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LIFESTYLE

2016.11.07

2017年春夏展示会|【グリン】や【Room NO.8】などこれからが楽しみなブランド5選

ファッション業界ではこの数ヶ月は2017年春夏へ向けての展示会ラッシュ。夏が終わったすぐ後なのに、もう春のことを考えないといけないのです。

というわけで、この時期、私の事務所にも招待状が山のように届きます。インビテーションも色とりどりで可愛い♡ さすが春夏展!

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今回もいろんなブランドの展示会に行きましたが、是非紹介したいのは、「ショップをかまえていない」小さなブランド。

ブランド名はショップがないと、なかなか浸透しないけれど、数多のブティックやセレクトショップを彩る、キラ星のような商品たちというのはたくさんあります。

そういったブランドを応援し、広報する私設応援隊。それが「消費家」の役割でもあると思っています。

だから、なるべく常日頃から、このような頑張っているブランドの服やバッグなどを身につけるようにしていて、知り合いや取引先から「どこのお洋服を着ているの?」「そのストールどこの?」と聞かれると、小躍りしながら宣伝しているのです、私。

今回、目に留まった素敵なブランドたちをいくつかを紹介したいと思います。

繊細で華やかなアクセサリーブランド「グリン」

まずは、2007年にデザイナーのmidori yamada氏がスタートさせたアクセサリーのブランドのグリン。みどりさんだからグリンとシャレが効いているブランド名! シンプルなアクセがが多い今では珍しく、エレガントで女性の気持ちが華やかに上がるアイテムがそろいます。

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早速つけてみる。素敵♡ 即購入! 展示会では、デザイナー自らお花を生けて、おいしいジンジャーシロップの炭酸割りをすすめてくれました。商品もおもてなしも含めて「デザイナーの美しい世界観」が演出されています。

うっとりするほど美シルエット「Room NO.8」

続いて、元セレクトショップバイヤーの小島直子さんデザインのお洋服のブランドRoom NO.8。このブランドの特徴は、シンプルなデザインながら、着心地のよさと女性の腕や体型をうまく美しく魅せてくれるシルエット。素敵なオトナの女優さんがドラマやテレビの番組で着用していることが多いというのも納得です。ここでもデザイナーさんが自ら商品の説明、そして美味しい紅茶を出していただきました。ついついおしゃべりに熱が入ってしまい長居してしまった…。

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進化系バッグブランド「FUMIKO ODA」

次におじゃましたのは新規のバッグブランド。IT系のアメリカの企業で働いていた幸田フミさんが若くして立ち上げたブランド「FUMIKO ODA」の初お披露目。

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これからの時代は環境を考えるとレザーは、100%アニマルフリーのエシカル素材と言われています。こちらのブランドのエコレザーは、本当の革と見まごうばかりの高質なものでした。

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見てください。このエレガントな完成度。フラップを取り外せば、シロのシンプルなトートへ大変身。高い投資のバッグだからこそ、こういう色々な使い方ができるものを選びたいですよね。何かと荷物の多い女性には大容量もうれしいことのひとつ。

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個性的でクラフト感のある「ララ セニョリータ」

プラグインという合同展で見つけた、角香織さんデザインのララセニョリータ」。名前の通りの明るい雰囲気、”らら~、ららら~”って感じ!アフリカンバティックをうまく使った、デザインが特徴です。日本だけでなく、海外のセレクトショップなどでも取り扱いのある知る人ぞ知るブランドです。個人的にはカゴバッグがあえてのナチュラルカラーオンリーなところに心惹かれました。

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ララには、こんなウチワがあって、思わずオーダー。これでバーベキューの炭起こしをしている自分を想像してみたり…。小さい方は携帯もできるので、暑い夏にこれをバッグから取り出して仰ぐのも悪くないですね♡

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じわじわブレイク中! バンダナが人気の「BINDU」

「BINDU」(ビンドゥー)は、バンダナ中心のコレクションを展開しているブランドで、今年の夏くらいからじわじわとブレイク中。ひとつひとつ、日本で細かくデザインを起こしてインドで生産しているそうです。

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こうやってたくさんいろんな柄をカゴに入れておき、毎日選びたい! 100センチ×100センチの大判のコットンバンダナは本当に重宝するのでお買い上げ。ストールがわりに巻いたり、バッグの上にかぶせて中身が見えないようにカバリングにしたり、風呂敷としても大活躍。旅行に行くときにも便利なんです。

そんなこんなで、色々なところを廻りに廻っていた一ヶ月。まだまだ展示会は続きます。
クリエイターの熱い気持ちを感じると、自然と心が入って展示会で色々買いすぎる。

これが本当の意味での消費家(いや浪費家?)。
とほほ。

初出:しごとなでしこ

黒島美紀子 MKシンディケイツ代表

消費家・商業マーケティングコンサルタント
アパレル、セレクトショップ・百貨店を経て独立起業して早や10年余。
数々のお買い物の実践と失敗を繰り返し、ファッション、ビューティ、グルメ、ライフスタイルの動向を消費者目線で考察。
また、世界各地の商業スペースやブランドをチェック、
消費活動を通じたマーケティングを行い、企業と消費者を結ぶ。

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Oggi12月号で商品のブランド名に間違いがありました。114ページに掲載している赤のタートルニットのブランド名は、正しくは、エンリカになります。お詫びして訂正致します。
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