転職サービス「DODA(デューダ)」が、「平均年収ランキング 2017」を発表! 約29万人の平均年収は…417万円!
DODA エージェントサービスに登録した約29万人のデータを元に「正社員」として就業する20~59歳までのビジネスパーソンの平均年収と生涯賃金をまとめた「平均年収ランキング 2017」が発表!
職種別・業種別ともにトップとなったのは…あの分野の職業でした。
■【職種別】平均年収ランキングTOP5
第1位:投資銀行業務 金融系専門職 855万円
第2位:運用(ファンドマネジャー/ディーラー/アナリスト)金融系専門職 837万円
第3位:戦略・経営コンサルタント専門職(コンサルティングファーム・専門事務所・監査法人) 722万円
第4位:プロジェクトマネジャー 技術系(IT/通信) 670万円
第5位:内部監査 企画/管理系 663万円
■【業種別】平均年収ランキングTOP5
第1位:投信/投資顧問 金融 741万円
第2位:財務/会計アドバイザー(FAS)サービス 633万円
第3位:たばこ(メーカー) 620万円
第4位:医薬品メーカー(メディカル) 601万円
第5位:総合電機メーカー(メーカー) 572万円
■金融分野の仕事が職種別・業種別ともに第1位!
2017年の平均年収は418万円、そして年収ランキングは、職種別・業種別ともに、金融分野の仕事が1位という結果になりました!
【職種別 平均年収ランキング】では、上位20位中、半数が技術系(IT/通信)と企画/管理系の職種に。
技術系(IT/通信)では、「プロジェクトマネジャー」が4位、「ITコンサルタント」が14位、「IT戦略・システム企画」が15位とランキングの上位に入っていて、システム開発において要件定義や企画立案を担う人材の年収が高い傾向となっています。
また、ビッグデータや人工知能(AI)など、技術的なアプローチから新しい企画を生み出し、従来のサービスを改善する動きが加速する中、基盤となるデータを集めて分析し、ビジネスへとつなげる「データアナリスト・データサイエンティスト」も27位と、上位にランクインしています。
超低金利の現在、投資や資産運用への関心が高まり、投信投資顧問・投資銀行・運用などの金融分野では専門職のニーズが増加。さらに近年、スマートフォンを利用した決済や送金、口座管理などの分野で新しいサービスが続々と登場し、サービスの効率化も進んでいます。このようなIT投資は金融だけにとどまらず、あらゆる業界や分野でもますます盛んになっています。
転職求人倍率は「IT/通信」業種で5.58倍、「技術系(IT/通信)」職種で7.04倍と、全体平均の2.25倍と比較しても際立って高い数値となっていて、IT技術に関わる人材の採用ニーズは今後も高まるでしょう。
情報提供元/パーソルキャリア株式会社
初出:しごとなでしこ