イイコトいっぱい、とわかっていても、バスタブに浸かるのは、ちょっと面倒…。
夏の間はシャワー派だった人も、ゆっくりバスタブに浸かりたいな~って思うような、秋らしい日が多くなってきましたね。
血行が促進され、ターンオーバーが正常化して美肌になる、水圧がかかることでリンパの流れが良くなり、むくみを解消できる、浮力を感じることでリラックスできる、と、入浴にはイイコトがいっぱい。
でも、疲れて帰ってきて、入浴する気力もないってこと、ありますよね。疲れが取れるからとがんばってお風呂に入ってみたものの、そのあとのボディケアまでは行きつけず、翌朝ボディがカサカサ…。なんてことにならないように、ボディケア要らずでスボラできちゃう、入浴剤とボディソープをご紹介します♪
水素&炭酸の効果で、入浴しながらエイジングケア
水素って、なんとな~く美肌にいいらしい、でも実際どうなの? って感じのなでしこさんも多いのでは。
バスクリンは10年前から水素入浴について研究を重ね、2017年6月の日本温泉気候物理医学会総会で、その成果を発表。シミの元を作る活性酸素を発生させたり、コラーゲンを減少させたりと、肌老化を引き起こす要因になる紫外線による肌ダメージを、水素が抑制することが実証されたそう。この研究成果を生かしたのが、バスクリンのきき湯 BATH ESTHE(写真はクリアハーブの香り。他にフレッシュシトラスの香りもあり)個箱(5包)980円(編集部調べ)。
水素は、発生しにくく効果が失われやすいものが多い中、約3分で発生し、8時間効果をキープ。39~40℃のお湯に15分浸かれば、温浴効果を高めて血行促進する炭酸ガスとの相乗効果で、入浴することで肌に潤いとハリ、ツヤを与えます。入浴後の肌を触るとモチッとする感じが!! お風呂に浸かってリラックスするだけで、エイジングケアできてしまうなんて、うれしい限り♪
全身がカサカサしてかゆくなるなら、医薬部外品の保湿入浴剤を
秋冬になると、全身がカサカサするだけでなく、粉をふいたりかゆくなったりしてしまう、超乾燥肌や敏感肌に悩まされているなら、第一三共ヘルスケアの、ミノン 薬用保湿入浴剤<医薬部外品> 480mL 1400円(編集部調べ)。
デリケートな肌に潤いを与える保湿成分、アミノ酸を配合や、炎症を抑えるグリチルリチン酸2Kを配合。低刺激で肌に優しい弱酸性、アレルギーの原因物質を極力排除し、アレルギーテスト済み。肌あたりの穏やかな乳白色のお湯になり、入浴後の肌はしっとりなめらか。入浴後は必ずボディクリームをつける派のカワムラも、塗り忘れるほど! グリーンフローラルの優しい香りです。
体を洗うだけで潤いは逃げる! だからボディソープにもこだわりを
なんと実は、私たちはボディ洗浄剤で洗うたびに、潤いが逃げて乾燥しやすい肌を作っていたのだそう。私たちの肌の潤いを守るバリア機能は、水と脂質がミルフィーユのように規則正しく並んだ、ラメラ構造によって水分を保っているのですが、これまでの洗浄成分は体を洗うときに角質層内部に侵入して、このラメラ構造を壊していた…。だから、体を洗ったあとにカサつきを感じていたのです。
そこで、クラシエホームプロダクツのラメランス ボディウォッシュ(右) プレシャスローズブーケ(左) アクアティックホワイトフローラル 各480mL 756円(編集部調べ)は、ラメラ構造に侵入しない洗浄成分を開発。さらに、ラメラモイスチャーEXを配合し、角質層内の壊れたラメラ構造の隙間を埋めて、洗浄後の肌をしっとりなめらかに保ってくれます。体を洗ったあとに水を弾かなくなりかけていた(涙) カワムラのボディも、水を弾く勢いに!
若肌を保ち、疲労回復や安眠効果も得られる、入浴のコツは、40℃、10~15分、足は下。
疲れをいやし、良質な睡眠に導いてくれるだけではなく、美肌作りにもイイのなら、もっと効果的に入浴したい! 入浴や温泉に関する医学的な研究をされている、東京都市大学 人間科学部 早坂信哉先生によると、40℃のお湯に10~15分、足を下にして入るのがオススメ、とのこと。
「40℃のお湯に浸かると副交感神経が優位になり、リラックス効果が増し、効率良く体を温めることができます。長く浸かり過ぎると、肌の潤い成分が流出しやすくなるので、浸かるのは10~15分がベスト。肩までしっかり浸かり、足を伸ばすか膝を曲げてバスタブの底につけることで、水圧効果が得られ、むくみの解消につながります。また、体の洗いすぎにも注意。肌に必要な潤いを奪ってしまいます。洗浄剤をたっぷり泡立て、泡を全身にすべらせる程度で、十分汚れは落ちます」。
短時間でもいいからバスタブに浸かって、全身美肌を目指しましょう♥
取材協力/バスクリン
初出:しごとなでしこ
河村美枝 美容エディター&ライター
女性誌や美容専門誌、広告などでスキンケアやメイクアップを中心に美容記事を制作。化粧品の新製品開発に携わることも。(instagram/mie_kawamura_bew)