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LOVE

2017.08.16

死にたくなることも……重症化する“婚活病”からの生還3ステップ

婚活、不倫、貧困などアラサー女子を取り巻く記事を手掛けてきたライター沢木文が、その取材から垣間見る結婚したいのにできない女子の特徴を鋭く指摘していきます。

婚活市場での自分の価値を知り、怒りと悲しみに打ちひしがれるアラサー続出

動き出さなくては結婚できないことに気が付いた女性が、30歳の壁が見えたから重い腰を上げる婚活。お見合いパーティや、出会い目的のサークル活動に初めて参加した人が衝撃を受けることは、「アラサーの自分は、もはや結婚相手の女として相手にされていない」という事実。
「年齢制限がない婚活パーティには、20代の女性も来ていて、若ければ若いほどモテる。32歳の私はお呼びじゃないことを知りました。仕事ではまだ若手だし、社会的にも大切にされているので、婚活市場におけるぞんざいな扱いに怒りと悲しみを覚えました」(32歳・出版社勤務)。
その他にも婚活疲れで「悲しくなった」どころか、「死にたいと思った」というアラサー女子多数。
「マッチングアプリで知り合った年下の男の子に夢中になり、旅行代を全額私が出して長野の温泉に。帰京した駅のホームで“男前すぎて女性として見られない”と言われてフラれてしまったときは、瞬間的に死にたいと思った」(33歳・IT関連会社勤務)
ほかにも似たような話は多数あるのですが、全員の共通点は、相手に好かれたいと思ったり、相手から高い評価を得たいと思っていること。これは、恋愛や結婚がうまくいかない女性の特徴です。

なんで私だけ結婚できないのかと悩み、他人の結婚を素直に喜べない自分に自己嫌悪になるという“婚活病”をこじらせていく
自分の方が若いのに、キレイなのに、女子力が高いのに……と思っている間に、対異性での自分の自信がなくなり、恋愛や結婚から遠ざり、気が付けばヨガ、マラソン、登山、飲み仲間と酒場を回る。そして、あっという間に40代になっているのです。それはそれで楽しい人生ですが、結婚をしたいなら、婚活病から脱することをお勧めします。こじらせた期間が長いほど、脱出には時間がかかるはず。

最短で1か月程度の長期計画だと思ってください。下記にその方法について紹介していきます。

結婚をしたいなら、婚活病を脱するためにするべきSTEP3

STEP1 人に嫌われてもかまわないと思って行動する

(c)Shutterstock.com

これは文字通り、相手の反応を気にしないこと。具体的には、友達とランチに行ったとき相手に合わせず好きなモノを食べる。皆は800円のパスタを選んだけれど、自分は1500円のステーキが食べたいと思えば、それを注文してください。他にも、乾杯のとき皆に合わせて飲みたくもないビールを頼まない。キャンプやバーベキューに行ったときも、何もしないというのもおススメの行動です。やりたくないことはやらなくていい。婚活病をこじらせる人は、好かれようと思って行動する頑張り屋さんが多い。しかしその頑張りは、すべて自分への呪いになって還ってきます

STEP2 何かをされても、絶対にお返しをしない

(c)Shutterstock.com

STEP1を達成したら、次の段階へ。それはお返しをしないことです。私は食事をした同士が“いい時間を過ごせた”と思えば、社交辞令としてのありがとうさえ言わなくてもいいと思っています。婚活病をこじらせる女子は、相手に対して対等であろうとします。例えば、先輩などにご飯を御馳走されたら、紅茶とかクッキーなどのプチギフトをお返ししたりします。“ほんのきもち”というふせんを添えて。これは相手からナメられる行動ですし、相手も不要物が返ってきたと思うだけ。私の20年近くに渡る女性への取材を通じて考察するとプチギフトを贈る女性は晩婚化の傾向が強いです。徹底的に“受け取るだけ”という自分を作ってください。今まで多くのモノを他人にあげてきたのですから、もうあげなくてもいいのです。

STEP3 ノープランで一人旅に行く

(c)Shutterstock.com

STEP1とSTEP2が達成できたら、ノープランで一人旅に出てください。理想は1泊2日程度で、適当な新幹線に乗って、ピンときた駅で降りて、気の向くままにどこかに行くこと。その時に、SNSウケなどを狙わず、ひたすら自分のカンと欲望と向き合って行先を決めてください。この旅の目的は、婚活病の病巣である“損をしたくない”という気持ちと“他人から評価されたい”と過度に思ってしまう気持ちを捨てることにあります。恋愛がうまくいかないという女性の旅スタイルを見ていると、ぎっちぎちにプランを詰め込んでいることが多い。自分のカンを信じて、ワガママに生きる。これが自分を幸せにする最短距離なのです。

(c)Shutterstock.com

初出:しごとなでしこ

沢木 文 Writer&Editor

1976年東京都足立区生まれ。大学在学中よりファッション雑誌の編集に携わる。恋愛、結婚、出産などをテーマとした記事を担当。著書に『貧困女子のリアル』『不倫女子のリアル』(小学館新書)がある。


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