キツネ系女子とタヌキ系女子。一般人の世界において、男性にモテるのは?
常々、女には大きく分けて2パターンあると感じていました。それは、キツネ系とタヌキ系です。わかりやすい例で言うと、面長で目がスッとしているキツネ系の代表美人は、天海祐希さんや小雪さん、りょうさんなど。目が大きく頬が豊かなタヌキ系の代表美人は、綾瀬はるかさんや長澤まさみさんなどです。
さて、一般人の世界において、男性にモテるのはキツネ系でしょうか、タヌキ系でしょうか。その答えは、圧倒的にタヌキ系がモテると感じます。パッと見、優しくて、温かそうで、かわいくて、甘えさせてくれそうで……。
そこで、一発で男性を惹きつける、タヌキ系女子の特徴を下記にまとめました。モテたければ以下を実行し、タヌキに偽装すればいいのです。
タヌキ系女子に化ける簡単な3つのポイント
擬態ポイント1.
桜色を思わせるピンク系の服を着る。フリルやリボンなどが付いているとさらに良い
擬態ポイント2.
前髪をつくったセミロングヘアにして、毛先を巻く。髪色は黒かダークブラウンの2択
擬態ポイント3.
アイラインをブラウンにして涙袋を目立たせ、優しそうなピンク系のチークとリップで仕上げる
ちなみに、女性誌で紹介されているおしゃれなメイクは女子会用だと思ったほうがいい。血色チークや最新色のアイシャドウは、モテには不要です。ちょっとダサいくらいのピンクでいいのです。そして、毛先はなるべくクルクルと巻いてエアリーなニュアンスを作る。パールのイヤリングをつけると、さらにモテ度は高まります。
加えて言うと、ちょっとふっくらとしていたほうがよくて、BMI値21〜23くらいが理想的です。仕上げに紺かベージュのローヒールパンプスを履けば、間違いなく男性からちやほやされるようになります。騙されたと思って1回やってみてください。ヘアカットとメイクで1万円程度、服もファストファッションで買えば1万円程度でしょう。
タヌキ系女子擬態を実践したアラサー女子の感想は?
先日、“私はホントにモテないんです”と嘆いているキツネ系のアラサー女子数人に、タヌキ系女子の変装をさせて、合コンに送り込んだら、すっごいモテたと言いつつ、浮かない顔して帰ってきました。
「モテるのは、モテたんですよ。LINE交換も史上最大級にしたし、話しかけられたりもしましたよ。でもその一方で、見下されているようなニュアンスを感じたんですよね。“〇〇ちゃんは、わからないだろうけど~”とか“僕が教えてあげる”など、素の私だったら言われないことを言われましたよ」(35歳・メーカー勤務)
ほかにもモテたけれど、キツネ系女子のままでは受けなかった“親切に見せかけた男性からのマウンティング”を食らい、意気消沈して帰ってくる人も多数いました。
つまり、モテたかったら男性から“かわいい”と思われる女性に擬態すればいいのです。擬態で捕まえた男性と、“深いところで手を握り合った”という実感を得てから、徐々に武装解除していけば、自分が納得いく、恋愛や結婚の縁を引きよせるのではないでしょうか。
初出:しごとなでしこ
沢木 文 Writer&Editor
1976年東京都足立区生まれ。大学在学中よりファッション雑誌の編集に携わる。恋愛、結婚、出産などをテーマとした記事を担当。著書に『貧困女子のリアル』『不倫女子のリアル』(小学館新書)がある。