「下北沢カレーフェスティバル 2017」が開幕!
今年も始まりました下北沢カレーフェスティバル! 10月6日から15日まで、参加店舗数なんと149店鋪!
下北沢といえばカレーの街という認識もここ数年で定着してきたのは、このカレーフェスあってこそ。下北カレーフェスが始まった当初は「正直そこまで下北ってカレー屋無いし…」と思っていたんですが、今となっては都内でも有数のカレータウンです。
下北カレーフェスの特徴は、普段カレー専門店ではないお店が、この時期に期間限定のスペシャルカレーを出すことが多く、しかもそれが意外と美味しかったりするところでしょうか。また、若い世代の参加者、特に女性の参加者も多く、この時期にはカレーフェスのマップ片手に下北沢を歩く若者の姿がよく見受けられます。
開会式も下北沢らしく、タレントの松尾貴史さんをはじめとした方々のカレートークや、イベント公認キャラのカレーまんによるミニライブ、そして最後には参加者みんなでカレー色の風船を空に飛ばして実に楽しいものとなっていました。
スタンプを集めて、オリジナルグッズをGETしよう!
スタンプラリーももちろんあります。
神田カレーグランプリのように全店舗制覇型ではなく、参加店舗の中からいくつかのお店でスタンプを集めると希望のオリジナルグッズをもらえるというもの。
最小で2スタンプ、最大でも15スタンプ集めれば先着でグッズをgetできるチャンスがあります。気軽に参加できるのも魅力ですね。
参加方法は簡単!
まずはアプリ「I LOVE 下北沢」をインストールし、参加受付ブースで300円支払い、もらったコードを入力すれば手続き完了。
あとは好きなお店で好きなカレーを食べまくれば良いだけです\(^o^)/
僕も今回はスタートダッシュでスタンプ集めをし、記念グッズ制覇してきました。その中からおすすめのお店をいくつかご紹介しましょう。
■1:大阪発スパイスカレーの名店「旧ヤム邸シモキタ荘」
まずは今最も下北沢で話題のお店と言っても過言ではない旧ヤム邸。大阪スパイスカレー文化の中心にいるお店のひとつであり、店舗数も増やし、全てが人気店となっているお店の東京初出店がこちら。
個人的に前々から旧ヤム邸は下北沢に合うので支店出して欲しいと言い続けてたので、この出店は実に嬉しい限り。しかも現状、大阪のお店よりももしかしたら美味しいんじゃないかと思えるレベルの美味しさなんです。メニューは日替わりで、毎日通っても飽きません。和のテイストも取り入れた個性派スパイスカレー。一期一会の美味しさを堪能してください。
【カレーおじさん\(^o^)/的評価】
味:★★★★★
コスパ:★★★★☆
雰囲気:★★★★★
話題性:★★★★★
■2:女性ならではのセンスが光る「カレーの惑星」
まだ新しいお店なのですが、既に下北沢の人気店として確固たる存在感を誇るカレーの惑星。女性が作るスパイスカレーと彩り豊かな副菜は見た目も良く、インスタ映え間違いなし。
カレーフェス限定のプレートは、ドライキーマカレーを中心に、スパイスを使った野菜の副菜が美しく、美味しい一皿。惑星のまわりの衛星のようです。ミニサイズもあるので食べ歩きにも嬉しいです。女性には特におすすめですよ。
【カレーおじさん\(^o^)/的評価】
味:★★★★☆
コスパ:★★★★☆
雰囲気:★★★★★
インスタ映え:★★★★★
■3:人気スープカレー店が手掛けるスパイスラーメン「点と線」
こちらも新店。下北沢でも人気のスープカレー専門店SAMURAI.が手掛けるスパイスラーメンのお店です。カレーラーメンではなくスパイスラーメンがメインなのですが、カレーフェスティバル期間は限定メニューでグリーンカレーつけ麺をいただけます。
こちらはしっかりタイ風のグリーンカレー。カラフルな野菜や肉もしっかりと入っていてバランスも良好。サムライはグリーンカレーキーマなども出していますから、そのこだわりがここに活きているんですね。
【カレーおじさん\(^o^)/的評価】
味:★★★★☆
コスパ:★★★☆☆
雰囲気:★★★★☆
安定感:★★★★★
■4:美味しいカレーパンが何種類も!「ミクスチャー」
下北沢で人気のイートイン可能なカフェスペースもあるパン屋さんです。こちらはカレーパンだけで何種類もあるように、カレーパンに対するこだわりが普段からしっかりと感じられるお店です。
カレーフェス限定のカレーパンはすぐに売り切れてしまうのですが、それがなくても安心。他のカレーパンも全部美味しいです。隠れメニューとしてカレードッグもあり、こちらがまた良い感じ。落ち着く雰囲気なのでカレーフェスの休憩場所としても良さそうですよ。
【カレーおじさん\(^o^)/的評価】
味:★★★☆☆
コスパ:★★★★★
雰囲気:★★★★★
カレーパンの種類:★★★★★
■5:カレー味のティラミス!?「AASU」
こちらは韓国料理バル。そんなお店もフェスに参加しているのが下北沢らしさであり、面白さです。こちらは牛タンカレーメンチがフェス参加メニューで、テイクアウトメインと思いきや、店内メニューに伝説のカレーティラミスなんてのもあるんです!
まず普通に食べるとほんのりカレーなティラミス。そしてマンゴーチリソースをつけて食べるとカレー度が増し、ベリーソースをつけるとスウィーツ度が増すという味変も楽しめます。ネタかと思いきやちゃんと美味しいんです。
【カレーおじさん\(^o^)/的評価】
味:★★★☆☆
コスパ:★★★★☆
雰囲気:★★★★☆
意外性:★★★★★
■6:イタリアンカレーの穴場店「かりべ亭」
今年の下北カレーフェスはスパイシークルージングというテーマで世界各国のカレーが味わえるのですが、世界一カレーを食べない国としても知られているイタリアの料理を出すお店でもカレーをいただけます。
こちらでいただけるのはイカスミカレーライス。見た目は真っ黒。食べてみるとイカの美味しさが凝縮されています。個人的おすすめは牡蠣のソテーを頼み、それをこのカレーに乗せて食べること。最高のイタリアンシーフードカレーになりますよ!
【カレーおじさん\(^o^)/的評価】
味:★★★★☆
コスパ:★★★☆☆
雰囲気:★★★★☆
穴場度:★★★★★
■7:独創的カレー居酒屋「Biff」
最後に紹介するのは下北の隣駅である池ノ上駅近くのカレー居酒屋。看板メニューはとんこつカレー。見た目はとんこつラーメンのようですが、実はカレーライスなんです。
他にもポークカレーや、限定カレー、スパイスを使った各種おつまみやお酒にも全てこだわりが感じられ、そして全てが正しいこだわりによる美味しさなんです。色物に見えて実は実力派。今年の下北カレーフェスを最後に移転予定だそうです。今のお店の雰囲気も素敵なのでフェス期間に是非!
【カレーおじさん\(^o^)/的評価】
味:★★★★☆
コスパ:★★★★☆
雰囲気:★★★★★
独創性:★★★★★
今回は初日、2日目で合わせて18軒まわってきました。流石に食べすぎでお腹一杯ですが、1日で15スタンプ集めた方もいたそうです。実際テイクアウト可能なお店も多いので、カレー軽食やテイクアウト中心に回れば1日でグッズ制覇も十分可能ですね。
たまにはダイエットなど気にせず、思う存分食べまくってみるのもストレス解消になりますし、美味しいカレーを食べてオリジナルグッズまでもらえるとあれば、カレー好きのお友達と遊びに行ったり、カレー好きの恋人とデートだったり、色々な楽しみ方で仲も深まることでしょう。カレー食べ歩きのみならず、カレーフェスに関係のある様々なイベントも行われるこの10日間。カレー好きな方は是非下北沢へ行って、カレーの美味しさやカレーの可能性を感じてください!
参加店舗など詳細は公式HPにて
初出:しごとなでしこ
AKINO LEE カレーおじさん\(^o^)/
ヴォーカリスト、パフォーマーとして自身の活動の他、様々なアイドルの作詞作曲振付プロデュースを担当。ヴォイストレーナーとして後進の育成にも力を注いでいる。音楽ライターとしても各種雑誌、ムック本などで執筆を担当。また、カレーおじさん\(^o^)/としても知られ、年間平均900食以上のカレーを食べてきた経験と知識を活かしてTVや雑誌など各種メディアにおいてカレーについて語っている。
http://www.akinolee.tokyo/