくに冬はブーツなどで足がムレやすく、ニオイも気になりますよね。
足のニオイの原因をしっかり理解して、今すぐ足クサをストップさせましょう!!
原因1:汗
足の裏には汗腺が集中していて、1日にコップ約1杯分の汗をかくといわれています。
足にかいた汗をそのまま放置しておくと、皮膚常在菌によって汗が分解され脂肪酸をつくり、ニオイを発します。
【対処法】足用の制汗剤を足の裏や足指の間に塗り、汗を抑えましょう。塗ったあと、靴を履くまでにきちんとかわかしておくこと。制汗剤にはニオイのもととなる雑菌の繁殖を抑える力や、汗腺をふさいで汗を抑える働きがあります。
原因2:角質
角質層の厚い足の裏から、新陳代謝や摩擦などによって表皮細胞がはがれおち、大量のアカに! このアカを栄養分にして皮膚常在菌が繁殖し、皮脂腺からの分泌物も混じってニオイが発生します。
【対処法】角質はお風呂のたびに軽石や手などでこすり落とすなどして、こまめに取り除きましょう。足裏や足指の間をしっかりと洗い、お風呂上がりは足指の間までよく拭くようにしてください。
原因3:靴
足は、日頃から靴や靴下で長時間おおわれていて密閉状態にあるので、汗が蒸発せずに足の温度が上昇してムレるばかり。
常在菌が活動するのに最適の環境で足がムレることで、皮膚の角質層がよりはがれやすくなり、細菌の栄養素がどんどん供給されてしまいます。
【対処法】1日に数回は靴を脱いで、ムレを防ぐようにしましょう。自宅にいるときにはなるべく素足で過ごしたりなども、ムレを防ぐにあたっては大切なポイントです。また、湿気を含んだままの靴をはき続けるのは、ニオイをため込むことにもなるので、しっかりと乾燥させるようにしてください。
■汗とニオイを元から断つ天然成分「アルム石(ミョウバン)」で、足クサも改善!?
世界最古のデオドラント剤といわれているのが、「アルム石」。
アルム石は火山地帯の地中にある天然鉱物塩の一種で、日本でもおなじみのミョウバンが結晶になったもの。ミョウバンは漬物の発色剤など食品添加物としても使われていて、無香料・無着色の安全なデオドラント成分なのです。
ニオイの元となる雑菌の繁殖を抑制するだけでなく、毛穴を引き締めて汗を抑えてくれる効果があり、紀元前、古代ギリシアの歴史家「ヘロドトス」により記録が残されているなど、古くから世界各地で愛用されています。
「デオナチュレ 足指さらさらクリーム」をはじめとした、天然デオドラント成分「アルム石」(ミョウバン)を主成分とした足用制汗剤も多く発売されているので、お守り代わりにひとつ持っておくと安心かもしれません。
情報提供元/シービック
初出:しごとなでしこ