マニアが認めた!【武蔵小杉、新丸子】で食べられる激うまカレー6店
神奈川県は川崎市にある武蔵小杉。
隣駅の新丸子あたりまで含めて、近年住みたい街としての人気も高まってきているエリアです。また、カレーの街としても徐々に認知度が高まってきているんです。2年前からコスギフェスタ内の別枠イベントとして、コスギカレーフェスティバルがスタート。今年で3回目という若いイベントでありながら、既にその動員数は2万人という盛り上がりを見せています。
事実、武蔵小杉、新丸子エリアには実に美味しいカレー屋さんが多いんです。そしてこれからさらに美味しいカレーのお店が集まり、また、カレー以外の飲食店でもカレーを出すお店が増えつつあるように感じています。下北沢のカレーフェスティバルも、カレーフェスが定着することによって下北にカレーのお店が増えたという事実もあることから、今後の武蔵小杉カレー事情にも目が離せません。
というわけで今回は武蔵小杉のカレーでおすすめのお店をいくつか紹介していきたいと思います。カレーフェス参加不参加問わず、個人的なオススメをまとめます。ちなみに2017年のコスギカレーフェスティバル、スタンプラリーは10月16日より既に開始しており、29日までの開催。集めたスタンプ数に応じて景品がもらえます。そしてコスギフェスタ前夜祭のカレー食べ比べイベントであるコスギカレーEXPOは20日に開催予定となっております。
■1:コスギカレーフェスの立役者「コスギカレー」
武蔵小杉と新丸子の間くらいに位置する素敵なカレーカフェバー的お店です。定番メニューの濃厚スパイシーなチキンカレーをはじめ、日替わりで様々な個性的カレーがいただける楽しさがあります。
テイクアウトも可能で、値段が安いのも嬉しいところ。そして何より、こちらのお店こそがコスギカレーフェスの発起人なんです。発起人の奥村さんは若い女性なのですが、とにかくバイタリティ溢れる素敵な方で、これだけ頑張っている人がいるなら何か協力してあげたいと思わせるようなマンパワーの持ち主。
あくまで街づくり、地域活性化を主眼に置いているからこそ、ここまでイベントが成功したのでしょう。その人柄同様に優しく癒されるカレーです。まずはここで是非!
【カレーおじさん\(^o^)/的評価】
味:★★★★☆
コスパ:★★★★★
雰囲気:★★★★★
マンパワー:★★★★★
■2:ガツンとスパイスのきいた本格インド料理「パンジャビダバ」
本格的インド料理が食べたい方はこちらで間違いなし。店内はおしゃれで女性一人でも入りやすい雰囲気。
メニューの中で個人的におすすめなのがビリヤニです。ホールスパイスがガツンときいた攻撃度の高いビリヤニ。食べていくうちに様々な香りが口の中に溢れ、それが絶妙に混ざり、とてつもない美味しさのパワーが生まれます。ガツンとしたスパイス感が苦手な方は普通のカレーでも十分美味しいですよ。
逆にガツンとしたものが好きな方にはビリヤニの他にコルカタドライチキンも美味しいです。どうせならどっちも一緒に!
【カレーおじさん\(^o^)/的評価】
味:★★★★★
コスパ:★★★☆☆
雰囲気:★★★★★
スパイス感:★★★★★
■3:海鮮カレーチヂミという素敵な変化球「コピーピー」
地元で大人気のタイ料理店コピーピー。ポップでカラフルで個性的な雰囲気のお店は若いお客さんから家族連れ、外国人など多種多様な客層でいつも賑わっています。
定番のグリーンカレーも濃厚で美味しいのですが、こちらにはカレーチヂミという珍しい一品が。カレーのスパイスをしっかり使っている海鮮チヂミで、そのまま食べて良し、スウィートチリソースつけて食べてま良しで、なかなかクセになる味なんです。
王道の料理も変化球も美味しいタイ料理店。グループで行って色々と食べ比べたいお店ですね。
【カレーおじさん\(^o^)/的評価】
味:★★★★☆
コスパ:★★★☆☆
雰囲気:★★★★☆
個性:★★★★★
■4:初心者もマニアも安心のタイ料理店「バカソウルアジア」
武蔵小杉でタイ料理といえばこちらも忘れてはいけません。高架線路沿いにあるこちらのお店はカジュアルな雰囲気で、若い男女で大繁盛。店員さんも日本人メインなので初心者も安心です。
逆にマニアとなると、このようなお店は日本人向けすぎて微妙と感じることも少なくないのですが、こちらに関してはそんな心配は無用。何しろ渋谷の大人気店ダオタイの名物シェフ、インソンさんに所縁のあるお店なので味は折り紙付き。
人気メニューのグリーンカレーはフェス期間はハーフサイズ有り。コームーヤーン(トントロのタイ式グリル)も美味しいので一緒に是非!
【カレーおじさん\(^o^)/的評価】
味:★★★☆☆
コスパ:★★★★☆
雰囲気:★★★★☆
カジュアル感:★★★★★
■5:武蔵小杉カレーといえばここのカレー煮込みははずせない「文福」
コスギカレーフェススタンプラリー参加店じゃなくても、武蔵小杉には忘れてはいけないカレーを出すお店があります。
それがこちら文福。駅前にある老舗の大人気焼きとん屋なのですが、こちらの名物メニューにカレー煮込みがあるんです。「元祖」の文字がついているのはその歴史と人気からくる自信のあらわれ。生姜がきいている濃厚なカレー味の煮込みは昔から変わらぬ確かな美味しさです。
満席で入れないことも多いお店ですが、一人で行けば意外と簡単にすきまに入り込むこともできたりします。確実に食べたいなら早目の時間に行きましょう。
【カレーおじさん\(^o^)/的評価】
味:★★★☆☆
コスパ:★★★★☆
雰囲気:★★★★☆
定番度:★★★★★
■6:味も雰囲気も本格的な南インド料理店「マドラスミールス」
最後にご紹介するのはこちら。ここもスタンプラリー参加店ではありませんが、武蔵小杉でカレーを食べるなら絶対に外してはいけないお店です。
店名にもあるようにミールスという南インドの定食がオススメ。チキンカレー、マトンカレー、サンバル、ラッサム、ポリヤル。このあたりは定番ですが、チェティナード風のフライドチキンがつくのが面白いですね。全体的に辛さはさほど強くありませんが、スパイス感や奥深さはしっかりとしていて、本場の味と言って差し支えないでしょう。
最近は全国的にも南インド料理の名店が増えましたが、こちらもその人気店に引けを取らない名店です。
【カレーおじさん\(^o^)/的評価】
味:★★★★★
コスパ:★★★☆☆
雰囲気:★★★★☆
現地感:★★★★★
この他にも色々と面白いカレー、美味しいカレーを出すお店が多いエリアです。今回ご紹介したのはスタンプラリーやフェス参加店に限らないのですが、スタンプ集めに縛られない自由な楽しみ方も、スタンプ集めの楽しさとまた違う良さがありますから。
武蔵小杉、新丸子は、神奈川県といってもかなり東京寄りのエリアです。電車のアクセスも良いですし、住んでいる方々の雰囲気も本当に素敵な街です。カレーを食べながらただただ散歩するのも楽しいものです。10月末は武蔵小杉でカレーの食べ歩きを楽しんでみてください\(^o^)/
初出:しごとなでしこ
AKINO LEE カレーおじさん\(^o^)/
ヴォーカリスト、パフォーマーとして自身の活動の他、様々なアイドルの作詞作曲振付プロデュースを担当。ヴォイストレーナーとして後進の育成にも力を注いでいる。音楽ライターとしても各種雑誌、ムック本などで執筆を担当。また、カレーおじさん\(^o^)/としても知られ、年間平均900食以上のカレーを食べてきた経験と知識を活かしてTVや雑誌など各種メディアにおいてカレーについて語っている。
http://www.akinolee.tokyo/